#contents *2014-09-28 THE BEST OF ERIK SATIE, Warner [#wd2f6937] &amazon(B00JBJWEU0,image); -数日前より、なぜか Gnossienne が脳内でリピート再生。 -itune ライブラリにも書庫の CD 棚にも見当たらない。久方ぶりに CD を買う。何時何処で聞いたんだろう -記憶の中では、三流の怪奇小説に薄気味悪さを追加すための定番曲ぐらいの位置づけだったけど、改めて聞いてみるとそんなものではなかったな。より深刻な不安定感、閉塞感、そして、危うい均衡の中での平穏な生活。 -と思ったら、思いもよらない様なふざけた曲&br; &youtube(IUAF3abGY2M,4:3s); *2014-09-28 A-One 手作りステッカー マグネット 2セット 28839 [#x1c3795a] &amazon(B000G2Y6GG,image); -あじゃいるの帆船メソッドのためのシートを作ってみた #ref(sailboat.png) #br &ref(sailboat1.png); &ref(sailboat2.png); -注意事項 --プリンタの印刷設定は印画紙に写真モードで --ラミネートシートにも裏表が有る。糊がついているほうを印刷面につける --プリンタの印刷設定は、用紙:印画紙 ・ モード:写真モード --ラミネートシートに裏表が有る。糊がついているほうを印刷面につける --磁石にはオモテ・ウラがある。冷蔵庫にでも貼って確認する --ラミネートシートを貼り付けるときは、説明書に書いてあるようにタオルを巻いた定規で押しながらゆっくりとやる。そうしないとボコボコになる。説明書の通りやると結構きれいにできる --完璧は目指さないこと。「必要十分。素人芸にしては立派なもんだ」キーワード *2014-09-23 iOS8 [#cea54c1b] -iPhone 5s と iPad mini を iOS8 にアップグレード -あんまり変わった様に思われない -いいところ --Siri に 「この曲なに?」機能がついた --MVNO (IIJ mio) でも Docomo版 iPhone 5s でテザリングができるようになった。 -ヘルスケア、なにそれ食えるの? *2014-09-23 昨日までの世界(下)、日本経済新聞社、ジャレド・ダイアモンド、2013 [#w63dc2e0] &amazon(4532168619,image); -危険に対する考え方 --偏執狂的に危険を避ける ---文明社会に比べて、未開社会では、一度けがをすると一生障害が残ったり死に至る確率が高い ---大木のそばでキャンプをしていて、突然木が倒れてくる確率が 1000 分の 1 の場合。観光客ならば、大木のそばでキャンプしてもよい。しかし、毎日ジャングルで暮らしている現地民が大木のそばでキャンプすると、一生に一度は大木の下敷きになる。 --しかし、リスクには果敢に挑戦する ---リスクを冒さなければ食料が手に入らない ---シュートを打たなければ点は入らない ---ただし、十分にデンジャーを考えて。アフリカのクン族は、ライオンの獲物を横取りするが、挑みかかるのはおなかがいっぱいの群れからだけ --リスクを分散する ---中世イングランドやニューギニア高地の農民は、細切れの小さな農地をあちこちに持っている。経済学者はこれを嗤うが、農地を分散することにより全滅を避ける事ができる。必要なのは、上手くいった時の最大収穫量を増やすことではなく、最悪の場合にも次の春まで生き延びられる収穫を得ること ---多様な食物を食べるようにして、救荒作物(美味しくないけど、飢饉のときにも一定の収穫が有る)の知識を受け伝える --病気 ---伝統医学には、経験の集積がある。衛生を保つ習慣や、膨大な薬草の知識 ---しかし、系統的な知識ではないので、この分野に関しては科学的な方法のほうが断線良い -宗教 --進化によって得られたもの --理解できない現象を説明する --不安を軽減する --癒やしを提供する --見知らぬ他人を結びつける --(不自然な風習や変な仕草で)敵と味方を分ける。 -多言語主義 --未開社会は多言語社会 --マルチリンガルは、ものの見方を豊かにしてくれる --言語は文化そのもの --残念なことに、現在 7000 ある言語は、22世紀には 100 程度になってしまうと予想される --まだ、望みが有るならちゃんとお金をかけて子供に教育しよう。だめでも言語学者が記録を残すようにしよう。言語が絶滅するに任せていると、人類全体のものの見方がどんどん貧しくなっていく -塩・砂糖・脂肪・怠惰 --人類の歴史の殆どで、塩・砂糖・脂肪は希少。 --それらを旨いと思うように進化してきた --文明の力で豊富に手に入るようになっても、本能に従ってあればあるだけ食べちゃう --アメリカ先住民の脂肪とりすぎとか、秋田の農村の塩とりすぎとか --政策的な取り組みで是正する必要があるし、効果が上がっている --糖尿病は飢餓対策。食物を脂肪として溜め込みやすくし、飢餓の時に使う。 -「昨日までの世界」を学ぶ意義 --近代社会が成し遂げてきた良いものを認識させてくれる。多くの人が安心して暮らせる社会基盤 --「昨日までの世界」から学ぶべきもの。食生活や法的責任に縛られない人間関係 --近代社会と違うものの見方 *2014-09-22 冷たい炎の画家ヴァロットン展 @ 三菱一号館美術館 [#u34a989f] #ref(vallotton.png) -http://mimt.jp/vallotton/top.php -休みにするつもりだったけど、急ぎの用で午前中仕事 -神田まつやで上親子を食べて元気回復 -東京まで歩いてヴァロットン展を観る -ヴァロットン (1865-1925) スイス生まれの画家。パリで活躍する -近代絵画の歴史がまるまる --浮世絵(ジャポニズム) --→ 伝統的な西洋絵画のように遠近法を使って見たままに書かなくていいんだ --→ 浮世絵って、よく見たら記号の集まりだよねぇ。