2007/03/21 幸せになる投資戦略を探せ、講談社、これからの資産形成を考える会、2007

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  1. 主人公は1997年に大学を卒業した5人
  2. 2007年現在、それぞれ会社に勤めていて中堅社員になっている
  3. 彼らの10年後を日本経済の歩む4つのシナリオの元でシミュレートしたものが本書

2007/03/19 Windows Vista その2 (Ready Boostその他)

  1. メモリ1GBでは、しょっちゅうHDD(pageファイル)にアクセスしに行っていて、人間の操作に対する反応がワンテンポ遅れる
    • そこで、2GB の Memory Stick Pro Duo を買ってきて、Ready Boostに設定
      AMAZON(B000EDWJ2A)
      • メモリースティック(Fドライブ)を右クリックして、[プロパティ]-[Ready Boost]
      • 推奨通り 1.8GB を Ready Boost に設定
    • 要は pageファイル を消費電力が少なくランダムアクセスが早い Flashメモリ に置く技術
    • 怖いぐらいに HDD にアクセスにいかない。心なしか軽く動くようになった。
    • きっと、Memory Stick にがんがんアクセスしにいっているんだろうなぁ・・・
  2. 帰途ビックカメラで買って来たんだけど、Bicポイントカード + Suica(おサイフ携帯) ゜Д゜)ウマァー。BicポイントとAmazonポイント二重取り。
  3. ATOK 2006のパッチ http://www3.justsystem.co.jp/download/atok/up/win/070130.html
  4. 今日 おサイフ携帯を Felica ポートに置いたらめでたく認識された。昨日だめだったのは、例のワンテンポの遅れのために「反応しない」と勘違いした?

2007/03/18 評伝シャア・アズナブル-<<赤い彗星>>の軌跡- (上巻・下巻)、講談社、皆川ゆか、2006

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2007/03/18 つっこみ力、筑摩書房、パオロ・マッツァリーノ、2007

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2007/03/18 PASMO運用開始・電車代決済方法変更

2007/03/18 HDDレコーダーのファイルシステム崩壊?

2007/03/17 Windows Vista

2007/03/14 収容所群島3 ブッキング ソルジェニーツィン 2006

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2007/03/11 ミウラ折り

2007/03/10 Sweet pea

sweetpea1.png sweetpea2.png

2007/03/05 サーバー復旧

  1. 3/2金深夜に、何を思ったのかSuse10.0->10.2へのアップグレードを試みる →  失敗 [sad]
    • バージョンアップに伴い、設定ファイルのフォーマットが変更になったアプリがちらほら
    • 特に dovecot なんかは V0.99(Suse10.0添付) -> V1.00(Suse10.2添付) でほぼ別物ぢゃん
  2. 土日の丸二日間サーバが落ちていました
  3. 取りあえず10.0に戻してメールとWebだけ復旧。あとはゆっくりと
  4. 久しぶりに、「コンピュータに直接さわる」仕事をした [smile]

2007/02/25 最小努力の法則



2007/02/25 Java RMI, O'REILLY, William Grosso, 2002

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  1. というわけで動物本も一緒に購入
  2. 例によって「ナナメ読みできない本」だが、その分しっかりかかれている
    • ネットワークをまたいだClassloader や lookup 周りなどもちゃんと解説されている

2007/02/25 Java分散オブジェクト入門, 技報堂出版, 中山茂, 2000

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  1. Object Serialize, RMI, CORBA, JINI(Java Space) を総覧する小冊子(A5版)
  2. 明日 rmid ベースの古いアプリを見に行かなければならないのでその予習
  3. ちょうど JINI(Java Spcae) に興味があったことだし・・・

2007/02/24 Gershwin Best Collection, Universal, 2007

AMAZON(B000LZ54P0)

  1. 有名どころ39曲
    1. Rhapsody In Blue
    2. An American in Paris
    3. Cuban Overture
    4. I Got Rhythm
    5. But Not For Me
    6. Someone To Watch Over Me
    7. Somebody Loves Me
    8. 'S Wonderful
    9. Summertime
    • ほか
  2. Life is 'S Wonderful. But Not For Me. But Not For Me.

