- 2007/03/21 幸せになる投資戦略を探せ、講談社、これからの資産形成を考える会、2007
- 2007/03/19 Windows Vista その2 (Ready Boostその他)
- 2007/03/18 評伝シャア・アズナブル-<<赤い彗星>>の軌跡- (上巻・下巻)、講談社、皆川ゆか、2006
- 2007/03/18 つっこみ力、筑摩書房、パオロ・マッツァリーノ、2007
- 2007/03/18 PASMO運用開始・電車代決済方法変更
- 2007/03/18 HDDレコーダーのファイルシステム崩壊?
- 2007/03/17 Windows Vista
- 2007/03/14 収容所群島3 ブッキング ソルジェニーツィン 2006
- 2007/03/11 ミウラ折り
- 2007/03/10 Sweet pea
- 2007/03/05 サーバー復旧
- 2007/02/25 最小努力の法則
- 2007/02/25 Java RMI, O'REILLY, William Grosso, 2002
- 2007/02/25 Java分散オブジェクト入門, 技報堂出版, 中山茂, 2000
- 2007/02/24 Gershwin Best Collection, Universal, 2007
- 2007/02/24 今日のお散歩
- 2007/02/17 香乱記(四), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006
- 2007/02/17 香乱記(三), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006
- 2007/02/17 香乱記(二), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006
- 2007/02/12 香乱記(一), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006
- 2007/02/12 日本タブー事件史, 宝島編集部編, 2005
- 2007/02/11 柳沢厚生労働相の問題発言(女性は産む機械)
- 2007/02/10 よくわかる Java Server Face の仕組み, ソフト・リサーチ・センター, 吉田裕之, 松塚貴英, 2005
- 2007/02/10 ミャンマーの柳生一族, 集英社文庫, 高野秀行, 2006
- 2007/02/04 人民の戦争・人民の軍隊, 中公文庫, ヴォー・グエン・ザップ, 1959
- 2007/01/31 JAVA PRESS 特別総集編, 技術評論社, 2007
- 2007/01/30 Home, ERJ, Angela Aki, 2006
- 2007/01/28 要求を仕様化する技術・表現する技術 技術評論社 清水吉男 2005
- 2007/01/27 Maven2.0入門 技術評論社 野瀬直樹,横田健彦 2007
- 2007/01/27 LDAP -設定・管理・プログラミング- オーム社 Gerald Carter 2003
- 2007/01/27 収容所群島2 ブッキング ソルジェニーツィン 2006復刊(1973刊行)
- 2007/01/22 デッド・ゾーン 新潮文庫 スティーブン・キング 1979
- 2007/01/21 【SJC-WC 310-81】Sun認定Webコンポーネントディベロッパ 試験合格
- 2007/01/20 MINI KEYBOARD Pro英語85KEY
- 2007/01/15 仕事ができない人は話も長い 日経BP 宋文州 2006
- 2007/01/02 収容所群島1 ブッキング ソルジェニーツィン 2006復刊(1973刊行)
2007/03/21 幸せになる投資戦略を探せ、講談社、これからの資産形成を考える会、2007 †
- 主人公は1997年に大学を卒業した5人
- 2007年現在、それぞれ会社に勤めていて中堅社員になっている
- 彼らの10年後を日本経済の歩む4つのシナリオの元でシミュレートしたものが本書
- シナリオ1[ハイパーインフレ]
- (日経平均6000円、1$=\250円)
- 積み上がった長期債務が原因で日本経済が破綻したシナリオ
- 優秀な人間が海外に逃げ出す一方、国内では失業率が10%を超えて労働争議が起きる、中国・インドに出稼ぎに行く人も
- このシナリオで幸せな投資戦略
- 海外で活躍できるスキル
- 外貨預金(キャピタルフライト)
- このシナリオで不幸な投資戦略
- シナリオ2[超管理社会]
- (日経平均15000円、1$=\120円)
- 現在(2007)の「競争社会」に疲れた日本が、逆に「格差是正」を合い言葉に高福祉高負担型社会を選んだシナリオ
- 70年代の英国病の世界。
- 高い税金と護送船団式の産業規制により日本企業は国際競争力を失う
- 高福祉・高負担( がんばっても税金で持って行かれる / がんばらなくても福祉がある) により、社会から勤労意欲が失われて、社会のタガがゆるんだ状態
- 大きな政府が警察国家のように国民一人一人の行動を監視していて、必要があれば社会から排除する
- このシナリオで幸せな投資戦略
- 海外で活躍できるスキル
- 建設業者などの公共事業関連
- このシナリオで不幸な投資戦略
- 勤労意欲のある人
- 何か政府にとって都合の悪いことを見聞きしてしまった人
- 株価も円価もそれなりの価値を保っているが、崩落寸前
- シナリオ3[BRICs台頭]
- (日経平均10000円、1$=\150円)
- 経済の中心が、BRICs諸国に移った世界
- 日本企業は活動の場をBRICs諸国に移し、主人公の大半もBRICs諸国で仕事をしている
- 多くの日本企業がBRICs資本の傘下に入っているが、従業員にとってはこれといった不都合はない
- このシナリオで幸せな投資戦略
- 特になし(日本企業は中国・インド市場を相手にそこそこうまくやっている)
- このシナリオで不幸な投資戦略
- 特になし(BRICs資本に買収される国内企業がでてくるが、従業員には特に不都合なし)
- シナリオ4[強いニッポン]
- (日経平均40000円、1$=\80円)
- バブル再来。
- 規格大量生産品の生産拠点を中国に移し、研究拠点・高付加価値製品の生産拠点を国内に残す戦略がズバリ的中
- このシナリオで幸せな投資戦略
- このシナリオで不幸な投資戦略
2007/03/19 Windows Vista その2 (Ready Boostその他) †
- メモリ1GBでは、しょっちゅうHDD(pageファイル)にアクセスしに行っていて、人間の操作に対する反応がワンテンポ遅れる
- そこで、2GB の Memory Stick Pro Duo を買ってきて、Ready Boostに設定
AMAZON(B000EDWJ2A)
- メモリースティック(Fドライブ)を右クリックして、[プロパティ]-[Ready Boost]
- 推奨通り 1.8GB を Ready Boost に設定
- 要は pageファイル を消費電力が少なくランダムアクセスが早い Flashメモリ に置く技術
- 怖いぐらいに HDD にアクセスにいかない。心なしか軽く動くようになった。
- きっと、Memory Stick にがんがんアクセスしにいっているんだろうなぁ・・・
- 帰途ビックカメラで買って来たんだけど、Bicポイントカード + Suica(おサイフ携帯) ゜Д゜)ウマァー。BicポイントとAmazonポイント二重取り。
- ATOK 2006のパッチ http://www3.justsystem.co.jp/download/atok/up/win/070130.html
- 今日 おサイフ携帯を Felica ポートに置いたらめでたく認識された。昨日だめだったのは、例のワンテンポの遅れのために「反応しない」と勘違いした?