現実を記号化しちゃえ --→ 記号を伝統的な西洋画の技法でリアルに書いたら面白い -全盛期の不安定で皮肉の効いた構図 --チケットは「ボール」。近景は斜め上からの視線、遠景は正面からの視線。両者には、とにかく断絶が有る。大人と子供の世界の断絶が感じられるのはもちろん、不安定な構図は、大人が目を離した隙に子供のみに何かが起きるのではという不安が呼び起こされる --「ポーカー」広い部屋の端の遠景でポーカーをしている家族。裕福な画商の一人娘と結婚した貧乏画家の疎外感 --「夕食、ランプの光」暖かな光のある夕食の風景。テーブルを囲む夫人と子どもたちは楽しそう。しかし、一家の主人は後ろを向き、その後姿は希薄な影のよう --「貞淑なシュザンヌ」でっぷりと太った二人の紳士と何事か話している婦人。その口元には厭らしい笑みが -晩年の作品はもっと明るくなる --女性のリアルだがデザイン化されている裸体画。まんまメキシコ近代絵画 --神話シリーズ。「アダムとイブ」に大受け。アダムとイブが裸体の中年のおっちゃんとおばちゃん。おばちゃんは、露骨に悔しがっていて、おっちゃんはそれにうんざり顔。 *2014-09-20,21 疲れたので寝る [#b4a83509] -丸々二日間寝る *2014-09-15 昭和16年の敗戦、中公文庫、猪瀬直樹、1983 [#r61b6abd] &amazon(4122053307,image); -1941年 (昭和16年)、東京に、英国の国防大学をモデルに総力戦研究所が作られた --各省庁・大企業の中堅エリートを集めて、次世代のトップ層を育成するとともに、彼らの間に横のつながりを作る -時代は、近衛内閣が日中戦争の収束に失敗し、東條内閣が成立した頃 --すでに日中戦争は泥沼化して、国家財政は破綻寸前だった --また、石油・鉄屑の禁輸により早晩戦争の継続は困難になることが予想された -そんな状況で見切り発車的に始まった総力戦研究所には、ろくなカリキュラムが用意されていなかった -そこで始まったのが、対米戦のシミュレーション。研究生で擬似内閣を作り、対米戦のシミュレーションをおこなったのである --研究生が出身官庁や企業から持ち寄った実際の数字を元に作ったシナリオはかなり正確 --ハワイ奇襲がフィリピン奇襲になっているのと、原子爆弾の発明以外はほぼ史実を正確に予言している --別に、複雑な数式を弄したわけではなく、”日本の建艦能力 < 一年あたりの予想損害" で、3年を待たずして日本への資源の供給は途絶するというだけ -同時期に本物の内閣でも対米戦のシミュレーションが行われていた --しかし、そこで行われていたのは、なんとか戦争を継続できるという数合わせ --戦後に猪瀬がインタビューしたところによると、誰もが無茶な数字だと思いながら、求められた数字を上にあげていた -日本は、1941年12月8日の真珠湾攻撃で、アメリカの太平洋艦隊を壊滅させた後、その間隙をついて東南アジアの油田地帯を占領する。しかし半年後の 1942年6月5日、ミッドウェー海戦で早くも空母艦隊を喪失し、東南アジアと日本を結ぶシーレーンは断絶する。 ---- -「夫未戦而廟算勝者、得算多也。未戦而廟算不勝者、得算少也。多算勝、少算不勝。而況於無算乎。吾以此観之、勝負見矣。」(孫氏兵法第一篇「始計」) --シミュレーションで勝ったということは勝算があるということである --シミュレーションで負けたということは勝算が少ないということである --実際の戦争でも勝算が多いほうが勝ち、少ないほうが負ける --ましてや勝算がない場合に勝てることがあるだろうか --それゆえ、私はシミュレーションを見れば、勝敗が事前にわかるのである -太平洋戦争は、残念なことに「況於無算乎」。実務を担う人間が、誰もが無謀であることを知りながら何故か開戦に踏み切った。もちろん首相であった東條英機も例外ではない -3年後に敗戦を迎えることは分かっていながら、明日の会議で波風を立てないように数字を作っていたのである -何十年も爪を研いで、いよいよ侵略に打って出たわけでもなく、熱狂にかられて無謀な戦争を始めたわけでもない。負けることが分かっていて始めた戦争 |人口 |7100万人| |動員数|610万人| |戦死 |212万人| |うち餓死|140万人(6割)| -日本人なら一度靖国神社と遊就館に行くべきだ。当時のヤケクソがそのまま保存されている。 *2014-09-11 Postgresql 9.4 セミナー @ 東銀座 [#d80c13b2] -SRA OSS, Inc 主催 -Postgresql 9.4 で導入予定の JSONB の紹介 -開発者の Oleg さんの公演 #ref(Oleg.png) --http://www.sai.msu.su/~megera/ --モスクワ大学の物理学者 -jsonb = hstore + json --hstore, json |データ型|導入|>|概要|検索性能|h |hstore|7.4(2003-)|key-value store|単純なデータしか格納できない|速い| |json |9.2(2012-)|document store |構造化されたデータを格納できる|遅い| --構造化されたデータでも素早く検索できるようにしたい --jsonb は、json を hstore 並みの速度で検索できるようにしたもの -jsonb では、json を文字列ではなく構造体として格納する --改行やスペースは削除される --データは、項目名順にソートされる -jsonb では、hstore と同じ GIN (Generalized Inverted Index) が使われる -ライバルの Mongo DB よりも速い。Mongo DB のインデックスは B-Tree なので遅い (`・∀・´)エッヘン!! -Optimizer は、9.4 では間に合わなかった --SQL 文の書き方によって、10倍~100倍検索性能が変わってくる --9.4 の plugin として使えるようになる予定。