2007/02/24 今日のお散歩

  1. 神保町の三省堂で参考書を購入
  2. 靖国通りを通って、神田須田町へ
  3. 竹むらでお昼代わりに
    • 粟ぜんざい
    • 突き出しに出された、桜塩の入った湯が、存外美味い
    • お一人様ですが何か [sad]
    • 栗ぜんざいを頼むときに、おみやげのあげまんじゅうも頼んでおくのが作法
  4. 秋葉原で、Windows Vista の価格調査
    • OEM(DSP)版 の Windows Vista Home Premium は、15000円くらい (形式上、容量・規格不問のメモリの付属品)
    • 某所で Office XP Enterprise版 が、30000円くらい
  5. 神田明神(平将門)
  6. 湯島天満宮(菅原道真)
    • 元々の祭神は天手力男神(アメノタヂカラオ)(天の岩戸をあけた神)
    • 太田道灌の時代に菅原道真も祭り、江戸時代にはそちらが主神に・・・((ひさし)を貸して母屋を取られる)
    • 梅は2分咲き「東風吹かば 匂い寄こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」
    • 狭い社内に出店多数。受験生のお礼参りで結構込んでいた。

2007/02/17 香乱記(四), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006

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  1. 田儋の子、田市は斉の王位を継いだものの愚鈍であったために、次第に田栄・田横に猜疑心を募らせていき暗殺しようとする。
  2. そこで、田栄が先手を打ち王位を簒奪する。
  3. やがて、楚の項羽が斉に侵攻を開始する。項羽による苛烈な焦土作戦の中で田栄は命を落とすが、辛くも漢の援軍を受けて楚を撃退する
  4. 斉では、田栄の子、田広が王位に立つ。田広は仁義に篤い人だったので斉は一時の平穏を得る。
  5. しかし、それも1年程度しか続かなかった
  6. 漢の劉邦の武将韓信は、はじめ斉に同盟を持ちかけたが、斉がそれに同意し、軍を楚との国境に移すやいなや斉に侵攻してきた
  7. 無防備な斉を韓信は易々と攻略し、田広は命を落とす
  8. 遼東半島に落ち延びた田横は、亡命政権の主として王に即位し、ゲリラ戦を展開する。ここに物語の最初で為された許負の予言は成就する。
  9. やがて、項羽を下した漢の天下は着実に定まっていき、田横は海上の小島に追い詰められる
  10. 「義人」として名高い田横に興味を覚えた劉邦は、田横を諸侯に迎えようとする。
  11. しかし奸物劉邦に仕えることを良しとしない田横は自刃し、首だけになって劉邦の元に赴くのだった(おわり)

2007/02/17 香乱記(三), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006

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  1. 魏斉連合軍は、斉王田儋を失ったものの、楚の項梁の援軍を受けて辛くも秦の章邯を退けることに成功する
  2. 田儋の子、田市が王位を継ぎ、斉は楚の影響力を排除しながら局外中立政策をとる
  3. その間に、項羽を中心とする楚は、函谷関を超えて秦に侵攻する。
  4. やがて項羽の武将であった劉邦が咸陽を攻め落とし、ここに秦王朝は滅亡する。
  5. しかし天下は定まらず、今度は楚漢の戦いが幕を開ける。

2007/02/17 香乱記(二), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006

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  1. 二世皇帝故亥の苛政によって人々の不満は臨界点まで達しようとしていた。
  2. そして、陳勝・呉広の蜂起により秦の統治機構は瓦解する。
  3. 中原では陳勝・呉広が王朝を立て、楚では義帝を推戴して項梁・項羽が立つ一方、秦では章邯が70万人の奴隷を兵として組織し反抗の準備を始めていた。
  4. 斉ではそのどさくさに紛れ田儋・田栄・田横の3兄弟が蜂起し、田儋を王として斉を復興する。
  5. やがて章邯が函谷関を超えて中原に侵攻してくると、その矢面に立たされた魏は、田横を魏都に誘い出して幽閉した上で、斉に共闘を申し入れた