2007/03/18 評伝シャア・アズナブル-<<赤い彗星>>の軌跡- (上巻・下巻)、講談社、皆川ゆか、2006 †
- 有名なSFアニメ(「機動戦士ガンダム(1979-1980)」)のスピンオフ作品
- 現在30代の大きなお兄さんが熱中したアニメ
- 割合としっかりした世界観の戦争アニメ(大きな政治の流れに翻弄される前線の兵士一人一人の視点)
- ただし作品世界の神様(プラモデルメーカーのバンダイ)の都合により、次々と新兵器が投入されるのは子供心にも不自然だったが・・・
- 本書は、敵役のシャアの伝記の形をとりながら、少年時代に熱中したアニメを回顧をしようという趣向
- 本書の主人公シャアは、子供向けアニメの敵役では珍しいことに、非常に魅力的な登場人物として描かれる
- 作品世界では、地球連邦の元、90億人が宇宙に住み、20億人が地球に住んでいる
- 民主制の結果、既得権層が多い地球人(アース・ノイド)が、宇宙人(スペース・ノイド)を支配する形になっている。
- シャアの父ジオン・ダイクンは、宇宙に住むスペース・ノイドの自治権獲得運動の元祖
- ジオン・ダイクンは、月の裏側のラグランジュ空域に浮かぶコロニー群サイド3で地元政府の首班となり、独立(連邦内での自治)を宣言するも、腹心の部下デギン・ザビに暗殺される。
- デギンは、「病死した」ジオン・ダイクンの志を継ぐと称して、サイド3をジオン公国と改称。自ら公王になる。
- この10年後に、ジオン公国は、地球連邦に奇襲攻撃を仕掛け、「機動戦士ガンダム」の舞台1年戦争が始まる
- ジオン公国は、スペースコロニーを住人もろとも地球に落とすなどの暴挙で、最初の1週間で総人口の半分を死に追いやった
- 「機動戦士ガンダム」は、戦争に巻き込まれた少年・少女が、たまたま手に入れた連邦の最新鋭兵器を駆って逃げ延びながら、軍人にさせられていく話
- 敵役のシャアは、この少年たちを執拗に追う敵として描かれる
- しかし、従来のアニメの悪役とは違い、複雑な背景を追っている。
父を殺したザビ家に近づき復讐をするため、身分を偽りジオン軍で活躍
その一環として、(本編主人公の乗る)連邦の最新鋭艦を破壊・奪取し、名声を得ようとしている。
- 最後には、ジオン公国は敗退し、そのどさくさの中シャアは自らの手で復讐を遂げることができた。
- この時期のシャアは非常に魅力的な敵役
- 数年後、地球連邦軍内の地球至上主義者がティターンズを組織、ほぼ地球連邦を支配し、スペースコロニーに軍政を敷き始める。
それに対して、コロニー側ではエゥーゴを組織してゲリラ戦を展開し始める
- これが次作「Zガンダム」「ZZガンダム」の世界
- この中では、シャアは精彩を欠く
- エゥーゴは父ジオン・ダイクンの理想と同じ方向性を持った組織
- その組織の目標達成のためには、シャアは単独で行動するのではなく、組織の一員として中間管理職をしなければならなかった
- やがて、地球と火星の間のアステロイドベルトに逃れていたジオンの残党が地球圏に帰還し、戦いは三つどもえになるが、最終的にエゥーゴが勝利。
- しかし、復興なった地球連邦の民主政体の元で、またも地球に住む既得権層が力を取り戻し、アース・ノイドがスペース・ノイドを支配する形態は変わらなかった
- そこで、シャアは、巨大隕石を地球に落として地球を人が住めないようにすることを考える
- 劇場映画「逆襲のシャア」の世界
- 理想を体現するために、非道を行うことの是非
- 革命家の目的は革命であって、その後に続く平穏な日常生活ではない
- 結局シャアのもくろみは失敗し、シャア自信も大気圏との摩擦熱で塵となる。
2007/03/18 つっこみ力、筑摩書房、パオロ・マッツァリーノ、2007 †
- パオロ・マッツァリーノ の著作第三弾
- 学者は自分の研究成果をわかりやすく説明しなければ存在価値がない
- 現状では、学者連中はわざと自説を難しそうにいって自分権威づけているが、それにだまされないためには常識で判断する「つっこみ力」が大切
- 具体的な事例(失業率と自殺率の関係など)を漫談風に・・・
2007/03/18 PASMO運用開始・電車代決済方法変更 †
- PASMO
- PASSNET(首都圏私鉄の共通料金決済システム)を非接触カード化したもの
- Suica(JR東日本) と相互乗り入れ
- ということで、私の電車代決済方法も変更
- Mobile Suica(F702iD) + Amazon-Cityクレジットカード
- Mobile Suicaは、他社クレジットカード*1決済でも来年4月まで年間利用料無料 (以降年会費1000円なんでそのときはまた考える)
- ということで、電車代の1%が、Amazonのポイント(1Point=1円)になる計算
- ちなみに、Amazon-Cityクレジットカードは、現在入会特典2000円キャッシュバック中
2007/03/18 HDDレコーダーのファイルシステム崩壊? †
- 運の悪いことは続くもので、HDDレコーダーのファイルシステム(ext2?)が崩壊したようだ
- HDDを初期化して設定やり直し
- 今度は何が壊れる?