9.5 で本体に導入予定 -現時点でドライバレベルでの対応は無し --Java, Ruby, C# などで、オブジェクトとJSONBのマッピングは未対応 --RDB とは JSON を文字列としてやりとりし、オブジェクトとのマッピングはアプリ側で parse/serialize する。 *2014-09-11 F/C 70S-3Z [#tcd968b2] &amazon(B00DVDIRY4,image); -東銀座からの帰りに、髭剃りの替え刃を購入 -あと、王子サーモン((銀座の王子製紙の裏。ロンドンに木材チップを買い付けに行った当時の社長が、レストランで食べたスモークサーモンに感動し、日本でもあの味をと事業部を立ち上げた))を通りかかったら切り落としがあったので、2パック購入。あとで押し寿司にする。 *2014-08-21 Agileふりかえりから価値を生み出す、InfoQ、Luis Gonçalves & Ben Linders、2014 [#xe17741b] #ref(agyle.png) -http://www.infoq.com/jp/minibooks/agile-retrospectives-value -ふりかえり --イテレーションの終わりに行われる2つのミーティングの1つ ---スプリントレビュー(デモ) : 製品のフィードバックを得て、次のイテレーションの進め方を話し合う ---ふりかえり : 今回のイテレーションのプロセスを検査し、改善する --スクラムでは、スプリントレトロスペクティブと呼ばれる --ふりかえりには全員参加し、何を改善し、どのように働き方や行動を「適応させ」たいかを決める -本書は、ファシリテータ(スクラムマスタ)が、ふりかえりで使うツールボックス --ふりかえりは、うまくファシリテートされないと愚痴を言う集まりになりがち --悪意なく、満たされないニーズを表現しても、受け手は個人攻撃と捉えて反撃にでる。そうなるとふりかえりは台無し -ふりかえりの構造 ++場を設定する ++データを収集する ++アイデアを出す ++何をすべきかを決定する ++レトロスペクティブ(ふりかえり)を終了する -[質問] --チームが直面する主要な問題を理解できるように質問する --改善の可能性が見えるような質問をする --基本となる4つの質問 ---うまくいったことはなんですか? その中に議論しなければ忘れてしまいそうなことはありますか? ---何を学びましたか? ---次回、別のやり方ですべきことは何ですか? ---まだ困っていることはありますか? --質問の例 ---チームとして成功するために何が役に立ちますか? ---どのようにしましたか? ---いつ、どのタイミングで、このイテレーションが間違った方向へいきましたか? ---誰から何を期待しますか?ふりかえりエクササイズ 19 ---どのツールや技術が役に立ち、どれが役に立ちませんでしたか? ---最も大きな障害は何ですか? ---ひとつだけ変更することができるとしたら、それは何ですか? ---何がこのイテレーションの問題を引き起こしましたか? ---これらの原因に対してできることがありますか? ---その問題を解決するためにチーム外の人々から何が必要ですか -[スターフィッシュ(ヒトデ)] --チームとして何が行われているのか、そのうち、何が上手く行っていないのか、何が上手く行っているのか、を明らかにする --ホワイトボードをヒトデ型に中央から5分割し、それぞれに取り組みを挙げる ---Stop 進捗を妨げている取り組み ---Less 多大な努力が必要だが、少しの利益しか得られない取り組み ---Keep 実践されている良い取り組み ---More もっと頻繁に行うべき良い取り組み ---Start チームが挑戦したいと思う取り組み --cf Keep - Problem - Try -[帆船] --チームの現状と、やるべきことを一枚の絵であらわす ---ホワイトボードに帆船と、目的地の島を書く ---岩や嵐(外的な障害)、&ruby(いかり){錨};(チーム内のボトルネック) を書き足す ---雲や風 (進捗を後押しするもの) を書き足す -[一言ふりかえり] --ふりかえりのウォーミングアップ ---メンバーそれぞれが、終了したイテレーションを一言で表す ---そのことがを選んだ理由をたずねて、チームメンバーが腹にたまっているものを表に出せるようにする --互いを信頼し、尊重できるようにファシリテートしないとケンカになるよ --一言ふりかえりの後に具体的な課題に対する議論をすると、気持ちの問題と課題解決を切り分けられる -[自動車ブランド] --「一言ふりかえり」の変種。終了したイテレーションを自動車ブランドで表すと -[幸福のインデックス] --横軸に日付、縦軸に幸福度をとったグラフを作る --イテレーションの中で何が起き、それが何をもたらしたのかを明らかにする -[5回の問いかけ] --同じ問題が繰り返し発生していて、ふりかえりだけでは解決できない時に使う --4~7回なぜを繰り返して、根本原因を探る --多くの場合、原因は1つではないので、原因分析をすると木構造ができるはず #graphviz{{{ digraph { node [shape = box, fontname = "sans-serif", fontsize = 8]; "現象"->"原因1.1" "現象"->"原因1.2" "原因1.1"->"原因1.1.1" "原因1.1.1"->"原因1.1.1.1" "原因1.1.1"->"原因1.1.1.2" "原因1.2"->"原因1.2.1" "原因1.2"->"原因1.2.2" "原因1.2.1"->"原因1.2.1.1" "原因1.2.2"->"原因1.2.2.1" } }}} -[星座] --プロジェクト開始時のお互いにまだ信頼しきれていない段階でのエクササイズ ---チームメンバーに円形に並んでもらう ---いくつか質問をし、Yes なら円の中心方向へ、No なら外側へ一歩進んでもらう ---「このチームで働くことはとても光栄に思える」 ---「このチームで働くことは本当にとても嬉しい」 ---「このチームで働くことで、人として、専門家として成長できる」 ---最後にチームに対し「この形に驚きましたか? 