- 2020-03-30 Timberborn 2周目
- 2022-03-25 アニメ「平家物語」
- 2022-03-24 辛味大根を収穫
- 2022-03-19 Timberborn
- 2022-03-14 gnuplot で、観測データの差分を塗りつぶすやり方
- 2022-03-13 カーシャ (蕎麦粥) 食べてみた
- 2022-03-05 最適停止問題
- 2022-02-26 【大学数学】テイラー展開の気持ち【解析学】, 予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」,2017
- 2022-02-26 またあおう, 畠中恵, 2021, 文春文庫
- 2022-02-22 Quntis L206 display light 52cm
- 2022-02-22 COVID-19 3回目摂取
- 2022-02-06 【SDGs】○○しながら全部学べるSDGs?!、鷹の爪団、2022
- 2022-02-06 騙し絵の牙、2021
- 2022-02-03 マクナマラの誤謬, Gigazine
- 2022-02-03 Wordle チートプログラム作った
- 2022-01-30 風神雷神図屏風、俵屋宗達、17C
- 2022-01-29 東京国立博物館 特別展「ポンペイ」
- 2022-01-24 アンゴルモア元寇合戦記 博多編(1)〜(5)、たかぎ 七彦、角川コミックス、2019-2021
- 2022-01-24 アンゴルモア元寇合戦記(1)〜(10完)、たかぎ 七彦、角川コミックス、2015-2018
- 2022-01-22 できるAccess 2019、広野忠敏、インプレス、2020
- 2022-01-20 右大臣実朝、太宰治、青空文庫、1943 (初出)
- 2022-01-13 Ring Fit Adventure 終了
- 2022-01-03 水木サンの幸福論、水木しげる、角川文庫、2007
- 2022-01-03 バッタを倒しにアフリカへ, 前野ウルド浩太郎, 光文社新書, 2017
- 2022-01-03 日本では絶対に危険な「MMT」をやってはいけない、MMTの「4つの誤り」と「3つの害悪」とは何か, 小幡績, 東洋経済, 2021
- 2022-01-03 初夢は自分の並列化
2020-03-30 Timberborn 2周目 †
- もう1周だけ
- こんどは、自然種のビーバーではなく、培養槽で増える Iron Teeth ビーバ
- 舞台は terraces (段丘)
- 吾輩はビーバーである。名前はまだ無い。どこで生れたかとんと見当がつかぬ。薄暗い部屋の中に何百とある培養槽の中の一つで目覚めた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは政治家という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この政治家というのは主に人を食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。しばらくすると培養槽が非常な速力で運転し始めた。培養槽が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗に眼が廻る。胸が悪くなる。到底助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。
- ふと気が付いて見ると政治家はいない。たくさんおった兄弟のうち十疋だけが吾輩の周りで気を失っている。肝心の培養槽さえなくなってしまった。その上今までの所とは違って無暗に明るい。眼を明いていられぬくらいだ。はてな何でも容子がおかしいと、のそのそ這い出して見ると非常に痛い。吾輩たちはとある段丘の断崖の上に棄てられたのである。
- 今考えても不思議なのだが、吾輩たちは何をすべきなのか完璧に理解していた、自分たちで食料や水を確保して、培養槽で数を増やし、運河を掘り、堤防を築いてこの不毛の大地を再び緑の大地に戻すのだ。
- 第一都市
- 我輩たちが棄てられた断崖の上に作られた都市。この断崖は、周囲の土地よりも高いにもかかわらず、地層の皺曲によって帯水層が露出しており、遥か彼方の高山の雪解け水がサイフォンの原理によって湧き出している。周囲の乾燥した大地では最もマシな地域。