2007/03/17 Windows Vista †
2007/03/14 収容所群島3 ブッキング ソルジェニーツィン 2006 †
- 第三部は収容所の中の話
- 国民を恐怖で支配するためにスターリンは数千万人の無辜の人々を収容所に送り込んだ
- 収容所の側でも自分の仕事をきちっと分っていた。彼らの仕事は、収容された人々に罪に償いをさせることでも、矯正教育を施すことでもなく、単に社会的に抹殺することであった。
- 「政治犯」とは、自分の持っている思想を捨てさえすれば解放される囚人のことで、そういう意味では革命当初から政治犯は居なかった。有り体に言えばソビエトは、ナチスに数十年先だって絶滅収容所を組織的に運営していたのである。
- そのため、収容所ではありとあらゆる囚人への虐待・不正がまかり通っていた。
- それはソロフキ島から始まった
- 1920年代、まだ手当たり次第に刑法58条(反革命罪)で逮捕した無辜の人々をどう扱って良いのか当局が決めかねていた頃
- すでに、後の収容所群島の原型ができあがっていた
- ソロフキ島には帝政時代に堅固な修道院が建てられていた
- ソ連政府は、取りあえずここに58条組の先駆けを収容することにした
- 粗末なバラックに大量の人間が詰め込まれ重労働を課せられた。そして収容所当局は「労働者に近い」という理由で刑事犯(強盗・殺人・詐欺)に彼らを管理させた。
- 囚人への支給品はあらゆるところで横領され、少ない食料で重労働を課せられた人々は次々に死んでいった
- 囚人は消耗品であり、彼らの重労働の果実は収容所当局のものとなり、そして彼らからモスクワの高官への贈り物になった。
- やがて絶滅収容所は全国へ広がる
- 特権囚
- 勇気ある人々
- 収容所の運営部門にいた囚人(経済学者や元ブルジョア階級)のうち勇気ある人々は官僚主義の盲点を突いて人々を救った
- 収容所では架空の木材を切り出す。ノルマ超過により切出し担当囚人の配給が増える。
- 切り出された架空の木材は、(書類上)下流まで運搬される。ここでもノルマ超過により運搬部門の囚人にはボーナスが支給される
- 運搬された架空の木材は、(書類上)倉庫に格納される。荷揚げ作業担当の囚人もノルマ超過によりボーナスが支給される。
- 倉庫にある架空の木材は、架空の列車で出荷されたり、「冬期の道路事情悪化により搬送できず」(書類上)廃棄される
- 受領先には、注文分の木材が届かないが、文句を言うと木材は一本もこなくなるので黙っている。抗議文を出しても巨大な官僚機構の中でいつか立ち消えになる。
- 勇気のない人々
- 今日(フルシチョフによる名誉回復時代)、収容所に捉えられていた共産党員は、スターリンの横暴を止めるたにゴニョゴニョしていたと喧伝されているが嘘である。
- かれらは、収容所内で明らかに優遇されていた。
- それは、収容所を運営する側にとっても明日は我が身であったからである。
- 収容所で死ぬ思いをしていた人、実際に飢えと寒さで死んでいった人々と比べれば実に安楽な生活が保障されていた。
- そんな状況にあって、彼らは、ひたすらスターリンを賛美し、一般囚人が収容されたのは当然で、自分たちが収容されたのは何かの間違えだと唱えていた。(ある看護士をやっていた元共産党員の囚人は、(58条組の)囚人の治療を拒否したが、護衛兵の治療は喜んでやっていた)
- 止められなかったのか
- ある日本人将校は、度重なる虐待に耐えかね、これ以上虐待が続くようであれば腹を切る。そして腹を切るのは自分が最後ではないと収容所に通告した。
- それ以来、死ぬほどの重労働は科せられなくなり、彼らは無事日本に帰国することができた
- 誰かが自分の命を懸けさえすれば、収容所群島(絶滅収容所)はもっと早く終末を迎えたかもしれない。
- しかし、われわれ(特に生き残った特権囚)は、早かれ遅かれ失われるであろう命大事に、結局何もしなかったのである。
2007/03/11 ミウラ折り †
2007/03/10 Sweet pea †
- シチリア島原産
- マメ科ハマエンドウ属
- 花言葉:門出・繊細な喜び
- 秋に蒔いたもの。気がついたら二輪だけ咲いていた。
2007/03/05 サーバー復旧 †
- 3/2金深夜に、何を思ったのかSuse10.0->10.2へのアップグレードを試みる →
失敗
- バージョンアップに伴い、設定ファイルのフォーマットが変更になったアプリがちらほら
- 特に dovecot なんかは V0.99(Suse10.0添付) -> V1.00(Suse10.2添付) でほぼ別物ぢゃん
- 土日の丸二日間サーバが落ちていました
- 取りあえず10.0に戻してメールとWebだけ復旧。あとはゆっくりと
- 久しぶりに、「コンピュータに直接さわる」仕事をした
2007/02/25 最小努力の法則 †
- 1897 [経済学] パレートの法則
- 1949 [経済学] 最小努力の法則
- 「資源は労力が最小限ですむように自らを調整する傾向がある」
- つまり、市場経済では
- 非生産的な産業から生産的な産業に資源が再配分される。
- 非生産的な産業の効率性が高められる。
- 1951 [経営学] ジュランの法則
- 「品質の改善を追及するにあたり、ほんの一部の要因が全体に決定的な影響を与える」
- 1987 [情報工学] 最小努力の法則 (@ A Guide to Library Research Methods)
- 「図書館の利用者は、本を探し出すための最も労力の少ない方法を見つけ出す」
- 公共施設のサービスを設計・改善する際に用いられる
- 言語の文法解析で良く引用される。
- 「文法構造は物事を表すのに最も労力の少ない構造に向かって変化する」
- ユーザインタフェースの設計・改善で良く引用される。
- 同じことをするために複数のやり方を用意しておいても
- 最も使いやすい機能しか使われないのだから、
- その機能の改善に注力すべきである
- cf. Best Effort
- 最大限がんばるけど、ダメだったらごめんね。
- Internet(TCP/IP)の基本設計思想。
- その代わり、保証型のサービス(ATMなど)に比べて格段に安く構築可能。
2007/02/25 Java RMI, O'REILLY, William Grosso, 2002 †
- というわけで動物本も一緒に購入
- 例によって「ナナメ読みできない本」だが、その分しっかりかかれている
- ネットワークをまたいだClassloader や lookup 周りなどもちゃんと解説されている
2007/02/25 Java分散オブジェクト入門, 技報堂出版, 中山茂, 2000 †
