#contents *2013-03-30 Software Design 総集編 2001-2012、技術評論社、2013 [#c1fcc88b] &amazon(4774155934,image); -Software Design の 2001 年からの 全PDF 4.7GB -これは良い! 本棚の隅にとってあったのと、切り抜きのスクラップブックは全部捨てた -Send to Kindle で、iPad mini に取り込んで流し読み -Gnome, Ruby, Samba, Java2 などの紹介記事に胸熱 -XMLDB, Webdav, Xen みたいに最近ぱっとしないのも、出たてときは希望に満ちていたんだな *2013-03-30 戦闘妖精・雪風 アンブロークンアロー、早川書房、神林長平、2011 [#c5353b2f] &amazon(4150310246,image); -雪風シリーズの第3巻 -内容がよく分からん -「世界の中心で愛を叫んだけもの」(ハーラン・エリスン、1979) のような、めちゃくちゃな場面展開 -わからなさが面白いのだけど、それを求めて読んだわけじゃない -そういうもどかしさも含めて、著者の手のひらの上で踊らされているんだろう -やりやがったなって言う感じ *2013-03-24 さくら [#id8659f9] #ref(sakura2.png) #br #ref(sakura.png) -門前の桜が、今年も変わらず、申し訳なさげに咲いている -昼間は申し訳なさげに花を散らしていたが、夜見るとなんだかエラそうだ *2013-03-24 星界の戦旗V 宿命の調べ、早川書房、森岡浩之、2013 [#o0f7ce2b] &amazon(4150311064,image); -前巻は 2004 年。もう出ないとあきらめていたけれど、何とかやっつけてくれた感じ。「第一部完」 *2013-03-24 蟲師 8~10(完)、講談社、漆原 友紀 [#p77c21af] &amazon(B009KYBNH6,image); &amazon(B009KYBNIA,image); &amazon(B009KYBNSA,image); *2013-03-23 今日のお散歩 [#jf39dc98] &route(8e22a2cf08d171a14a6d242da6d3216d); -東京国際展示場で背広を買ってくる。某商社のお得意様セールの招待券をもらったので -どうせならと、新橋から「ゆりかもめ」に乗ってみる。写真は、東京ベイブリッジを渡っているときに車窓からとったもの #ref(bridge.png) -帰りは新木場まで倉庫街を歩いて、銀座まで有楽町線。乗った車両は西武鉄道の「飯能行き」。なんか不思議な感じ -築地(東銀座)のいつもの店でマグロを買って帰る。本マグロの中トロ一冊 1000 円也。高級店に卸せなかった端材 (切断ミスで形がいびつ・筋が多いなど)。下手な寿司屋のマグロならこちらの方が旨い。 *2013-03-17 蟲師 2~7、講談社、漆原 友紀 [#g74af51c] &amazon(B009KYBN76,image); &amazon(B009KYBN7Q,image); &amazon(B009KYBN94,image); &amazon(B009KYBNDU,image); &amazon(B009KYBNC6,image); &amazon(B009KYBNFI,image); -Kindle でマンガを読むのにもなれてきた -使い始めた当初は、線や文字がドットに見えて、紙で見るよりも汚い印象を受けた -客観的には、マンガ雑誌の質の悪い紙よりも iPad mini (Kindle) の方が原画の再現性が高いはず -ところが、長年の経験により、紙に書いてある荒いドットの集まりは脳内補完されて、なめらかな線や文字として認識されている -しばらく Kindle を使っているうちに、Kindle でも脳内補完が効き始めて、絵や吹き出しに違和感が無くなってきた ---- -情報媒体そのものとしての使いやすさは、紙 > Kindle -しかし、空いた時間をちょこちょこ使って本を読まなきゃいけない自分にとっての利便性は Kindle > 紙 -「収容所群島」や「選択本願念仏集」「正義論」みたいに腰を落ち着けて読まなきゃいけない本なら紙の方が良いけど、専門書やマンガ、小説、新書なんかは Kindle 版があれば Kindle にしちゃうかな *2013-03-17 Wikipedia に寄付をした [#f864ed5d] -http://wikimediafoundation.org/wiki/%E5%AF%84%E4%BB%98 -大判の辞書を買ったと思って *2013-03-10 ベランダで花咲いた [#r9989870] #ref(flower1.jpg) #br #ref(flower2.jpg) #br #ref(flower3.jpg) *2013-03-03 みみ、だいぶよくなってきた [#t3a13977] &jpg(mimi); (← 画像検索で "mimi" をキーワードに出てきたやつ http://mimi.jpg.to ) -耳鼻科に行く前 |環境 |症状|h |普段 |重い感じ| |静か |重い感じ + キーン音| |とても静か|うるさいくらいのキーン音| -今日は |環境 |症状|h |普段 |気にならない| |静か |少し重い感じ + 耳を澄ますとキーン音| |とても静か|キーン音| *2013-03-03 確定申告 [#y2e5d2d7] -国税庁の Web サイトで申請書を作成して郵送。 --http://www.nta.go.jp/tetsuzuki/shinkoku/shotoku/kakutei.htm -給与も証券口座も源泉徴収なのに確定申告をするメリット --寄付金控除 --払いすぎた税金の還付 3月 A 株の売却で 10 万円儲かった → 取引時に 1 万円源泉徴収 9月 B 株の売却で 5 万円損した ----------------------------------------------- 通算 5 万円儲かった → 税金は 5000 円でよかったはず = 5000 円還付 #br ※ 証券口座が源泉徴収なしの場合は、20 万円以下の利益なら無税。めんどくさいから「源泉徴収あり」にしているけど・・・ #br --損失の繰り越し。3 年間の損失を通算できる 2011年 100 万円損失 2012年 20 万円利益 → 取引時に 2 万円源泉徴収 とすると、2012年度の確定申告で 2 万円還付されて、残りの非課税枠は 80万円損失 -2012年は株式の売却をしていないので、損失の繰り越しと、寄付金控除のためだけに確定申告 -2013年3月末で、2011、2012 におなかいっぱい買い込んだのを売り切って、あとはおとなしくしている予定。いくら何でも PER 高すぎ。こんなでたらめがいつまでも続くはずが無い。来年の確定申告でいっぱい還付されると良いなぁ・・・ *2013-03-01 蟲師(1)、講談社、漆原 友紀、2000 [#d65027d2] &amazon(4063142558,image); -Kindle on iPad mini で初めて漫画を読む --× やはり自宅でくつろいで読むならば紙に一日の長がある。コミックのざらざらの紙に低い解像度で印刷してあっても、脳が自動補完してなめらかな絵と認識する。でも、液晶ディスプレイではノイズとして認識してしまうのは我ながら不思議 --○ 購入の手軽さ。第29回(2005年) 講談社漫画賞受賞作なのに在庫のある本屋さんが近在((「神保町」も近在!))に無い。Kindle でなら、購入した次の瞬間には iPad mini で読める --○ 出先でのちょっとした空き時間に一話読むには Kindle 版が良い。さすがに、あるかないかわからない空き時間のためにコミック本を持ち歩くのはばからしい。iPad mini は、どうせメモ帳がわりに持ち歩いているので、そこに多少データが増えても重さは変わらない -舞台は、幕末~明治初期の日本に似た世界。その世界では、動物や植物とは別に「蟲」とよばれる生き物が存在している。 -多くの人は「蟲」を認識できず、まれに妖怪や幽霊として物語に登場するくらい -ところが、何かの事情により、「蟲」が人間社会に悪影響を与えることがある -主人公の「ギンコ」は、そのような事件を解決しつつ諸国を行脚している「蟲師」 -[デッキチェア探偵 + 芥川龍之介風昔語り + SF] といった感じ *2013-03-01 陰陽師 -天鼓ノ巻-、文春文庫、夢枕獏、2012 [#hc40d075] &amazon(416752824X,image); *2013-03-01 何らかの事情、筑摩書房、岸本佐和子、2012 [#md31b353] &amazon(4480815163,image); -翻訳家の岸本佐和子さんのエッセイ集 -"しゅーる" --「め」と「ぬ」が似ていることから、ひらがなには、それぞれ友好関係、敵対関係があるのではないかという妄想が始まり・・・ --ロズウェル事件のものとされる宇宙人の写真から妄想が始まり・・・ *2013-03-01 財政破綻でもうける方法、Amazon、藤沢数希、池田信夫、2013 [#sd3f5e7e] &amazon(B00BF25GWY,image); -雑誌の対談のような感じ -木戸銭 315 円で 60 ページの小冊子は悪くない *2013-03-01 みみ [#zedf79e2] -ここ2週間ほど、耳に圧迫感があり、静かなところではキーンという高音の幻聴があった。目眩と吐き気が出てきたので耳鼻咽喉科に行く。 -大学病院を紹介されて精密検査をすることになるかも知れないから、一日休みにして朝から受診。 -鼻炎と耳垢で通気が悪くなっており、外気との気圧差で鼓膜がずれたのが原因だろうとのこと。あと2~3度通院して通気すれば良くなると言われた。 -耳の奥に耳垢が相当たまっており、掃除機のような器具で吸い取る。かなりパリパリと音がした。すっきりした。 -耳の圧迫感と幻聴はすぐにはよくならなかったが、目眩と吐き気は無くなった -目眩と吐き気は、「突発性難聴だろうか?」とか、「脳梗塞では無いか?」と心配したことからくるストレスが原因だったようだ。相変わらず器が小さいことを自覚させられる。 -(元祖)吉祥寺にお参りして帰る。安心したので夕方まで寝る。 *2013-02-17 不愉快なことには理由がある、集英社、橘玲、2012 [#j8a4069b] &amazon(4087806634,image); -週刊プレイボーイの連載コラムを加筆したもの -原発問題、いじめ、生活保護、税制、領土問題などに対する別の見方 -我々の社会は、様々なフィードバックループが複雑に絡まり合っている複雑系であり、そもそも問題に対する根本的な解決策はない -人類が誕生してから 50 万年。そのうち、文明社会はせいぜい 5000 年、工業社会はせいぜい 100 年。人間の心理は、近代社会ではなく、狩猟採集社会に適合したもの。そこのところを考えて施策を行う必要がある。机上での合理的な施策が必ずしも上手くいくとは限らない。 *2013-02-13 十字軍物語3、新潮社、塩野七生、2011 [#l6418c5c] &amazon(4103096357,image); -パレスチナをめぐるキリスト教とイスラム教の共存と闘争の歴史 -現地で手を血で汚している人間が共存を選択し、戦場から遠く離れた人々が最終的解決を望んで戦士を戦場に送り出す逆説 -観念の世界に生きている人々(宗教家) は、敵対勢力を絶滅して恒久和平を求めがちだが、それは不可能 -とすれば、我々は妥協によって当面の和平を達成して、それを続けていく努力をする必要がある *2013-02-13 昭和史(下) 、東洋経済新報社、中村隆英、2012 [#pd1cdcc4] &amazon(4492061878,image); -下巻は、敗戦 1945 ~ 昭和天皇崩御 1989 -終戦直後は、焼け跡をいちから立て直すための遠大な計画をもった人々が、ちょうど良いタイミングで登板して、ちょうど良いタイミングで降板した感じ --芦田内閣が大規模な補助金で戦後復興のエンジンをかける。 --そこへドッジがやってきて均衡財政と経済自由化をすすめて、戦時経済の中で親方日の丸体質になっていた企業を自由競争に耐えられる体質に改善する。 --普通であれば不況になるところが、運良く朝鮮戦争が始まる --そこへ吉田茂が登場して、全面講和を排してアメリカと単独講和を達成 --独立が達成されると、鳩山一郎が保革連合で首相になりソ連との講和を達成 --やがて、吉田学校(吉田内閣で、官僚から転じた政治家) の卒業生である岸伸介や池田勇人によって高度成長が始まる -この時期の日本では、「やりたいこと」が ある人々が大勢いて、たまたま権力の座についた一瞬に、最もやりたかったことを実行した感じ。