」という質問をします。そしてチーム内で少し話をさせましょう。 --質問は、改善が必要な物に合わせて、技術やイノベーション、人間関係に関するものをつくる -[チームアセスメント調査] --プロジェクト開始時に、4つの観点で 0点から5点の評価基準を作る ---プロダクトオーナーの健全さ ---イテレーションの健全さ ---チームの健全さ ---技術(プロセス)の健全さ --各イテレーションのふりかえりで継続的に評価し、レーダーチャートを作る --レーダーチャートの面積が大きくなっていれば、チームは改善されている -[長所を活かすふりかえり] --長所を発見する質問をする ---チームが期待以上に達成できたものを明らかにする ---「どんな方法で行いましたか? 」 ---「成功した秘訣は何でしたか?」 ---「役に立ったことは何ですか? 」 ---「違いを生み出したのは、どの専門知識やスキルでしたか?」 ---「あなたの持っているどの長所によって成し遂げられたと思いますか?」 ---「成功するために、チームの一員であることが役に立ちましたか?」 ---「チームメンバはあなたを手伝うために何をしましたか?」 ---「あなたのチームはどんな長所を持っていますか?」 --長所を活かすアクションを明確にする ---「この問題を解決するために、あなた個人の長所はどのように使えますか?」 ---「この問題がまた起きるのを防ぐためにもっと頻繁に何をすべきですか?」 ---「あなたがすでにできることで、どんなアクションがありますか?」 ---ファシリテータは、チームメンバーが自ら課題に対するアクションを導き出せるように誘導する -[ハイパフォーマンスツリー] --チームがよって立つ基本的な約束事を明確にする --大きな木と根を描く。根に基本的な約束事を書くことにより、木や果物が根によって支えられていることが明確になる --プロジェクトの最初には、スクラムバリューの5つの根を書く ---コミットメント : コミットメントを果たさなければ、プロジェクトは破綻する ---勇気 : 恐怖、苦痛、危険、疑い、脅しといったプロジェクトの障害に立ち向かう ---オープン : 新しいアイデアやアプローチを見つける ---フォーカス : 一度に一つのことに集中する ---リスペクト : チームメンバー全員が相互にリスペクトし合う必要がある --プロジェクトが成熟するに従って、根の数は増えていく -[バリューストリームマッピング] #ref(http://officeimg.vo.msecnd.net/en-us/files/733/344/ZA010204108.gif) ([[MS-Visio Tutorial>http://office.microsoft.com/en-us/visio-help/create-a-value-stream-map-HA010113024.aspx]]) --「物と情報の流れ図」 --イテレーションのプロセスを明確化して、チーム全員で共有する --イテレーションのプロセスを明確化して、改善する --成果物、共有すべき情報、チケット開始のトリガーなどを明確化することによって、初めて無駄やボトルネックが浮かび上がる --TDDの有用性がよく分かる -[ふりかえりのふりかえり] --RoR Retrospective of Retrospective --チーム間で、ふりかえりで学んだことを共有する *2014-08-18 労働基準監督署に行ってきた [#m26f6788] #ref(roukisho.jpg) *2014-08-17 やなりいなり、新潮文庫、畠中恵、2013 [#ge11393f] &amazon(4101461309,image); -「しゃばげ」シリーズ第十作 -安楽椅子探偵 + 妖怪 + 江戸 もの --主人公は、廻船問屋長崎屋の若旦那 --季節の変わり目には必ず寝込んでしまう病弱な身 --ところが、祖母が大妖怪なために、なぜか小物妖怪が慕ってくる --加えて、祖母に命じられて 白鐸 (あらゆることを知っている神獣) 犬神 (空海の神通力で生まれた神) が守役として付いている -こいしくて --街を守る橋姫 (橋の守り神) が行方不明になったので、通町 (今日の京橋のあたり) は善神・悪神・妖怪のたまり場に --若旦那は、配下の妖怪どもを使って、どう解決するか -やなりいなり --若旦那が、長崎屋の稲荷に祀られているキツネが作った稲荷寿司を食べていると、幽霊があらわれて稲荷寿司をつまみ出した --聞いてみると、自分が何者で、どう死んだのか、何の未練があって化けて出たのかも覚えていないらしい --この覇気のない幽霊を若旦那はいかにするのか -からかみなり --若旦那の父親藤兵衛 (入婿で普通の人間) が三日も行方不明に... -長崎屋のたまご --逢魔が時に、空が裂けて、そこから大きな玉子が長崎屋の庭先に落ちてきた --それを追って、逢魔が長崎屋に -あましょう --若旦那の親友永吉は、菓子屋の跡取りで、今は名店安野屋に修行に行っている --若旦那が病気で寝込んでいないのは年に何度もないこと、若旦那は永吉の顔を見に安野屋へ駕籠を仕立てるが *2014-08-16 昨日までの世界(上)、日本経済新聞出版社、ジャレド・ダイアモンド、2013 [#t665c84c] &amazon(4532168600,image); -「銃・病原菌・鉄」「文明崩壊」に次ぐ文明論 -今回は、西欧・中近東・中国・インド・メキシコ・インカなどの大文明の興亡ではなく、数百から数千人の小規模な集団の行動様式 -第一に、「未開社会」の風俗・習慣は、近代的な国民国家で暮らしているわれわれのそれとは違うが、決して劣っているわけではない 。