- この地方の、ほぼすべてのニンジンとジャガイモ、クリが生産されている
- 堤防を築いて川を嵩上げすることにより飲料水は確保できるが、動力源としての利用は限られるので、製粉所は建てられなかった
- 製材所・歯車工場・製紙工場・印刷所が立地している
- 第一都市だけ、都市の人口を維持する以上の培養槽を設置している。第一都市の余剰人口は、他の都市の増員のための要員になる。
- 第二都市
- 断崖の上から、慎重に周囲を見渡して、2つの川が交わる地に工業都市を築いた
- 2つの川をダム(可動水門)でせき止めて水位を上げ、周辺を農地化した。ガマと小麦の大規模農場があり、この地方で消費しきれないほどの生産高がある。
- また、ダム下流に、大型水車を設置して、そこから得られる莫大な動力を利用している
- 製材所・歯車工場・製紙工場・爆弾工場・金属工場が立地している。金属は、水位を上げてできた人工林奥の、ニンゲンの遺跡から切り出してきている
- 第三都市
- 金属スクラップを取得するために作られた都市
- 第一都市の断崖から流れ落ちる水を堤防で嵩上げしたダム池に貯留するこで、安定的な飲料水の供給が可能になった
- また、このダム池は第三都市に安定的に工業用水を供給するためにも役立っている
- 第二都市でダイナマイトが発明されると、大規模な運河が開削され、周辺の乾ききった河床は大規模農地となった
- 第四都市
- 水源地域を管理するための都市
- 水源地域に大規模ダム(可動水門)を設置することで、干魃期間にも下流地域に一定期間水を供給することが可能となった
- 第三都市からの運河の終点は、大規模なセイヨウコウホネ(レンコン)の生産地となっている
- 第四都市からは、周辺を緑化するためだけの運河が伸びている。灌漑によって緑地を広げるのは Iron Teeth に埋め込まれた本能であり、喜び。
2022-03-25 アニメ「平家物語」 †
- これは良い
- 平家物語を丁寧に描いたアニメ
- 平家物語そのものを逐一描くのではなく、縁あって平家の身内となった琵琶法師の眼を通して、なぜ琵琶法師が平家の栄華と滅亡を後世に語り継がねばならぬと思ったのかということを主軸に物語が展開する。
2022-03-24 辛味大根を収穫 †
- 秋口に、ペットボトルに植えた辛味大根をようやく収穫
- まぁ、風味はする。あまり辛くない。すりおろしたときのなめらかな食感は良し
2022-03-19 Timberborn †
- 機械学習用の GPUマシン (Ubuntu/Linux) 上の Steam で遊んでみる
- 本来は、Windows 用のゲームだが、エミュレータ (Steam Play = Wine を Steam が魔改造したもの) で Linux 上でもガンガン 3D 描画が回る
- α版なので、町が発展して、計算量が多くなるとたまに落ちる。バイパス道路が完成して、ビーバー数×住居数×職場数の最短経路が一気に変わるときに落ちやすい・・・かな
- ニンゲンが、地球環境をめちゃくちゃにして滅んでから数千年がたった
- 河川は干上がり、かつては地球の 2/3 を覆っていた海も今では、1/3 を残すのみとなっている
- そんな世界で、ふたたび文明を築こうとする種族が現れた、そう我らがビーバー
- 第一地区(中町)
- 新天地を求めて、遠く故郷を離れた 4 人のビーバーが最初に入植した土地
- 彼らは、長い放浪の末、この時代には珍しい水が流れる川のほとりに、緑豊かな砂洲を見つけた。
- しかし、この地に落ち着いた彼らは、数か月後に、この地が天国ではないことを知ることになる。周期的に訪れる乾季は、この砂洲からすべての水分を奪い、作物どころ仲間の命を奪うことを知ることになった
- 彼らは、川の出口にダムを作って、乾季の飲料水および農業用水を確保すると、大規模な食料生産および植林を開始する
- 陸地には、ニンジン、ジャガイモ、小麦を植えて、ダムによって作られた浅い水域では、ガマ、セイヨウコウホネ(レンコン) が植えらている
- 広大で管理された松林はビーバーに建材を提供する一方、工業原料の"松脂"を産する
- また、メープルの林からは建材と、メープルシロップを産する
- ちなみに、”林" には、すでに人工林という意味が含まれている。 林=はやし=生やす=樹木の間が管理された人工林。森=もり=こん盛り=樹木の密集する場所=自然の森・神域。神域には特に、杜(もり)の字をあてる