- Object Serialize, RMI, CORBA, JINI(Java Space) を総覧する小冊子(A5版)
- 明日 rmid ベースの古いアプリを見に行かなければならないのでその予習
- ちょうど JINI(Java Spcae) に興味があったことだし・・・
- この本はとっかかりとしては良いかもしれない
- 一通りの概略理解
- サンプルアプリ作成( Hello World )
- というか、Jiniに関する日本語の参考書って、他に選択肢がないし・・・
- 文章として意味不明なところがままあったけど、まぁ Hello World 集として割り切れば文句はない
- クラスの動的ローディングやセキュリティなど、詳しい内容については動物本(O'REILLY)が必要かもしれない。
2007/02/24 Gershwin Best Collection, Universal, 2007 †
AMAZON(B000LZ54P0)
- 有名どころ39曲
- Rhapsody In Blue
- An American in Paris
- Cuban Overture
- I Got Rhythm
- But Not For Me
- Someone To Watch Over Me
- Somebody Loves Me
- 'S Wonderful
- Summertime
- Life is 'S Wonderful. But Not For Me. But Not For Me.
2007/02/24 今日のお散歩 †
- 神保町の三省堂で参考書を購入
- 靖国通りを通って、神田須田町へ
- 竹むらでお昼代わりに
- 粟ぜんざい
- 突き出しに出された、桜塩の入った湯が、存外美味い
- お一人様ですが何か
- 栗ぜんざいを頼むときに、おみやげのあげまんじゅうも頼んでおくのが作法
- 秋葉原で、Windows Vista の価格調査
- OEM(DSP)版 の Windows Vista Home Premium は、15000円くらい (形式上、容量・規格不問のメモリの付属品)
- 某所で Office XP Enterprise版 が、30000円くらい
- 神田明神(平将門)
- 湯島天満宮(菅原道真)
- 元々の祭神は天手力男神(天の岩戸をあけた神)
- 太田道灌の時代に菅原道真も祭り、江戸時代にはそちらが主神に・・・(廂を貸して母屋を取られる)
- 梅は2分咲き「東風吹かば 匂い寄こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
- 狭い社内に出店多数。受験生のお礼参りで結構込んでいた。
2007/02/17 香乱記(四), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006 †
- 田儋の子、田市は斉の王位を継いだものの愚鈍であったために、次第に田栄・田横に猜疑心を募らせていき暗殺しようとする。
- そこで、田栄が先手を打ち王位を簒奪する。
- やがて、楚の項羽が斉に侵攻を開始する。項羽による苛烈な焦土作戦の中で田栄は命を落とすが、辛くも漢の援軍を受けて楚を撃退する
- 斉では、田栄の子、田広が王位に立つ。田広は仁義に篤い人だったので斉は一時の平穏を得る。
- しかし、それも1年程度しか続かなかった
- 漢の劉邦の武将韓信は、はじめ斉に同盟を持ちかけたが、斉がそれに同意し、軍を楚との国境に移すやいなや斉に侵攻してきた
- 無防備な斉を韓信は易々と攻略し、田広は命を落とす
- 遼東半島に落ち延びた田横は、亡命政権の主として王に即位し、ゲリラ戦を展開する。ここに物語の最初で為された許負の予言は成就する。
- やがて、項羽を下した漢の天下は着実に定まっていき、田横は海上の小島に追い詰められる
- 「義人」として名高い田横に興味を覚えた劉邦は、田横を諸侯に迎えようとする。
- しかし奸物劉邦に仕えることを良しとしない田横は自刃し、首だけになって劉邦の元に赴くのだった(おわり)
2007/02/17 香乱記(三), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006 †
- 魏斉連合軍は、斉王田儋を失ったものの、楚の項梁の援軍を受けて辛くも秦の章邯を退けることに成功する
- 田儋の子、田市が王位を継ぎ、斉は楚の影響力を排除しながら局外中立政策をとる
- その間に、項羽を中心とする楚は、函谷関を超えて秦に侵攻する。
- やがて項羽の武将であった劉邦が咸陽を攻め落とし、ここに秦王朝は滅亡する。
- しかし天下は定まらず、今度は楚漢の戦いが幕を開ける。
2007/02/17 香乱記(二), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006 †
- 二世皇帝故亥の苛政によって人々の不満は臨界点まで達しようとしていた。
- そして、陳勝・呉広の蜂起により秦の統治機構は瓦解する。
- 中原では陳勝・呉広が王朝を立て、楚では義帝を推戴して項梁・項羽が立つ一方、秦では章邯が70万人の奴隷を兵として組織し反抗の準備を始めていた。
- 斉ではそのどさくさに紛れ田儋・田栄・田横の3兄弟が蜂起し、田儋を王として斉を復興する。
- やがて章邯が函谷関を超えて中原に侵攻してくると、その矢面に立たされた魏は、田横を魏都に誘い出して幽閉した上で、斉に共闘を申し入れた
2007/02/12 香乱記(一), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006 †
- 斉の惽王(BC324-BC284)の時代、斉は絶頂期を迎え秦と中原を二分しようとしていた。
- しかし、それに恐れを感じた五カ国の連合軍*2に斉は破れ、惽王とその王子のほとんどは殺された。
- 主人公田横の祖父は惽王の王子であったが、この混乱を生き残り郷士として富家を築いた
- 時は下り秦の始皇帝の時代、田儋・田栄・田横の3兄弟は、親戚の集まりの帰り道に、盗賊に襲われていた許負とそれを護送していた秦兵を助ける
- 許負は稀代の人相見で、助けられた礼に田氏3兄弟の人相を見たところ、3人とも王になることを予言する
- 途中色々あって、田横は秦の丞相李斯や皇太子扶蘇の知己を得、次代の扶蘇に希望を見いだすのだが・・・
- 始皇帝は巡行中に病没し、同行していた故亥・趙高によって遺言は書き換えられ、扶蘇は謀殺されてしまう
2007/02/12 日本タブー事件史, 宝島編集部編, 2005 †
- 何か新しい事実や未確認情報が載っているわけではない
- 現在の未解決事件や報道されない事件に携わってきた報道関係者の内輪話
- 未解決事件がどこで行き詰まっているのか?