彼らが置かれた環境に対して理にかなっている -第二に、環境による制約の範囲内で、あらゆるバリエーションがある -第三に、「未開社会」の人々の考え方は、近代的な社会が、まさに近代化の過程で置き忘れてしまった「昨日までの世界」の考え方。「未開社会」の観察は、われわれが近代化の過程で何を得て、何を失ったのかを考えさせてくれる。 -1.テリトリーに関する考え方 --血縁関係で集落を作っている段階の社会では、基本的に資源を排他的に利用するためにテリトリーを作る。そこには、友人と敵しかいない。見知らぬ他人も基本的に敵 --砂漠地帯には、オアシスや野生植物を非排他的に利用できる社会も有る --交易が、比較優位による分業ではなく、相互依存関係を作るために行われている社会も有る --やがて、集団が数千人を超えると、利害関係を調停する首長が現れ、同じ首長を奉じているならば見知らぬ他人も友人になる -2.償いに関する考え方 --事件や事故による損害、特に人的損害は報復の連鎖の呼び水となる --どんな社会にも、調停のための仕組みが用意されている --近代社会では、損害に対する保障が重要視されるが、「未開社会」では真摯な反省が重要視され、賠償は身銭を切る事で謝意が本物であることを示すためのもの --近代社会、とくに訴訟社会アメリカは、むしろ「未開社会」を見習うべき -3.戦争に関する考え方 --未開社会は、牧歌的ではなく、むしろ常に緊張状態にある --いったん戦争が始まれば、報復の連鎖を呼び収集がつかなくなる。戦死者数も人口比で見れば近代戦の数十倍になるし、女子供の虐殺も起こりうる --些細な事をきっかけに、憎悪が増幅していくのは近代国家でもおなじ。 --国家が暴力装置を独占することによって、小集団同士の紛争を避ける事ができる。実は争いをしている小集団も緊張状態の中で暮らすよりも安心して暮らしたいと思っている。そういうわけで国家というものができていったんだろう。 -4.子供に対する考え方 --「未開社会」にも、自由放任を良しとする社会、厳しくしつけをすることを良しとする社会、いろいろなパターンがある --どれが正解とはいえない --近代社会、アメリカやドイツも 50 年で子供への接し方が真逆になった -5.老人に対する考え方 --遊牧民や狩猟採集民など、老人を養えるだけの余剰生産力がない集団では、働けなくなった老人を遺棄する場合がある。若者は将来自分が遺棄されることを承知で、親を遺棄するし。親は子供の足手まといにならぬように集団から離れたり自殺したりする。そういうことがあたりまえのことだと考えられている社会も有る --老人を養える余剰生産力の有る集団では、だいたい老人は大事にされる。功利的には、技能の伝承や、孫の世話(によって若者世代が働けるようになる)、道具作りなどで集団に貢献しているという説明ができるが、当の本人は老人を敬うことは当然だと考えている --むしろ、彼らは、先進国で老人が子供世代と別れて老人ホームに行くことをとんでもなく不人情だと感じている --孫の世話や道具作りをできなくなるほど年老いた老人も貴重な存在。とくに、文字による記録のない世界では。50年に一度のハリケーンで畑の作物が全滅したら、前回のハリケーンのときにどうやって飢えをしのいだかという知識は、集団の存続に関わる知識 *2014-08-15 川崎大師 [#ve98b90a] #ref(kawasaki.jpg) -先週撮った 肺CT の診断結果を聞きに行く。本年も一昨年、昨年と同じ箇所に同じ大きさ、形で 1mm 以下の影。念のため来年も経過観察 -帰途、川崎大師にお参り。おみやげに久寿餅と笹餅を買う *2014-08-09 シュレディンガーの猫、量子コンピュータになる。、青土社、ジョン・グリビン、2014 [#j44fed15] &amazon(4791767713,image); -第一部 現代のコンピュータを作った偉人 --チューリング ---純粋数学から生まれた計算機 ---数学的証明を極力まで単純化すると、メモリとポインタを持つチューリングマシンに成る。 ---第二次大戦中、暗号解読に応用される --フォン・ノイマン ---工学から生まれた計算機 ---IBMのカードソーターの進化系 ---第二次大戦中、爆縮レンズの設計に用いられる -第二部 量子力学 --ファインマン ---古典力学では、粒子の初期条件を決めてやれば、その振る舞いを一意に定めることができる。 ---ところが量子力学では、量子には量子的なゆらぎが存在するため、振る舞いを一意に定めることができない。 ---ファインマンは、経路積分で、量子ゆらぎの確率分布を表すことに成功した ---量子の振る舞いは量子化できる --ベル ---CERN の実験物理学者 ---量子力学と局所性「ある系に対する測定の結果は、過去にその系と相互作用したことがある遠くの系に対する操作には影響されない」が矛盾しないことを示そうとした ---そして、宇宙は非局所的であることを受け入れざるをえないことを証明した --量子は量子化できる、そして非局所的である ⇒ 量子コンピュータの基礎 -第三部 量子コンピュータ --ドイッチュ ---多元宇宙論 ---無数の宇宙が平行して存在する (分裂するのではない) ---シュレディンガーの猫の実験では、実験が開始されるまで同じ歴史を歩み、一方では猫が死に、一方では猫が死なない2つの宇宙が存在する ---波動関数の収束を考えなくても良い ---量子コンピュータは、無数の宇宙で並列処理をするようなもの --第一世代量子コンピュータの候補 ---SQUID (ジョセフソン接合を組み込んだ超伝導リング) ---量子ドット (半導体チップ上に電子を囲う枠を作り、電子スピンを利用する) ---NMR (MRIを利用。