- 現在も、原則的にこの地方のすべての食糧供給の基盤を担っている
- また、ダムによって生まれた "位置エネルギー" と、風車による膨大な動力によって工業製品の生産の中心にもなっている
- 板工場
- 歯車工場
- 紙工場
- 印刷所 (ビーバーは本を読んで内容を楽しむとともに、読んだページをおやつに食べる)
- ダイナマイト工場
- 製粉所 (ガマ粉、小麦粉)
- 第一地区 (中町) は、この地方の物流および、宗教・娯楽の中心になっている
- 大規模倉庫群
- 配送センター×2
- メリーゴーランドや祠(ほこら)
- 第二地区 (下町)
- 第一地区 (中町) の食糧および木材生産が安定すると、ビーバーたちは、一度の乾季で全滅しないように、すこし離れたところにバックアップ用の入植地を作ることを決議した。
- そして、下流地域にうってつけの河岸段丘を見つける
- 河岸段丘の入り口をせき止めると、中町と下町の間に広大で深い湖を作ることができて、その湖の水で年間を通じて新しい町を潤すことができそうだ
- この地区は、工業生産に特化している
- 板工場
- 歯車工場
- 金属ブロック工場 (ニンゲンの町の廃墟から、アセチレンバーナーで鉄骨を切り出してきて再加工する)
- ダイナマイト工場
- 農業は、自給用のニンジンを産する他、建材用に松林・栗林を管理している。その他の食料品は第一地区(中町)からの輸入に依存している
- 中町へは、ここでしか生産されていない、金属ブロック・焼き栗を輸出している
- 第三地区 (上町)
- 第二地区 (下町) に、工業都市を作ることに成功したビーバーたちは、そこで開発に成功したダイナマイトを使って運河を開削し、東側の荒野を潤すことを計画する
- その起点として選ばれたのが、川の上流に作られた第三地区
- 峡谷に本格的な三段水門を持つ治水ダムを建設。乾季には下流域に蓄えられた水を供給するとともに、東側の運河の水源となっている
- 第三地区 (中町) では、原則的にダム建設のための資材を自給できるようにして、その他の食糧・資材は第一地区 (中町) からの輸入に依存している
- 第三地区 (上町) はずれの乾燥した山の頂上には、天文台が建てられて、この地域の科学研究の中心地となった
- 第四地区 (高町)
- 第三地区 (上町) の治水ダムによって、西側地区にあふれ出した水を治水するための地区
- 基礎食糧のニンジンのほかは、すべての物資を他の地区に依存している
- 治水工事完了後は、数匹のメンテナンス要員が残っているのみ
- 水源地帯の渓谷からあふれた水を西側に流すことで、西側一帯が快適な低湿地帯となる。
- 第五地区 (低町)
- 第三地区 (上町) から続く長大な運河によって、新たに潤された地域(奥)。手前は第一地区(中町)。左は第三地区(上町)
- ニンジン・じゃがいも・小麦が大量に生産される穀倉地帯になっている
- 動力源がないので、小麦を粉にすることができない。小麦を他の地域 (第一(中町)・第二(下町)・第三(上町)地区) へ輸出し、製品のパンを輸入している
- 第六地区 (奥町)
- 水源地帯を管理するための地区
- 第五地区(高町) の 導水路に流す水の量を調整するとともに、第三地区 (上町) の 三段ダムに、より多くの水が蓄えられるようにした。
- 基礎食糧のニンジンのほかは、すべての物資を他の地区に依存している
- ダム設備の工事完了後は、数匹のメンテナンス要員が残っているのみ
- 別のマップと、別の種族があるけど、とりあえずは満足かな。そろそろ、機械学習のほうに戻ろう。今度は新たな課題を AutoML で試して遊んでみる。
- ちなみに別の種族 (Iron Teeth) は、自然繁殖ではなく、培養ポッドで増えるビーバー。科学力がオリジナルのビーバーより優れている。
2022-03-14 gnuplot で、観測データの差分を塗りつぶすやり方 †
- x, y1, y2 のデータを用意して起いて、"using 1:2:3 with filledc fill pattern 4 notitle" とすると、2列、3列のデータの差を塗りつぶしてくれる
- 下手に塗りつぶし区間を指定せずに、塗りつぶし区間以外は、2列、3列に同じ値を入れておくのが簡単