- 明らかな不正がなぜ報道されないのか?
- 皇室報道と記者クラブ
- 宮内省(官庁)が記者クラブを通じて報道のすべてをコントロールしている。
- しかし、マスメディアの側にもメリットがあり持ちつ持たれつ
- 森且行がSMAPに居た過去を消そうとするジャニーズ事務所
- ユダヤ系団体による広告主への圧力(マルコポーロ廃刊事件)
- 歌舞伎町を取材していたフリージャーナリスト殺害事件の裏
- 世田谷一家殺害事件の現状
- 引退した競走馬の行方
- etc.
2007/02/11 柳沢厚生労働相の問題発言(女性は産む機械) †
- 実際に大臣が何を言ったのかを調べてみると、どうもマスコミはミスリーディングしている気がしてきた
◆柳沢厚生労働相発言要旨
なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。
人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると
大体分かる。ほかからは生まれようがない。
産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、
機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、
あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。
(女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が
今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。
それを上げなければいけない。
(スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070130-OHT1T00025.htm より引用)
- 報道(ミスリーディング)されているように、「オンナは何も考えずに子供を産んでりゃいいんだよ!!」と発言した訳じゃない
- 単に、
(出生数) = (女性の人数)×(出生率)
だから、(出生数) を大きくするためには、(女性の人数) が変わらない以上 (出生率) を大きくする必要がある。
といっているだけ、
- 「(女性の人数) が変わらない」=「装置の数が決まったとなると」
- そもそも統計値とはこういう身も蓋もない物だし、当人も「機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね」といっているんだから、まともに日本語を話せる人であれば誤解しようもないと思うんだが・・・
- cf. ハンロンのカミソリ:「無能で説明できることに悪意を見いだすな」
- マスコミは、わざと世論をミスリーディングしているのか?
- それとも基礎的な日本語の読解能力がないのか?
- そのあとの発言もたたかれているみたいだけど
「若い人たちは結婚したい、子どもを二人以上持ちたいという
(希望を持つ)極めて健全な状況にいる。
若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが非常に大事だ」
(中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702060359.html より引用)
- この認識は多分ズレていると思うけど、どこをどうとったら女性蔑視になるんだ?
- 単に「世の中にはいろいろな考えの人がいるし、その自由がある」ことに思いが至らないだけでは?(政治家だから?年齢(72歳)のせい?)
- でも問題とされているのは、その点ではなく「子供を二人持つことが健全」であるという発言の表層
- 問題の論点がズレている。論点とすべきは
- そもそも個々人のプライベートな問題に政府がどこまで介入して良いのか?(柳沢厚労相は介入すべきだと、好意的に見れば手助けをしてあげたいと思っている)
- 仮に、政府が少子化対策を行うべきだとして、柳沢厚労相に、原因を的確に把握して、具体的な施策を立案し実行する能力があるのか?
2007/02/10 よくわかる Java Server Face の仕組み, ソフト・リサーチ・センター, 吉田裕之, 松塚貴英, 2005 †
- JSF1.1 の解説書
- (JavaEE に正式採用された、現時点の最新版は、JSF1.2)
- どこかで見た文体だと思ったら、昔の上司が書いた本だった
- 具体的なサンプルアプリケーションを作りながらの丁寧なチュートリアルは、わかりやすくて大変良いんだけど・・・
- 言葉をいちいち厳密に定義してから使うので、なかなかナナメ読みできない文体
- 「10日でできる」系のように、パラパラとめくっていくと取りあえず分った気になれる構成ではない
- 教科書のように、ちゃんと読んでいけばしっかり理解できる構成をしている
- 思えば、このサイトの技術メモもどちらかというと教科書的かもしれない・・・
- そういえば「・・・」は使うなって怒られたなぁ・・・
2007/02/10 ミャンマーの柳生一族, 集英社文庫, 高野秀行, 2006 †
- 作家・船戸与一とミャンマーを取材旅行したときの紀行文と、そこから垣間見えたミャンマーの社会・経済・文化の説明を織り込んだもの
- ミャンマーの軍事政権を日本の江戸時代の武家社会に例えて、ミャンマーの社会でもそれなりの理に基づいて、それなりに幸せな日常生活が営まれていることが描かれている
- アウンサン将軍 = 建国の英雄
- ミャンマー = 天領(ビルマ族居住地域)+外様大藩+少数民族
- 現政権 = アウンサン将軍の股肱による武家政権
- スーチー女史 = アウンサン将軍の娘
- 軍部としてもないがしろにできない存在
- スーチー女史も父の股肱であった軍事政権と決定的に対立しているわけではない(現在の軍事政権は神君アウンサン将軍の目指した軍事政権ではない)
- 麻薬王を政権に取り込む懐の深さ(?)も・・・
- 庶民もガチガチに監視されているわけではない。日本人と似た社会性
- 公的な場では自分の意見を言わない
- 朋輩になるととことん信用して、政治的にきわどい話もできる
- 取材旅行では、柳生一族から「案内役」が派遣されたが・・・
- 「案内役」の長兄は諜報部の中枢人物
- 当人はおっちょこちょいの好人物。できの悪い末弟を諜報部の系列企業に引き取った?