普通サイズの物質の平均的な振る舞いを量子ビットとして利用) ---イオントラップ (イオンの振る舞いを検出する極小の回路) 2012年ノーベル賞。2020 年代に実用化? ---量子暗号化通信はすでに実用済み ---250量子ビットあれば、宇宙の全ての原子の振る舞いをシミュレートできるのだから、1量子ビットを扱うのに一部屋分の装置が必要でもよい -量子コンピュータの実用化は遠い未来のことではない、実際に情報機関はせっせと(ノイマン式計算機では解読に数百年かかる)暗号通信を集めている。近い将来量子コンピュータができたら、数分で解読できるため。 *2014-08-09 Docker入門 Immutable Infrastructureを実現する、技術評論社、松原豊、米林正明、2014 [#ya84847a] &amazon(B00JWM4W2E,image); -[[Docker]] *2014-08-08 横浜トリエンナーレ2014 華氏451の芸術:世界の中心には忘却の海がある [#u9f8b1a9] #ref(Yokohama.png) -http://www.yokohamatriennale.jp/2014/index.html -「忘却」を縦糸にした現代アートの展覧会 -「忘却」にもいろいろな意味がある -われわれは、日々、昨日のなんでもない日常を「忘却」しながら暮らしている。 --しかし、なんでもない日常は実は貴重なもの --ずいぶん後になって、たまたま残っていた家族の何気ない仕草を取った写真は、人生の宝になったりする -われわれは、もともと意味のないものに意味を見出してしまう --猫に現代美術論のインタビューをすると、それらしく聞こえる --キャンバスに染み込ませた草木の汁は意味ありげに見える -政治的にいなかったことにされた人々 --北朝鮮に拉致された韓国人船長とその家族 --インドで、詐欺師と腐敗した役人によって戸籍上死亡されたとされている人々 (土地や財産は詐欺師に「相続」されている) --パレスチナ人のテロリスト -プロパガンダ --醜悪な部分が隠された、輝かしい戦果 --メディア戦略 -- 世界遺産のバーミヤンの大仏を爆破したタリバン司令官の証言 ==大仏を修復するために外国から援助隊がやってきた、一般のアフガニスタン人が病気や飢えで苦しんでいるというのに。そこで我々は大仏を爆破したのだ。あの外国人たちが人道支援に来ていたのならば、大仏を破壊することはなかっただろう== -- 先進国のメディアでは、狂信的なイスラム教徒による暴挙として報道されている -子供時代 --無邪気であったが、それには一種の狂気 (偏執狂) を含んでいる --芸術家は、すべからく大人になれなかった子供 -娼婦 --王権と同じくらい歴史のある職業 --みな、娼婦がいないものとして暮らしている -刑事司法制度 --もはや、正義の場ではなく、エンターテインメントの場 --裁判所 (court) は、テニスコート (court) --刑務所は更生の場ではなく、隔離し社会的に抹殺するための装置 *2014-08-08 今日のお散歩(横浜) [#ndeddedb] &route(45ca8125f6978b6aeaa5af8f773715de); -本日お休みにして、肺の経過観察のため通院 --2年前の人間ドックで、肺に 1mm 以下の影が見つかる --去年の経過観察で同じ場所に同じ大きさの影 --今年も同じ場所に同じ大きさで影があったら、無罪放免(ガンではない)。おそらく肺炎になった時に傷ついた痕 --来週結果を聞きに行く --30秒 × 10mシーベルト。CT の被曝量は結構大きい >> 原発作業員の規定ですら空間線量 100 mシーベルトで緊急退避 -中華街で昼食。(1500円 で少しづつ 11品) + 青島ビール。値段相応の家菜。お腹いっぱい -関帝廟にお参りして、みなとみらいまで歩く #ref(landmark.png) -横浜市美術館で、展覧会を見て帰る -お腹いっぱい(+ビール)で炎天下を歩いた疲れが出たのか、夕刻悪心 *2014-07-23 カモメのジョナサン 完成版、新潮社、リチャード・バック、訳五木寛之、2014 [#e48bc9e2] &amazon(4105058053,image); -Jonathan Livingston Seagull -原作は 1970 年に刊行。1974 年までにアメリカで 1500 万部、日本では五木寛之の訳で 120 万部のベストセラーとなる。今日まで世界全体で発行部数 4000 万部。 -1970 年版は3章立て。2013 年に第4章を加えて「完成版」。 --著者が言うには、実は 1970 年当時に4章立てで書いていて。出版時に、第4章を捨てて、3章立てで出版した --21世紀を迎えて出版当時から時代が変化し、また自身の心境も飛行機事故で九死に一生を得たことによって変化した。 --そうした中で、第4章を読みなおしてみると、時代にも今の自分の心境にも非常にしっくりきたので、第4章を復活させ「完成版」とした --(実際のところどうかは別にして、著者はそう書いている) -あらすじ (1~3章) --かもめは、餌を取るために飛んでいた。 --しかし、ジョナサンは、飛ぶこと自体にかもめの存在意義があると考えるようになった。 --そして、より良く飛ぶための試行錯誤をはじめた。 --しかし、そのことが群れの秩序を乱すものとみなされて、群れから追放されてしまう。 --追放されたジョナサンは、それでも飛行の研鑽をやめなかった。 --やがて、ジョナサンは飛行を極める。そのことは、ジョナサンが人生の本質 (餌を取るために翼が付いているのではなく、飛ぶために翼が付いている) に目覚めたということと同義であった。 --普通のかもめより高次の存在になったジョナサンは「目覚めたカモメたち」の一員として迎えられる。 --「目覚めたカモメたち」と暮らすうち、ジョナサンは、肉体ではなく精神こそ存在の本質であり、精神の力で世界を変えられることを発見する。 --そして、自分の学んだことを普通のかもめに伝えるために、「天国」を離れて「地上」に戻る --最初は受け入れられなかったものの、徐々にジョナサンの信奉者は広まっていった。 --ところが、信奉者は飛行技術の習得にばかり熱中し、ジョナサンが本当に伝えたいこと -精神の自由- はなかなか伝わらなかった --それでもジョナサンは、あきらめずに飛行技術の訓練に付き合い、弟子たちが精神の自由を悟るのを待った --あるとき、ジョナサンは高弟に後を託して姿を消す。その時に至って、ようやくその弟子は、ジョナサンが教えたかったことを悟るのである。そして、本当に教えたいことが伝わらなかった師の忸怩たる思い、表面的な飛行技術の向上にばかり関心を向けていた自分の至らなさ、それらをすべて包含して暖かく弟子の成長を見守っていた師の愛を理解する --高弟が、師のように、至らない弟子たちを愛し導いていこうと決意するところで物語は終わる -確かに 70 年代っぽい、観念先行で地に足のついていない感じがする -五木寛之も 1970 年版のあとがきで、内容自体もこういう小説がベストセラーになっていることも薄気味悪いと書いている (翻訳者なのに!) 総じてジョナサンの自己完成が、群れのカモメ=民衆とはほとんど切れた場所で、先達から導かれ、さらに彼が下へそれを伝える という形式で達成されるのも、わたしには理解し難いところなのだ。 -あらすじ (4章) --ジョナサンに教えを受けた 7 羽の高弟は、ジョナサンの教え -精神の自由- を各地のかもめの群れに広めた --おおくのかもめが、教えを請いに 7 羽の高弟の元にやってくるようになったが、彼らは飛ぶ喜びや精神の自由には関心がなく、ただジョナサンの事跡を知りたがった --やがて 7 羽の高弟がなくなると、飛ぶ喜びは失われ、ただ、伝説と化したジョナサンを称える儀式のみが価値のある行為だとみなされるようになる --そのような息苦しい世相に絶望した、ある若いかもめが、できるだけ高く飛び、そのまま自由落下して死のうと試みた。 --海面に墜落する寸前、一羽のかもめが信じられない程のスピードで横切り、目の前で見事な曲芸飛行を行った。 --思わず落ちるのを止めてしまった若いカモメに、そのカモメは 「ああ、たのしく飛んでいただけだよ。急降下、急上昇から、緩横転して、頂点で横転宙返り。ただの暇つぶしさ。 きみももし同じように飛びたいんなら、やってみるかい?少しばかりの練習が必要になるけど。でも素敵なことだと思うだろ?」 「ええ、はい・・・美しいです、ものすごく!でも、あなたは僕らの群れにはいませんでしたよね。いったいあなたは、だれなんです?」 「ジョンとでも呼んでくれ。そう、ジョナサンだ。よろしく」 -なるほど、これで完成だ -KISS, Keep it simple stupids! *2014-07-21 他人を攻撃せずにはいられない人、PHP新書、片田珠美、2013 [#d8932f6d] &amazon(4569816533,image); -内容紹介 暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、 あなたの周りにはとんでもない人が隠れているケースがある。 本書では、精神科医として「ターゲット」にされて、痛い目にあった患者たちから聞いた、人を陥れる「攻撃欲の強い人」 を事例で紹介。 ターゲットの心をどんなふうに壊していくのか、その手法を取り上げて分析する。そして多くの場合、攻撃欲の強い人に 対してターゲットは抵抗できない。それは一体なぜなのか。結果どんな影響を及ぼすのか。 はたして、攻撃欲の強い人と、どう向き合い対処すべきか。 -こんな症状に思い当たったら このような関係が続くと、ターゲットにされた側は強い欲求不満を感じる。当然、関係を変えようと様々な努力を重ねるが、 いずれも徒労に終わる。攻撃欲の強い人が変わってくれるのではないかという淡い期待を抱いて、献身的に尽くしたり、 誠実に働いたりしても、報われない場合が多いと覚悟しておいたほうがいいだろう。 (中略) 当然、(欲求不満を)抑圧するしかないが、そうなると心身にさまざまな弊害が出ることになる。頭痛やめまい、喉が詰まったり 胃が重くなったりする感じ、筋肉のこわばりや緊張などである。食欲が低下することもあれば、逆に過食によってストレスを 発散しようとすることもある。 -「喉が詰まったり胃が重くなったりする感じ」ある -A.Einstein 曰く "Never attribute to malice that which can be adequately explained by stupidity, ''but don't rule out malice.''" の ''but don't rule out malice.'' *2014-07-20 靴直す [#y93cc7e5] -[[REGAL Walker 601>http://www.regal.jp/collection/mens/regalwalker/products/detail.html?pid=601WAH1__B___001]] の靴底を張り替える 5000 円也 *2014-07-13 楚漢名臣列伝、文春文庫、宮城谷昌光、2010 [#ba6b528a] &amazon(416725929X,image); -劉邦と項羽が争った楚漢の時代の脇役にスポットライトを当てた列伝 -張良、范増、陳余、章邯、蕭何、田横、夏侯嬰、曹参、陳平、周勃 *2014-07-12 MSI U135DX のメモリを増設 [#v96b6c55] #ref(U135DX.png) -2011年に買ったNetBookのメモリ増設 -普段は Macbook Pro Retina 15 を使っている -必要があれば VMWare 上の 仮想Windows7 を使うこともできる -ところが、セキュリティ上の問題で Windows