set title "Price data"
set xlabel "year"
set ylabel "price"
set grid
set label 1 right at first 2022.20,13301.95 "BUY1" textcolor rgb "red"
set label 2 left at first 2024.00,13301.95 "BUY2" textcolor rgb "red"
plot "$attach_plot.txt" using 1:2 with line title "price (predict)", \
"$attach_plot.txt" using 1:2:3 with filledc fill pattern 4 notitle
---- plot.txt
2025.00 16320.75 16320.75
2024.00 13301.95 16320.75
2023.00 12000.00 16320.75
2022.20 13301.95 16320.75
2022.10 14905.00 16320.75
2022.00 16320.75 16320.75
2021.90 16150.50 16150.50
2021.80 15838.50 15838.50
2021.70 14682.50 14682.50
2021.60 14955.75 14955.75
2021.50 14549.00 14549.00
2021.40 13686.50 13686.50
2021.30 13850.00 13850.00
2021.20 13089.75 13089.75
2021.10 12911.00 12911.00
2021.00 12911.25 12911.25
2020.90 12885.50 12885.50
2020.80 11046.25 11046.25
2020.70 11407.25 11407.25
2020.60 12114.00 12114.00
2020.50 10890.50 10890.50
2020.40 10147.25 10147.25
2020.30 9560.25 9560.25
2020.20 8988.50 8988.50
2020.10 8454.00 8454.00
2020.00 8997.75 8997.75
2022-03-13 カーシャ (蕎麦粥) 食べてみた †
- 少し前に、ポーランドよりそばの実を取り寄せた
AMAZON(B0089N3YRG)
- お試しで、100gのそばの実を蕎麦粥にして食べてみた。最初なので、最小構成を試す
- 買ったのは、鬼殻が除いてある蕎麦
- 鍋で炒る。極小サイズのポップコーンのように、内部の胚芽が弾けて、渋皮の間から白緑色の実が顔をのぞかせる
- 3倍の量の熱湯を加える。鍋が熱くなっているので突沸注意。小さじ 1/4 の塩を加える。(自分の舌だと、これだと少し塩辛い、ひとつまみで良かったかも)
- 弱火で水分がなくなるまで煮る。
- バターを加える。少し多めでOK
- これはウメェというよりは、毎日食べられる飽きのこない旨さ
- 水分少ない。ジャスミンライスのチャーハンやパエリアくらい
- 蕎麦の香りと、バターの旨味による素朴な感じがいい
- 朝食に、蕎麦の実 100g から、蕎麦粥を作って食べた。結局ご飯茶碗 3 杯ほどになる。お腹いっぱい
- キノコやコンビーフを入れて、それこそ、パエリアのようにしても旨いらしい。
2022-03-05 最適停止問題 †
2022-02-26 【大学数学】テイラー展開の気持ち【解析学】, 予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」,2017 †
- これはめっちゃ分かりやすい
- テイラー展開 (マクローリン展開は a=0 の場合)
\(f(x) = \sum_{n=0}^\infty \frac{f^{(n)} (a)}{n!} (x-a)^n
= f(a) + f'(a)(x-a) + \frac{1}{2!} f''(a)(x-a)^2 + \frac{1}{3!} f'''(a)(x-a)^3 + \ldots
\)
- テイラー展開は x=a 近傍の関数の近似値を、微分値の和で表せる。