- 作中では、柳生三十(ミソ)兵衛と呼ばれる
- 後日談
- 作者は、取材旅行を通じて三十兵衛と仲良くなった*3が
- 作者が日本に帰ってきた直後、国軍主流派のクーデターにより、首相を兼務していた諜報部の長官は更迭され、柳生一族は粛正の対象に・・・三十兵衛とも音信不通状態
2007/02/04 人民の戦争・人民の軍隊, 中公文庫, ヴォー・グエン・ザップ, 1959 †
- 著者
- ヴォー・グエン・ザップ(武元甲)、1912-、
- インドシナ戦争・ベトナム戦争で北ベトナムを指揮した名将
- 元歴史(フランス史)教師
- 本書はジュネーブ協定からトンキン湾事件までの停戦期間に、対仏戦争を回想したもの。後本書は、対米戦争の精神的支柱となった。
1945 | (北)ベトナム民主共和国成立 |
1949 | (南)フランスの後ろ盾により阮朝の末裔を首班とするベトナム国成立 |
| フランスによる北ベトナムへの侵攻 |
1954 | ディエンビエンフーの戦いで仏軍惨敗 |
1955 | ジュネーブ協定成立。北緯17度線で停戦。1956年に統一選挙実施を約束。 |
1955 | (南)アメリカの後ろ盾により、ゴ・ディン・ジエムがクーデターを起こす。ベトナム共和国成立。ジエム政権、統一選挙を拒否。 |
1963 | (南)ジエム政権クーデターにより崩壊 |
1964 | トンキン湾事件 |
| アメリカによる北爆開始 |
1967 | (南)グエン・バン・チュー政権成立 |
1968 | テト攻勢 |
1974 | 米軍撤退 |
1975 | サイゴン陥落。ベトナム統一 |
- あらすじ
- 反帝国主義運動、プロレタリア独裁は歴史の必然である
- しかし、ベトナムの革命は、先例である2大国とは違う方式をとる必要があった
- ロシアのように近代工業の基盤があったわけでもなく、
- 中国のように膨大な人口を抱える大国であったわけではない
- ベトナムでは、強大な侵略軍に対して長期のゲリラ戦を行う必要があった
- 支配地域(解放区)では、農地改革を行い農民に土地を与え、秩序の回復を行うことで、住民の支持を得て組織化した
- フランス軍が侵攻してきたときには、まだ軍隊が軍隊の体を為していなかったので、戦いながら近代的な軍隊を編成する必要があった
- 強い敵は避け、弱い敵を殲滅ながら、その武器を奪い武装していった(フランス軍はわれわれにとっての武器商人である)
- 戦いながら、平行して軍幹部を養成していった
- 数人の敵を数十人で殲滅し、小隊を中隊で、中隊を大隊で殲滅しながら、ベトナム軍は近代的な軍の体裁を為していった
- やがて、ディエンビエンフーの闘いでその成果が試されるときが来た
- ゲリラ戦に悩まされたフランス軍は、北ベトナムを一気に殲滅しようとディエンビエンフーに大要塞を築こうとした
- 急な山とジャングルに囲まれた盆地
- ラオスと北ベトナムを結ぶ要衝
- 要塞が完成すれば、野戦砲や戦車・航空支援によって守られるため、ゲリラ戦は通用しない
- ベトナム側としては要塞の完成前にフランス軍を殲滅する必要があったが、ベトナム軍にとっては有利な側面もあった
- フランスが、ベトナム軍の火砲を軽視していた。ベトナム軍は何の警戒ももたれずに盆地を囲む山に火砲を持ち込むことができた
- ディエンビエンフーは、フランスの後方陣地から離れているため、補給は航空機を使う必要があった。乱戦になったので、投下物資の大部分はベトナム側の物になり、「フランスの補給」によりディエンビエンフーを攻めることができた
- ベトナム軍による絶え間ない攻撃と、物資の窮乏により、ディエンビエンフーに籠るフランス軍は消耗し、やがて1万6千人が殺され、幕僚すべてを含む3万人が捕虜となる惨敗を喫することになった
- 他の戦線でも今や近代的な軍になったベトナム軍は勝利を重ね、ジュネーブ協定を勝ち取ることができた
2007/01/31 JAVA PRESS 特別総集編, 技術評論社, 2007 †
- 既刊のVol1(1998年4月号)からVol45(2005年11月号)をPDF化したもの
- JNI / Jini / log4j / JUnit / James あたりの記事はちょうど読み返してみたいと思っていたところ
2007/01/30 Home, ERJ, Angela Aki, 2006 †
AMAZON(B000F8O5N0)
- こぶしの効いた力強い歌声(今はつらいかもしれないが前向きにがんばろう!)には確かに勇気づけられるのだが・・・
- 最近の心境には逢わないかな・・・。
- 元気のあるときに再挑戦
- 2/10 追記 : 元気になってきたので再挑戦。ブルースや演歌のようなコブシが(・∀・)イイ!