リアルマシンが必要になることがある -そういうときのために、NetBook を買ってある -最近、メモリ 1GB (しかもGPU共用) では性能上の問題が出てきたので、メモリを増やしたい (通信教育によくある ビデオ+ppt を再生する Flash アプリを使うためにはメモリ1GBではきつい) --U135DXのカタログ上は、標準メモリ 1GB / 最大メモリ 1GB (追加不可) --分解すると、マザーボードの裏に、空きDIMM スロットがひとつある (表側に直付け 1GB) --AtomN455 が接続できるメモリは 2GB まで --つまり、増設できるのは DDR3 1060 SO-DIMM 1GB のみ -いまどき 1GB のメモリなんか売ってないわさ --いろいろ探して本体\590、送料\463 で購入 --Asint DDR3 1333 SO-DIMM 1GB &br; #ref(memory.jpg); *2014-07-09 ダメな上司をうまくかわす8つの方法, Nanaブックス, 城所奈乃子, 2011 [#n190991f] &amazon(4904899121,image); -&color(red){''スゴ本認定''};・&color(red){''推薦図書指定''};でました -題名ほど否定的な内容ではない。 --単に、「こんなダメ上司居る居る」と溜飲を下げる読み方もできる。 --でも、よく読めば、どうやってもコンテキストを共有できない人と、いかに仕事を進めていくかの良い指針が示されている -普通、人間がコミュニケーションをとる時には、無意識のうちに相手の心理モデルを作って、相手とコンテキストを共有しようとする -逆に、コンテキストを共有できないと非常なストレスを感じる --尋問でよく使われるテクニック。 --尋問官Aが、意味もなく怒鳴り散らしたり、被疑者が話しかけようとしても無視したりして、被疑者の尋問官Aに対する心理モデルを混乱させる --そこで、尋問官Bに交代。尋問官Bは、被疑者の話すことを聞く態度を取る。すると、被疑者は、ようやくコンテキストを共有できる相手が見つかった安心感から、何でも証言する。たとえやっていないことでも -でも、多くの場合、上司も意地悪で部下のコンテキストを混乱させようとしているわけではない --単に世代の差があるのかもしれない --立場 (負っている責任範囲) も違う --あるいは、いい加減で、その場限りの対応をしているのかもしれない --とにかく、上司の方に悪気がなくても (ひょっとしたら親切心からやっているにしても) 、その意図が読み取れない部下には大変なストレスになっている -そこで、この本に書かれているテクニック --無理に、上司の心理モデルを読み取る必要はない --上司の言っていることをきちんと理解し、尊重している&ruby(・・){ふり};をする。&wiki(チューリング・テスト); と同じ ---&ruby(・・){ふり};の仕方が、上司のタイプ別に8通り。 ---上司の心理モデルが不明なので、自分の考える「誠実な対応」をしてもダメ。上司は「自分の言っていることが理解されていない」と思うかもしれない --そういう儀式を踏まえた上で、仕事の話をする。 ---具体的な段取りを事細かに取り決める! ---もしも、&ruby(・・){ふり};が成功していれば、いままでの軋轢が嘘のようにうまくいく。上司の方からすると、自分の考え方を全て受け入れた上で、具体的な指示を仰いでいるように見える。 ---部下の方からすると、上司が何を考えているのかわかからなくても、ともかく「正解」を出せる ---上司の心理モデルが不明なので、「&ruby(おもんばか){慮};る」のは絶対にダメ。ここで、細かく具体的な段取りを詰める。部下が良かれと思ってやって、結果としていいものができたとしても、上司は「自分の言っていることを無視された」と思う -こういう余裕を持って相対すと、逆に話が通じたりする -これ、スゴ本、推薦図書指定 for all business persons. ---- -追記 --ここに書かれているように、心をカラにして上司の言い分を聞き、段取りを細かく具体的に詰めた。そして、そのやり方でやっていたら・・・ダメ出しされたでござる orz --しかも、他のエラい人を巻き込んで「このダメな子どうするね」ってかんじで --A.Einstein 曰く "Never attribute to malice that which can be adequately explained by stupidity, ''but don't rule out malice.''" --さすがに、ここに載っているような小手先のテクニックで上手くいくほど甘くないか --でも、本当にどうにもならなかったら (ただしそういう場合に限って) メタ構造に逃げろっていう、この本の考え方は救いになる ---話の通じない上司の意図を何とか汲んで、なんとかがんばって合格点をもらおうと思っていると、精神的に追い詰められる。(決して合格点はもらえず、何回も無能呼ばわりされるだけから) ---そうなるくらいなら、仕事で良い結果を出すことはもはや主問題にすべきではない。こういう状況をいかに終わらせるかを主問題にする。本来の主問題であった仕事で良い結果を出すということは、こういう状況を終わらせるためのいち手段と考える *2014-07-09 OpenLayers 2.10: Beginner's Guide, Packt Publishing, Erik Hazzard, 2011 [#sa8d6d14] &amazon(1849514127,image); -[[GIS OpenLayers]] *2014-07-02 Dominion Of Light [#j402702b] &ref(DominionOfLight1.jpg); &ref(DominionOfLight2.jpg); ---- [[Random]]