2007/02/12 香乱記(一), 新潮文庫, 宮城谷昌光,2006

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  • 斉の惽王(BC324-BC284)の時代、斉は絶頂期を迎え秦と中原を二分しようとしていた。
  • しかし、それに恐れを感じた五カ国の連合軍*2に斉は破れ、惽王とその王子のほとんどは殺された。
  • 主人公田横の祖父は惽王の王子であったが、この混乱を生き残り郷士として富家を築いた
  1. 時は下り秦の始皇帝の時代、田儋・田栄・田横の3兄弟は、親戚の集まりの帰り道に、盗賊に襲われていた許負とそれを護送していた秦兵を助ける
  2. 許負は稀代の人相見で、助けられた礼に田氏3兄弟の人相を見たところ、3人とも王になることを予言する
  3. 途中色々あって、田横は秦の丞相李斯や皇太子扶蘇の知己を得、次代の扶蘇に希望を見いだすのだが・・・
  4. 始皇帝は巡行中に病没し、同行していた故亥・趙高によって遺言は書き換えられ、扶蘇は謀殺されてしまう

2007/02/12 日本タブー事件史, 宝島編集部編, 2005

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  • 何か新しい事実や未確認情報が載っているわけではない
  • 現在の未解決事件や報道されない事件に携わってきた報道関係者の内輪話
    • 未解決事件がどこで行き詰まっているのか?
    • 明らかな不正がなぜ報道されないのか?
  • 皇室報道と記者クラブ
    • 宮内省(官庁)が記者クラブを通じて報道のすべてをコントロールしている。
    • しかし、マスメディアの側にもメリットがあり持ちつ持たれつ
  • 森且行がSMAPに居た過去を消そうとするジャニーズ事務所
  • ユダヤ系団体による広告主への圧力(マルコポーロ廃刊事件)
  • 歌舞伎町を取材していたフリージャーナリスト殺害事件の裏
  • 世田谷一家殺害事件の現状
  • 引退した競走馬の行方
  • etc.

2007/02/11 柳沢厚生労働相の問題発言(女性は産む機械)

  • 実際に大臣が何を言ったのかを調べてみると、どうもマスコミはミスリーディングしている気がしてきた
    ◆柳沢厚生労働相発言要旨
    なかなか今の女性は一生の間にたくさん子どもを産んでくれない。
    人口統計学では、女性は15〜50歳が出産する年齢で、その数を勘定すると
    大体分かる。ほかからは生まれようがない。
    産む機械と言ってはなんだが、装置の数が決まったとなると、
    機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね、
    あとは産む役目の人が1人頭で頑張ってもらうしかない。
    (女性)1人当たりどのぐらい産んでくれるかという合計特殊出生率が
    今、日本では1.26。2055年まで推計したら、くしくも同じ1.26だった。
    それを上げなければいけない。
    (スポーツ報知 http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070130-OHT1T00025.htm より引用)
  • 報道(ミスリーディング)されているように、「オンナは何も考えずに子供を産んでりゃいいんだよ!!」と発言した訳じゃない
  • 単に、
    (出生数) = (女性の人数)×(出生率)
    だから、(出生数) を大きくするためには、(女性の人数) が変わらない以上 (出生率) を大きくする必要がある。
    といっているだけ、
  • 「(女性の人数) が変わらない」=「装置の数が決まったとなると」
  • そもそも統計値とはこういう身も蓋もない物だし、当人も「機械と言っては申し訳ないが、機械と言ってごめんなさいね」といっているんだから、まともに日本語を話せる人であれば誤解しようもないと思うんだが・・・
    • cf. ハンロンのカミソリ:「無能で説明できることに悪意を見いだすな」
      • マスコミは、わざと世論をミスリーディングしているのか?
      • それとも基礎的な日本語の読解能力がないのか?
  • そのあとの発言もたたかれているみたいだけど
    「若い人たちは結婚したい、子どもを二人以上持ちたいという
    (希望を持つ)極めて健全な状況にいる。
    若者の健全な希望にフィットした政策を出していくことが非常に大事だ」
    (中国新聞 http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702060359.html より引用)
    • この認識は多分ズレていると思うけど、どこをどうとったら女性蔑視になるんだ?
    • 単に「世の中にはいろいろな考えの人がいるし、その自由がある」ことに思いが至らないだけでは?(政治家だから?年齢(72歳)のせい?)
    • でも問題とされているのは、その点ではなく「子供を二人持つことが健全」であるという発言の表層
  • 問題の論点がズレている。論点とすべきは
    • そもそも個々人のプライベートな問題に政府がどこまで介入して良いのか?(柳沢厚労相は介入すべきだと、好意的に見れば手助けをしてあげたいと思っている)
    • 仮に、政府が少子化対策を行うべきだとして、柳沢厚労相に、原因を的確に把握して、具体的な施策を立案し実行する能力があるのか?