一仕事終えると何故か権力の座から放逐されて、つぎの「やりたいこと」をもっている人が権力の座につく。 -高度成長が達成された 70 年代になると、やりたいことが無くなる --1968年からの学生運動は結局何がやりたかったのか不明。学生運動が最も激しかったときに、自民党は議席を伸ばしているし、当事者の多くは、すんなり卒業して体制側の人間になった。残った人間は社会を動かすための運動をあきらめ、運動のための運動として先鋭化 --政治も権力維持のための権力となり機能不全に陥る。田中角栄の日本列島改造論も、長年温めていたアイデアと言うよりも、求心力の低下に対応するための窮余の策だった *2012-02-08 Audi, vide, tace, si tu vis vivere in pace [#x8d7a9c1] #jpg(三猿) 古代ローマの格言「見よ、聞け、黙れ」 *2013-02-03 十字軍物語2、新潮社、塩野七生、2011 [#aa289017] &amazon(4103096349,image); -前巻ではイスラム側の混乱が幸いして十字軍国家が打ち立てられた -今度はイスラム側に英雄が現れる -西欧諸国の関心が薄れる中で、シリアを統一したヌラディンにより、十字軍国家の橋頭堡たるエデッサ伯領は陥落 -しかし、救援に訪れた神聖ローマ皇帝とフランス王の率いる第二次十字軍は敗走 -癩病に犯されながらも、各地の封建領主や騎士団をまとめ上げて防衛に努めたボードワン4世が死ぬと、十字軍国家は空中分解を始める -ちょうど同じ頃、イスラム側はサラディンによってエジプト・シリア・イラクが統一される -三方から攻め寄せるサラディンによってエルサレムは陥落。キリスト教側にはわずかな港湾都市が残されるのみとなった *2013-02-03 北国の帝王、ロバート・アルドリッチ、1973 [#vf9534d2] &amazon(B001O2XT7Y,image); -あらすじ --舞台は 1930 年代のアメリカ。大恐慌で職を失った多くの人々が貨物列車に無賃乗車して各地を転々としていた --彼らホーボーのあいだで「北国の帝王」と呼ばれる伝説のホーボーと、ホーボーを金槌で殴り殺すこともいとわない 19 号車のシャック車掌との戦いに、帝王にあこがれる若者シガレットが加わって繰り広げられる無賃乗車 -いい歳をしたオッチャンが、下らないことに男の意地を賭けて戦う娯楽大作 -今風の映画なら、新参のシガレットの成長が描かれるんだろうけど、小僧は黙ってろとばかりに、無様に失敗を繰り返す --「次の駅で切符を買ってニューオリンズへ行け!」 -一方で、たかだか無賃乗車を巡る帝王とシャック車掌の諍いはどんどんエスカレートしていき、最後にはナタとチェーンでの殺し合いになる -ホーボーは、元々は日本人の季節労働者のこと「方々」 *2013-02-03 日本のいちばん長い日、岡本喜八、1967 [#v3294f8e] &amazon(B0007W7GPS,image); -すげーな、日本でもこういう映画を作れたんだ -あらすじ --1945年8月14日のポツダム宣言受諾の決定から 15日の玉音放送に至るまでのドラマ --沖縄が壮絶な地上戦で灰燼に帰し、広島・長崎が原子爆弾で蒸発し、東京は戦略爆撃で廃墟となっている。そして、アメリカの大艦隊が千葉沖に迫り、ソ連が北海道に迫る。 --そんな状態でもポツダム宣言受諾を決議するための最高戦争指導会議は紛糾。ようやく全ての国務大臣が署名して、8月14日深夜に玉音放送が録音される。 --しかし、8月15日正午の玉音放送までもう一波乱。近衛連隊が反乱を起こして宮城を占拠。録音版を奪おうと宮内省を家捜しする。 --録音版は徳川侍従長によって守られ、翌昼には玉音放送が放送され無事終戦を迎える -阿南陸相役の三船敏郎を初めとして、軍人たちが意図的に魅力的に描かれている -立派な軍人が意地を貫いているその瞬間にも、沖縄の掃討戦で市民が犠牲になり、特攻機が発進し、広島・長崎では放射線を浴びた人々が地獄の苦しみを味わっている -そして、その逆説として、軟弱な講和派 (鈴木貫太郎首相役の笠智衆) こそ真に英雄的な働きをしていたことが浮き彫りになる *2013-02-02 Heghlu'meH QaQ jajvam ! [#u5fcc873] &youtube(xVfVFpYqOIg,4:3s); *2013-01-12 英国王のスピーチ、シー・ソウ・フィルムズ、2010 [#u06b0d55] &amazon(B007VYVIH2,image); *2013-01-12 Why Not Give Rifure a Chance、Noah Smith、2012 [#c5724b03] -http://www.scribd.com/doc/118287781/Why-Not-Give-Rifure-a-Chance-By-Noah-Smith -他人ごとのリフレ派( rifure-ha )支持論 ⌣ ---- -日本では、安倍晋三が総理大臣に復帰し、アメリカのリフレ派よりもより極端なリフレ政策が実行されようとしている -私は、リフレ派の言うように中央銀行がマクロ経済をコントロールできるとは思わない。もしもインフレを達成できるとしたら経済が破綻したとき。それに、安倍首相にはリーダーシップなんてないから結局のところ何もできないだろう(前回首相になったときには困難な状況で政権を投げ出した) -でも、リフレ政策はやってみる価値はあるかも知れない -現在日本は、GDP の 140% にのぼる膨大な債務を抱えており、誰かがツケを払わなきゃいけない --方法1: 増税 → 若者がツケを払う --方法2: リフレ → インフレで債務の実質価値が減る = 資産の実質価値が減る → 資産を持つ中高年層がツケを払う -インフレを制御できなくなるのでは ? --その可能性は低い --仮にハイパーインフレになっても、この世の終わりではない。しばらくの間きついだろうが、やがては身軽になって再始動できる *2013-01-08 Programming Clojure、Ohmsha、Stuart Halloway、2010 [#h14443b7] &amazon(4274067890,image); *2013-01-06 特許庁:新システム断念 支出50億円、計画作り直し、毎日新聞 [#n4731795] http://mainichi.jp/select/news/20130105dde001010008000c.html 2月にも新基幹システムの開発計画を作り直し、業者選定に入る。 ただ、完成は22年以降にずれ込む見通しで、今後10年前後は現行システムを改修しながらの運用を強いられる。 新システムの導入を前提に計画されていた出願業務迅速化や特許、商標登録の多様化などのサービス拡充策に影響 が出る可能性もある。 ────∑(゚Д゚ll)──── *2013-01-06 JUnit実践入門 -体系的に学ぶユニットテストの技法-、技術評論社、渡辺修司、2012 [#d5cbb275] &amazon(477415377X,image); -[[JJUG 2012 Fall>Random Memorandum 2012Q3#ied311db]] の講演を聴いて即注文 -前半は、JUnit 4.4 の入門書 (JUnit 4 とかなり違ってきている) + Eclipse との連携 + Maven との連携 -後半は、テスト駆動開発(TDD)・振る舞い駆動開発(BDD)・継続的インテグレーション(CI) など、ソフト開発全体のエンジンとしてのテストの話 -メモ → [[Java xUnit>Java#c779134f]] *2013-01-05 十字軍物語1、新潮社、塩野七生、2010 [#ce346b80] &amazon(4103096330,image); -そもそものはじまりは、神聖ローマ皇帝とローマ教皇の対立から。 -皇帝によって権威を脅かされていた教皇ウルバヌス2世は、1095年の公会議で聖地奪回を訴えた。非常事態を宣言することによりローマ教皇の権威の回復を図ったのである。 -教皇は、フランス王や神聖ローマ皇帝に準じる人間の元で、統制のとれた軍事行動を期待していた。 -ところが、まず立ったのは持たざる者による貧民十字軍 → 中欧・バルカン半島で略奪を繰り返しつつコンスタンティノープルに到着、中央アジアに入ったところでトルコにより壊滅 -次いで立った第一次十字軍は、有志連合の総勢五万 --トゥールーズ伯サン・ジル --ロレーヌ公ゴドフロアと弟ボードワン --ブーリア公ボエモンドと甥タンクレディ --教皇と対立していた神聖ローマ皇帝には呼びかけすらせず、フランス王は代理の弟に申し訳程度の軍勢をつけて派遣 -初戦は、力をもてあましていたチンピラが異境で暴れ回る痛快アクション -しかし、彼らは異教徒との厳しい戦いを通じて軍略や民政を身につけ、政治家として目覚める。 -最後には、キリスト教国のフロントラインを担う者としての自覚に目覚め、十字軍国家の樹立に成功した&br; &jpg(十字軍国家); -エデッサ伯領 : ユーフラテス川上流。十字軍国家の中近東方面の橋頭堡 -アンティオキア公領:シリア -トリポリ伯領:レバノン -イェルサレム王領:イスラエル。十字軍国家の長。エジプトと対峙 ---- -[NEWS] シリア:政府軍、世界遺産地域に空爆、毎日新聞、2013-01-05 -http://mainichi.jp/select/news/20130106k0000m030061000c.html -政府軍が反政府軍が立て籠もるクラック・デ・シュバリエを空爆 -クラック・デ・シュバリエは、シリア南部の要衝。タンクレディが要塞化。後に聖ヨハネ騎士団に譲られて、十字軍時代を通じて強化された *2013-01-03 今日のお散歩 (花園神社→靖国神社→神田明神→湯島天神→根津神社) [#x9f3d79f] &route(93d6656ca882d562ed15aecca229ead4); -花園神社 : 郷社 (内藤新宿の土地神) -靖国神社 : 英霊 -神田明神 : 平将門 (逆賊 → 祟神) -湯島天神 : 菅原道真 (辺境に左遷 → 祟神) -根津神社 : 須佐之男命 (出雲に王朝を築くも大和王朝に吸収される(準祟神)) *2013-01-02 初夢は電車に乗り遅れる [#ufe36848] &jpg(intercity-express); -ドイツでなにかの仕事が上手くいったので、どうせならばと &wiki(ICE){ICE3MF}; でパリに行くことにした -大深度地下の発着駅に向かって下る長いエスカレータは、周りだけ薄明るく行き先は見通せない -たどり着いた地下駅は、岩肌がむきだしで天井に埋め込まれたスポットライトが点々とともっている -今出る列車の乗車券があるというので、釣りは要らぬと金貨で購入し、電車に飛び乗る -そういえば行き先を聞いていなかったことに気づいたが、どうせ暇な身だ、どこへでも行きやがれという心持ちで、とりあえず乗車券に記されていた 19-4 の席を探すことにする -あぁ、ここだと山小屋の簡易ベッドに腰掛けると、牧草地に立っていた -ここも電車の中なのかと思っていると、遠くで発車ベルの音がした *2013-01-01 絵で見る十字軍物語、新潮社、塩野七生、2010 [#ubd066c2] &amazon(4103096322,image); -十字軍三部作の序章 |第一次十字軍|1096-1099|平和なパレスチナに北欧の蛮族が殴り込み。十字軍国家が作られる| |第二次十字軍|1147-1148|イスラム教徒の反撃に対して、十字軍国家を救援するために派遣される。失敗| |第三次十字軍|1189-1192|サラディンによってエルサレム奪還される。リチャード獅子心王が激戦の末に講和。エルサレム巡礼の自由は保障された| |第四次十字軍|1202-1204|なぜか、ハンガリーと東ローマ帝国を征服| |第五次十字軍|1218-1221|エジプト征服を目標に派遣されるも壊滅| |第六次十字軍|1128-1129|一滴の血も流さなかった十字軍。神聖ローマ皇帝フリードリヒ二世は内乱に悩まされていたエジプトと講和しエルサレムが返還される| |第七次十字軍|1248-1149|エジプト征服を目標に派遣されるも壊滅。フランス王ルイ九世が捕虜となる| |第八次十字軍|1270|莫大な賠償金を払って釈放されたルイ九世がチュニジア征服を目論むも途上で病死| |第九次十字軍|1271-1272|エジプトの攻勢の前に十字軍国家は次々と陥落。救援のために派遣されるも成果を上げられないままパレスチナよりキリスト教勢力は一掃される| -十字軍の歴史の中での劇的な場面を銅版画と地図と概略でおさらい。銅版画は 18C 初頭のフランスの歴史小説の挿絵 ----- [[Random]]