- sin, cos, log, e とかがからむ関数の値を、積和の計算に落とし込める
- 気持ち
- 要は、x=a のときの値と、n階微分値が正しく出るようにしているだけの話。シンプル、賢い
- テイラー展開に出てくる謎の階乗は、微分したときに出てくる係数 ( \( ((x-a)^n)' = n \times (x-a)^{n-1} \) で出てくる n倍の項 )を打ち消して、ちょうど自分が n階微分の計算で登場するときに係数が 1 になるようにするためのもの
- 0階微分
\(f(x) = f(a) + f'(a)(x-a) + \frac{1}{2!} f''(a)(x-a)^2 + \frac{1}{3!} f'''(a)(x-a)^3 + \ldots \\
f(a) = f(a) + f'(a)(a-a) + \frac{1}{2!} f''(a)(a-a)^2 + \frac{1}{3!} f'''(a)(a-a)^3 + \ldots = f(a)
\)
- 1階微分
\(f'(x) = f'(a) + \frac{2}{2!} f''(a)(x-a) + \frac{3}{3!} f''(a)(x-a)^2 + \ldots \\
= f'(a) + f''(a)(x-a) + \frac{3}{3!} f''(a)(x-a)^2 + \ldots \\
f'(a) = f'(a) + f''(a)(a-a) + \frac{3}{3!} f''(a)(a-a)^2 + \ldots = f'(a)
\)
- 2階微分
\(f''(x) = f''(a) + \frac{3 \times 2}{3!} f''(x)(x-a) + \ldots \\
= f''(a) + f'''(a)(x-a) + \ldots \\
f''(a) = f''(a) + f'''(a)(a-a) + \ldots = f''(a)
\)
- 3階微分
\(f'''(x) = f'''(a) + \ldots \\
f'''(a) = f'''(a)
\)
2022-02-26 またあおう, 畠中恵, 2021, 文春文庫 †
2022-02-22 Quntis L206 display light 52cm †
AMAZON(B08T6H2W93)
2022-02-22 COVID-19 3回目摂取 †
IMG SEARCH ERR for "covid 19 vaccine"
- 公民館で、勤務時間終了後に接種
- 翌日発熱 37℃ 一日寝て過ごす
- 本当にウイルスが体中で暴れまわっているわけではなく、ワクチンが免疫機構をトレーニングしているだけなので、心配せず寝てれば良い。
2022-02-06 【SDGs】○○しながら全部学べるSDGs?!、鷹の爪団、2022 †
- SDGs の読み上げ
- Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
- 持続可能な経済発展モデルを2030年までに作り上げて、現在困窮している人たちの生活水準や権利の底上げを図ろうという、目標。
- 最後の17番目は、進捗度合いを測るためのベンチマークもちゃんと決めとこうぜって言う目標。掛け声だけのきれい事だけじゃなくて、ちゃんと具体的に実施していこうという枠組み。よくできている。
- 一部で言われているように、経済発展を止めて自然を守ろうという話ではない。
- ふわっと SDGs を知ったかぶりしている、そこの君*1、いいから 50 分間だまって SDGs の朗読を聞いとけ。
2022-02-06 騙し絵の牙、2021 †
- Netflix で視聴
- これはオモシロイ。
- 一癖も二癖もあるアクの強いプレーヤーたちによる騙し合い。しかし、かれらは自分の意志で動いていたのではなく、結局は故人が陰から操っていた。
- その呪いを受けなかったのは、故人の遺産をモノにしようと群がる亡者ではなく、故人の志を受け継いで自分で歩みだしたものだけ。
2022-02-03 マクナマラの誤謬, Gigazine †
- https://gigazine.net/news/20220203-mcnamara-fallacy/
- アメリカがベトナム戦争で敗北したときにとっていた戦略。国防長官を務めていたマクナマラにちなんでそう呼ばれている