2007/02/10 よくわかる Java Server Face の仕組み, ソフト・リサーチ・センター, 吉田裕之, 松塚貴英, 2005

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  • JSF1.1 の解説書
  • (JavaEE に正式採用された、現時点の最新版は、JSF1.2)

  • どこかで見た文体だと思ったら、昔の上司が書いた本だった [smile]
    • 具体的なサンプルアプリケーションを作りながらの丁寧なチュートリアルは、わかりやすくて大変良いんだけど・・・
    • 言葉をいちいち厳密に定義してから使うので、なかなかナナメ読みできない文体
      • 「10日でできる」系のように、パラパラとめくっていくと取りあえず分った気になれる構成ではない
      • 教科書のように、ちゃんと読んでいけばしっかり理解できる構成をしている
    • 思えば、このサイトの技術メモもどちらかというと教科書的かもしれない・・・
    • そういえば「・・・」は使うなって怒られたなぁ・・・

2007/02/10 ミャンマーの柳生一族, 集英社文庫, 高野秀行, 2006

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  • 作家・船戸与一とミャンマーを取材旅行したときの紀行文と、そこから垣間見えたミャンマーの社会・経済・文化の説明を織り込んだもの
  • ミャンマーの軍事政権を日本の江戸時代の武家社会に例えて、ミャンマーの社会でもそれなりの(ことわり)に基づいて、それなりに幸せな日常生活が営まれていることが描かれている
    • アウンサン将軍 = 建国の英雄
    • ミャンマー = 天領(ビルマ族居住地域)+外様大藩+少数民族
    • 現政権 = アウンサン将軍の股肱による武家政権
      • 親藩・旗本(国軍主流派)
      • 柳生一族(諜報部)
    • スーチー女史 = アウンサン将軍の娘
      • 軍部としてもないがしろにできない存在
      • スーチー女史も父の股肱であった軍事政権と決定的に対立しているわけではない(現在の軍事政権は神君アウンサン将軍の目指した軍事政権ではない)
    • 麻薬王を政権に取り込む懐の深さ(?)も・・・
    • 庶民もガチガチに監視されているわけではない。日本人と似た社会性
      • 公的な場では自分の意見を言わない
      • 朋輩になるととことん信用して、政治的にきわどい話もできる
  • 取材旅行では、柳生一族から「案内役」が派遣されたが・・・
    • 「案内役」の長兄は諜報部の中枢人物
    • 当人はおっちょこちょいの好人物。できの悪い末弟を諜報部の系列企業に引き取った?
    • 作中では、柳生三十(ミソ)兵衛と呼ばれる
  • 後日談
    • 作者は、取材旅行を通じて三十兵衛と仲良くなった*3
    • 作者が日本に帰ってきた直後、国軍主流派のクーデターにより、首相を兼務していた諜報部の長官は更迭され、柳生一族は粛正の対象に・・・三十兵衛とも音信不通状態