2007/01/28 要求を仕様化する技術・表現する技術 技術評論社 清水吉男 2005 †
- 筆者は30年にわたりソフトウェア開発のコンサルタント業務を行ってきた。本書は、その経験により培われた方法論をまとめたもの
- 第1部 要求仕様にまつわる問題
- 顧客の「要求」と「要求仕様」をきちんと文書化しないとソフトウェア開発プロジェクトは大変なことになるよ
- 第2部 要求仕様を書く
- 第3部 要求管理と計測
- 不具合管理表などからプロジェクトで何が起きているのかを把握する方法
- 実践的な事柄についてかかれていて、多分しっかりと理解すべき一冊なんだろうけど・・・
- 現時点ではちんぷんかんぷん・・・というか「要求」って何へ(゚◇゚へ)?
- 第1部で要求仕様をきちんと文書化しないと不幸になると言っていて、第2部で要求仕様の書き方が説明されていて、第3部で要求管理について述べられているけど
- お客さんから「要求」として何を引き出して、「要求仕様」としてどういう物を作らなきゃいけないのか全く説明がないので、肝心の「要求」がどんな物か分らない
- 「要求」のなんたるかは、この本を読むための前提知識で、この本を読むような人の中では常識なのかなぁ?
- とりあえず CMM 、PMBOK、RUP周辺を猟書してみてから再読する必要がありそうだ
2007/01/27 Maven2.0入門 技術評論社 野瀬直樹,横田健彦 2007 †
- Maven2.0の設計思想
- プロジェクトで行うことはだいたい同じなのだから
- Maven(賢者)のディレクトリ構成・ビルドプロセスを使え!
- そうすればMaven(賢者)が大抵のことは面倒を見てくれる
- プロジェクト作成・コンパイル・アーカイブ化・公開サイト作成・Webサーバへのアップロードをコマンド一発
- Eclipseとの連携方法
- Maven2.0の主要な plugin 紹介
- プロジェクトでの周辺技術
- SubversionとMavenとの連携
- Continuumとの連携
- 夜中に、全ビルド・全テストを行い、出社前にテストレポートを作ってくれる
- でもやっぱり最後は人だよ(Chapter5は、まるまるJava開発者の愚痴。いっていることは正しいんだけど・・・でも愚痴だよなぁ・・・)
- Maven2.0については、公式サイトで一応勉強していた(cf. 本サイトMavenまとめページ )が、この本を読んでMavenの詳しい設計思想や仕組みを学ぶことができた。
- Subversion/Continuumとの連携は、いずれ調べなきゃと思っていたが、この本に詳しくまとめられていたのでよかった。いずれ実プロジェクトで使うこともあるでしょう
- (私にとっては)肝心の EJB3.0 / Struts+Xdoclet との連携については述べられていなかった・・・自分で調べるしかないか・・・
2007/01/27 LDAP -設定・管理・プログラミング- オーム社 Gerald Carter 2003 †
- LDAP概論
- OpenLDAP環境のインストールと基本設定
- チュートリアル(planjoe株式会社の組織図を作成)
- OpenLDAPの運用
- レプリケーション
- ディレクトリの分散
- セキュリティ(SASL)
- NISサービスをLDAPに置き換える方法
- 電子メールの認証にLDAPを使う方法
- FTP/Samba/Radius認証にLDAPを使う方法
- ActiveDirectory?との相互運用方法
- Perl/RubyからのLDAPアクセス方法
- cf. Basic LDAP自己学習メモ
- 当面JBOSS(Tomcat)の認証にOpenLDAPを使えるようにすることが目標
- 他のサービスの認証も実験してみたいんだけど・・・動いている物をいぢるなという格言があるんで・・・
2007/01/27 収容所群島2 ブッキング ソルジェニーツィン 2006復刊(1973刊行) †
- 悪名高き 58条(反革命罪) がどのように成立し、どのように「ロシア的に」運用されたのか?
- キリスト教会を排除し、民主勢力(立憲党)を排除し、革命で共闘した社会主義勢力を排除し、共産党内の反レーニン・反スターリン派を排除する・・・それを裏付けるために 58条 は作られた
- 法律が先にあるのではなく、政府による弾圧を正当化するための法律
- 58条では、
- 具体的な犯行や準備が行われなくても、反革命的な行為を想像しただけで罪に問える
- 検察官の心証が「反革命的な行為を想像」したことの証拠となる
- やがて、秘密警察は、組織(予算)を維持するために逮捕のための逮捕を始めるようになった
- 一般市民ばかりか、社会インフラを担っている技術者・ドイツ戦線で戦っている将校までも手当たり次第に・・・
- 傷害や殺人の刑期は3年程度、しかし昨日まで善良な市民であった58条組の刑期は10年以上
- 58条を盾にした秘密警察の権力は際限なく広がり、
- 下は、護送中の「政治犯」の持ち物を巻き上げたり、「囚人」への支給品の横領に手を染め
- 上は、外国人(フィンランド高官の息子)の拉致などイリーガルな政治的スタンドプレー
2007/01/22 デッド・ゾーン 新潮文庫 スティーブン・キング 1979 †
- あらすじ
- 平凡な高校教師ジョン・スミスは、ガールフレンドと祭りに行った帰りに交通事故に遭い脳に重傷を負い昏睡状態に陥る
- 5年がたちジョンが奇跡的に目覚めると、彼には触れた物や人の過去や未来が分る特殊能力が備わっていた
- 無くしてしまった大切なもの、生き別れた母親、消し忘れて火事になりかけているガスコンロ、連続殺人事件の犯人・・・そういったものをたちどころに当ててしまうジョンに人々は感謝するとともに敬遠するようになっていった
- それでもどうにか安定した暮らしを手に入れ、将来に希望の光が見えてきたジョンだったが、偶然ある泡沫下院議員候補の選挙キャンペーンにいきあわせて、その下院議員候補と握手したために、運命の歯車が回り始める
- ジョンが見たイメージは、近い将来、その下院候補がナチスと同じような大衆煽動で合衆国大統領となり、世界を核戦争で崩壊させる・・・そういったものだった
- すべては決められた運命だったのだろうか?ジョンは世界の破滅を止めるために能力を与えられたのだろうか?