- アメリカは、ベトナム戦争初期、動員兵力や補給、死者数の推移をだけ見て「圧倒的じゃないか我軍は」と戦争を拡大していった
- しかし、戦況芳しく無く、やがてマクナマラは自分の考え方の間違えに気づく。そして、現地ベトナムを訪れて自分の目で定性的に状況の判断をして、ジョンソン大統領、ニクソン大統領に撤退を進言している
- マクナマラの誤謬
- 「A:(実施段階で) 現在取得している定量的モデルが常に他のモデルよりも正確であると勝手に思い込むこと」
- 「B:(計画段階で) 最も簡単に行うことができる定量的測定こそが最も適切だと考えてしまうこと」
- 「C:定量的測定基準で使用されているもの以外の要因をなかったことにしたり、たいした影響はないと矮小化したりすること」
2022-02-03 Wordle チートプログラム作った †
- 今流行の https://www.powerlanguage.co.uk/wordle/ のチートスクリプト
- 5文字の英単語を6回の試行で当てるゲーム
- 試行した英単語を構成するアルファベットのうち、正解の単語と位置が同じものが緑になり、位置が違うが使われているものが黄色で示される。また、正解の単語で使われていないアルファベットは灰色になる
- 作ったスクリプトは、条件に合う英単語を列挙するスクリプト
- 結構短く作れた。うまくできていると思う。
#!/usr/bin/env python
# -*- coding:utf-8 -*-
import argparse
import subprocess
from itertools import permutations
def main():
parser = argparse.ArgumentParser()
parser.add_argument('-p', '--pattern', help='word pattern', required=True)
parser.add_argument('-i', '--include', help='include words', required=False)
parser.add_argument('-e', '--exclude', help='exclude words', required=False)
args = parser.parse_args()
word_regex = "^("
word_template = args.pattern
seed = '' if None == args.include else args.include
seed = seed + "-"*(word_template.count("_") - len(seed))
exclude_pattern = '[^\']' if None == args.exclude else "[^\'" + args.exclude + "]"
for p in set(permutations(seed)) :
idx = 0
for c in word_template :
if '_' == c :
word_regex += exclude_pattern if '-' == p[idx] else p[idx]
idx += 1
else :
word_regex += c
word_regex += "|"
word_regex += ")$"
command = "grep -E \"" + word_regex.replace("|)", ")") + "\" /usr/share/dict/words"
proc = subprocess.Popen(
command,
shell = True, # sh -c "command"
stdin = subprocess.PIPE, #1
stdout = subprocess.PIPE, #2
stderr = subprocess.PIPE) #3
stdout_data, stderr_data = proc.communicate() #wait
if (isinstance(stdout_data, bytes)):
print (stdout_data.decode("UTF-8"))
else:
print (stdout_data)
if __name__ == '__main__':
main()
2022-01-30 風神雷神図屏風、俵屋宗達、17C †
- 展覧会に行くたびに、ミュージアムショップで 100円 の絵葉書を買ってきて、100円 の額に入れて飾るようにしている
- 数億円の絵画を買わなくても 200円 で十分に楽しめる
- いままで、座右 (というか左側の壁) にはレンブラントの「赤い帽子の女」をかけていたけれども、思うところあって換えることにした。(ちなみに、その絵だけは、東急ハンズで買った高い額に入っている)
- 右下の行灯は、LEDのテーブルライトに、トレーシングペーパーを巻いたもの。Web会議で、顔に光を当てるための工夫。これがないと、逆光+画像補正で、顔色がゾンビのようになる。トレーシングペーパーを巻かないと、眩しいばかりか、眼鏡に反射してこれまた変な顔になる。
2022-01-29 東京国立博物館 特別展「ポンペイ」 †
- 写真は、「ファウヌスの家」の応接間の床を再現したもの。特別展内は全作品撮影可
- どの展示物も BC79 の遺物にしては、色々と精巧すぎる。やはり、百聞は一見にしかず。あの技術水準、生活水準と比べたら、中世はやはり暗黒時代。
- 食堂あとから発見された「たこ焼き器」が素晴らしすぎる。取っ手のついた薄い鉄板に半球のくぼみが9つ空いている。目玉焼きを作っていたと想定されているが、あれを使ってたこ焼き作れる。
- 午前いっぱい使って見学。眼福眼福。
- 当初の予定では、お昼ごはんは上野の街中でお寿司でも食べようと思っていた。しかし、午後に常設展(の"はにゃ〜(埴輪)") と東洋館のイスラム美術展をみることに変更した。そこで、お昼は、博物館内のキッチンカーで横手やきそばを食べる。おっちゃんが、大きな炊飯器から半茹での麺を取り出してきて、ひとしきり熱い鉄板でソースを混ぜて焦げ目をつけてから、弁当箱に詰めてくれた。まぁ、屋台の焼きそばとしては悪くない。博物館の中庭という非日常性で+20%。御馳走。
2022-01-24 アンゴルモア元寇合戦記 博多編(1)〜(5)、たかぎ 七彦、角川コミックス、2019-2021 †
2022-01-24 アンゴルモア元寇合戦記(1)〜(10完)、たかぎ 七彦、角川コミックス、2015-2018 †
2022-01-22 できるAccess 2019、広野忠敏、インプレス、2020 †
- 大量のExcelの業務分析資料を連結して、欲しい情報 (設計情報) を取り出したい。
- Excel マクロでやるのは、実行速度の面でも、欲しい情報を取り出すためのクエリを作るという面でも限界
- 今まで Access (というか Office) を使ったことがあんまりなかったので「できる」本で速習
- いやー 便利ですな。Excel のシートをそのままテーブル(表) に読み込めば、勝手知ったる SQL でサマライズした表 (View) を作ることができる。その表 (View) を UCanAccess? (JDBCドライバ) で読み込んで、またまた勝手知ったる Java でレポート化すれば高い生産性でいろいろできる
- 表形式のレポートだけなら Access/VBA でもいいけど、色々やりたければ自分は Java を使うかな
- Graphviz で有向グラフを作ったり、PlantUML でシーケンス図を作ったり
- POI で Excel のレポートを作って、お客様や別の設計チームに渡すとか
- View を直接 UCanAccess? から読むことはできないようだ
- でも、Access の クエリデザイナから View を作るための SQL をコピーしてくれば問題なし
2022-01-20 右大臣実朝、太宰治、青空文庫、1943 (初出) †
AMAZON(B009AJ63DK)
- 12歳の頃から実朝に使えていた近習が、実朝暗殺の数十年後に、実朝の日常を振り返るという体で書かれた物語
- これ、歴史物語というよりは、太宰治の自叙伝
- 現代の我々は、1948年に書かれた「人間失格」を読んでいるし、同年に太宰治が自殺したことも知っている。
- そして、太宰治が自殺に至るまでの葛藤に関する分析も聞いている
- 郷土の英才だった少年時代。社会正義に目覚めて社会主義運動に傾いた青年時代。社会主義運動に挫折して堕落した青年期。自堕落な生活を送りながらも、実家から多額の仕送りで暮らしていけている自分。津軽では地元の名望家だったが、東京では金だけ持っている田舎者と思われているのではないかという被害妄想。もう、いちいち文句を言わずに捨扶持だけ送ってくる実家。誰も自分に真剣に向き合ってくれない孤独感