- テレビをつけたら偶然テレビシリーズをやっていて、面白そうだったので
- cf.カサンドラ
- ギリシャ神話。トロイの王女。
- アポロンと予知能力と引き替えに情婦となる約束をするが、その能力を与えられると、さんざんもてあそばれたあげくに捨てられる未来を予知することとなり、オリンポス山からトロイへ逃げ返る
- 怒ったアポロンは、カサンドラに「誰も彼女のいうことを信じない」という呪いをかける
- カサンドラは、ギリシャが攻めてくることを何度も警告するが、誰も彼女のいうことを信じずに、結局トロイはギリシャに滅ぼされてしまう
- cf.イエス=キリスト
2007/01/21 【SJC-WC 310-81】Sun認定Webコンポーネントディベロッパ 試験合格 †
2007/01/20 MINI KEYBOARD Pro英語85KEY †
- http://online.plathome.co.jp/detail.html?scd=11650295
- 長年このキーボードを会社で使っていたが先日故障してしまった
- 秋葉原で色々キーボードを見てまわったが、どうもしっくりするものがない。
- USミニキーボード
- フルキーボードからテンキーを除いてあって、変にキー配列をいじっていないもの
- "INS"、"DEL"が右上にあること
- "~"が左上にあること
- "["、"]"がEnterの上、Pのとなりにあること
- 諸処の理由により、IBM(Lenovo)は使えない
- 結局同じものを買ってしまった。多分もう生産していなくて、在庫が切れたらそれで終わりだろうから予備分も含めて二本発注
2007/01/15 仕事ができない人は話も長い 日経BP 宋文州 2006 †
- 2004年〜2006年、著者(経営コンサル)の発行していた顧客向けメルマガ
2007/01/02 収容所群島1 ブッキング ソルジェニーツィン 2006復刊(1973刊行) †
- 復刊ドットコム で、復刊希望者が100名集まったので復刊が決まったもの
- 著者
- ソルジェニーツィン。1918-。北カフカスの人。
- 砲兵大尉として第二次大戦中に従軍中、スターリン批判の嫌疑で逮捕。1945-1958 強制収容所に収監される
- 1960年代、強制収容所での体験を元にした小説を発表。
- 1970年、ノーベル文学賞受賞。
- 1974年、国家反逆罪で国外追放。
- 1991年、ソ連崩壊。
- 1994年、ロシアに帰国。
- 概要・抜粋
- スターリン時代に行われた数千万人の粛正を虫瞰図的に、生き残った人々の証言、自身の体験を通じて浮き彫りにしたもの
- (なぜ機関(ВЧК*4、КГБ*5)は、特に政治に関わっていない人々まで手当たり次第逮捕したのかというと、)「機関のめざすところはもっぱら目標数字の達成だったからである。数字の達成はきちんとした方針に沿ったものであるかもしれず、全く偶然的性格を帯びたものであるかもしれなかった。」
- 「大多数の人びとはかすかな希望に支えられて、じっとしている。潔白であるなら、いったい何で逮捕されることがあろう。これは何かの間違えだ!もう襟がみとられて引きずられているのに、人はまだ心の中で呪いを唱えている。<<これは何かの間違えだ!調べて間違えと分れば−釈放してくれるにちがいない!>>」
- 「あなたはまだ機関を、調べて間違いと分れば釈放してくれるにちがいない人間らしい論理を持った役所と考えている。それならばどうして逃げる必要があろう?それならばどうして抵抗などしてよかろう?かえって自分の立場を不利にし、間違いの究明を妨げるばかりではないか?抵抗するどころか、あなたは隣人に悟られないよう、命じられたとおり爪先立って、そっと階段を下りていくことになる」
- 「17世紀の皇帝アレクサンドル・ミハイロヴィチ時代に普通に行われたことも、ピョートル大帝時代にはすでに野蛮な行為と見なされ、18世紀のビロン摂政時代にはせいぜい10人無いし20人しか適用できなくなり、エカテリーナ女帝時代には完全に不可能になったことが、飛行機が飛び、トーキー映画やラジオが現れた偉大なる20世紀の最盛期に、社会主義的原則に基づいて成立した社会において行われたのである。しかも、それは一人の悪党によってどこか隠された場所で行われたのではなく、何万人かの特別に教育された獣のような人間によって、何百万人というか弱い犠牲者に対して行われたのである。」
- 「その仕事の性質上、あの連中は、教養のある、文化的に広い視野のある人物になる必要はない。だからあの連中はそのような人間ではない。その仕事の性質上、物事を論理的に考える必要もない。だからあの連中はそのような人間ではない。その仕事の性質上、あの連中は指令の正確な実効と、相手の苦しみに対する無慈悲さが要求される。だからあの連中はそういう人間であり、それがあの連中にふさわしいのだ。あの連中の手を経てきた私たちは、何から何まで人間的なものが失われている連中の本質を、嫌というほど膚に感じている。」
- 「あの連中は、一切の事件がいかさまだと知りながらも、何年と無く働いていたのだ。どうしてそんなことができたのか?あの連中はものを考えないように努めたのだろうか(これはすでに人間としての崩壊である)、それとも単に自分にこう言い聞かせたのか−そうしなければならないのだ!指令を出す人間は絶対に間違うことはないのだから、と。」
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非View Suica
指揮官は楽毅
古いB級映画を見て二人で涙を流すなど
チェーカー、全露非常委員会1919-1954
KGB 国家保安委員会1954-1991
Last-modified: 2007-03-22 (木) 01:48:44 (6470d)
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