- 物語の中の実朝も太宰治とおなじような人生をたどって破滅を迎えた
- 「太宰治の自叙伝」という前提知識なしに、この小説を見せられたら、かなり新鮮だっただろう。なんなら、めちゃめちゃ深い歴史解釈と目から鱗が落ちただろう。でも 21 世紀の読者にとっては、どろどろして胸焼けするような私小説としてしか読めない。そういう読み方しかできないことは惜しくもあり惜しくもなし。
2022-01-13 Ring Fit Adventure 終了 †
- 終了・・・と思ったけど、エクストラモードという形でもう一周やんなきゃいけないようだ。コースは同じで、出てくるモンスターが強くなっている。
- お正月のセールで、Fit Boxing 2 を買っちゃったよ。並行してやるか、取っておくか考え中
2022-01-03 水木サンの幸福論、水木しげる、角川文庫、2007 †
- 実質的に、日経新聞の「私の履歴書」を文庫に再録したもの。ほぼ水木サンの生涯を網羅する自伝になっている
- 「水木サンの幸福論」は、その前書き的な短編
2022-01-03 バッタを倒しにアフリカへ, 前野ウルド浩太郎, 光文社新書, 2017 †
- 博士課程を出たものの就職口のないポスドクが、趣味(フィールドワーク)と実益(論文書いて就職口を見つける)の2つの目的のためモーリタニアのバッタ研究所に赴く冒険譚
- 前半は、昆虫好きの少年が、博士になって、世界を股にかけて虫の研究をするという、爽快でワクワクするも浮き世離れした話。
- 後半は、日本の学会における研究者の生存競争の話が出てくる。こっちは、生々しく、すこし胃が縮まる気がする。自分は著者と同世代。学会(学問のための学問の世界)に憧れはあったが、あまりの競争の激しさ (と自分のポンコツ具合) に恐れをなして早々に諦めた。
2022-01-03 日本では絶対に危険な「MMT」をやってはいけない、MMTの「4つの誤り」と「3つの害悪」とは何か, 小幡績, 東洋経済, 2021 †
- https://toyokeizai.net/articles/-/473925
- MMT では、インフレになるまで財政規模を拡大できる(するべき)と唱えている
- 本当にそうしたらどうなるのかの思考実験
- MMT の言うように、バランスシートはバランスする。だから何? 複式簿記っていうのはそもそもそういうモノ。借方の資産の "簿価" と、貸方の借入金が対応するのは当たり前。("簿価" を時価で評価し直すと、借入金・資産を削らなきゃいけなくなるけど)
- 日本の場合、金融抑圧で金利を抑えることが可能なため、本当に深刻な状況になるまでインフレは起きない。これは、良いことに見えるけど実は悪いこと。MMT では、クラウディングアウト(公共投資が資源を取りすぎて、民間が資源を使えなくなること)が行き過ぎていることに対する警報装置は「インフレ」だけど、その警報装置が機能しない
- 最終的に、日本が使える資源 (労働者 6000万人 × 2000時間/年 = 総労働時間 1200億 人・時間/年) のほとんどを国が使う、共産主義経済の完成。ソビエト連邦のように、壮大な資源の無駄遣いの末、技術革新についていけないばかりか、生活必需品の供給すらままならなくなるだろう。
2022-01-03 初夢は自分の並列化 †
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- アールデコ調の事務所、深茶色のオーク材のテーブルが彼方まで整然と並んでいる。そして、それぞれに緑色のガレのテーブルランプが置かれている。ランプはヤコウタケのように緑青色の光をたたえており、机の表面には、はぼんやりと赤銅色の反射光が浮かんでいる。
- そこで何百人もの"自分"が鉛筆で何事か計算している。その中のひとりである自分は、計算パイプラインを保つために急いで手元の計算を終わらせようとしている。と、同時に、並列処理の部分計算の結果が全て組み合わされたとき、なにか素晴らしいことが起きることも知っている。
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