2007/02/04 人民の戦争・人民の軍隊, 中公文庫, ヴォー・グエン・ザップ, 1959

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  • 著者
    • ヴォー・グエン・ザップ(武元甲)、1912-、
    • インドシナ戦争・ベトナム戦争で北ベトナムを指揮した名将
    • 元歴史(フランス史)教師
  • 本書はジュネーブ協定からトンキン湾事件までの停戦期間に、対仏戦争を回想したもの。後本書は、対米戦争の精神的支柱となった。
    1945(北)ベトナム民主共和国成立
    1949(南)フランスの後ろ盾により阮朝の末裔を首班とするベトナム国成立
    フランスによる北ベトナムへの侵攻
    1954ディエンビエンフーの戦いで仏軍惨敗
    1955ジュネーブ協定成立。北緯17度線で停戦。1956年に統一選挙実施を約束。
    1955(南)アメリカの後ろ盾により、ゴ・ディン・ジエムがクーデターを起こす。ベトナム共和国成立。ジエム政権、統一選挙を拒否。
    1963(南)ジエム政権クーデターにより崩壊
    1964トンキン湾事件
    アメリカによる北爆開始
    1967(南)グエン・バン・チュー政権成立
    1968テト攻勢
    1974米軍撤退
    1975サイゴン陥落。ベトナム統一
  • あらすじ
    1. 反帝国主義運動、プロレタリア独裁は歴史の必然である
    2. しかし、ベトナムの革命は、先例である2大国とは違う方式をとる必要があった
      • ロシアのように近代工業の基盤があったわけでもなく、
      • 中国のように膨大な人口を抱える大国であったわけではない
    3. ベトナムでは、強大な侵略軍に対して長期のゲリラ戦を行う必要があった
    4. 支配地域(解放区)では、農地改革を行い農民に土地を与え、秩序の回復を行うことで、住民の支持を得て組織化した
    5. フランス軍が侵攻してきたときには、まだ軍隊が軍隊の体を為していなかったので、戦いながら近代的な軍隊を編成する必要があった
      • 強い敵は避け、弱い敵を殲滅ながら、その武器を奪い武装していった(フランス軍はわれわれにとっての武器商人である)
      • 戦いながら、平行して軍幹部を養成していった
    6. 数人の敵を数十人で殲滅し、小隊を中隊で、中隊を大隊で殲滅しながら、ベトナム軍は近代的な軍の体裁を為していった
    7. やがて、ディエンビエンフーの闘いでその成果が試されるときが来た
    8. ゲリラ戦に悩まされたフランス軍は、北ベトナムを一気に殲滅しようとディエンビエンフーに大要塞を築こうとした
      • 急な山とジャングルに囲まれた盆地
      • ラオスと北ベトナムを結ぶ要衝
      • 要塞が完成すれば、野戦砲や戦車・航空支援によって守られるため、ゲリラ戦は通用しない
    9. ベトナム側としては要塞の完成前にフランス軍を殲滅する必要があったが、ベトナム軍にとっては有利な側面もあった
      • フランスが、ベトナム軍の火砲を軽視していた。ベトナム軍は何の警戒ももたれずに盆地を囲む山に火砲を持ち込むことができた
      • ディエンビエンフーは、フランスの後方陣地から離れているため、補給は航空機を使う必要があった。乱戦になったので、投下物資の大部分はベトナム側の物になり、「フランスの補給」によりディエンビエンフーを攻めることができた
    10. ベトナム軍による絶え間ない攻撃と、物資の窮乏により、ディエンビエンフーに籠るフランス軍は消耗し、やがて1万6千人が殺され、幕僚すべてを含む3万人が捕虜となる惨敗を喫することになった
    11. 他の戦線でも今や近代的な軍になったベトナム軍は勝利を重ね、ジュネーブ協定を勝ち取ることができた

2007/01/31 JAVA PRESS 特別総集編, 技術評論社, 2007

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  • 既刊のVol1(1998年4月号)からVol45(2005年11月号)をPDF化したもの
  • JNI / Jini / log4j / JUnit / James あたりの記事はちょうど読み返してみたいと思っていたところ

2007/01/30 Home, ERJ, Angela Aki, 2006

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  • こぶしの効いた力強い歌声(今はつらいかもしれないが前向きにがんばろう!)には確かに勇気づけられるのだが・・・
  • 最近の心境には逢わないかな・・・。
    • 最近聴きたいのは
      つまづいたっていいじゃないか にんげんだもの
      
      くるしいことだってあるさ 人間だもの
      まようときだってあるさ 凡夫だもの
      あやまちだってあるよ おれだもの
      
      愚痴をこぼしたっていいがな
      弱音をはいたっていいがな 人間だもの
      たまには涙をみせたっていいがな 生きているんだもの
                                                  相田みつお
      系の曲
    • あるいは、何にも考えずに
      We will We will ROCK YOU!
  • 元気のあるときに再挑戦
    • 2/10 追記 : 元気になってきたので再挑戦。ブルースや演歌のようなコブシが(・∀・)イイ!

2007/01/28 要求を仕様化する技術・表現する技術 技術評論社 清水吉男 2005

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  • 筆者は30年にわたりソフトウェア開発のコンサルタント業務を行ってきた。本書は、その経験により培われた方法論をまとめたもの
  1. 第1部 要求仕様にまつわる問題
    • 顧客の「要求」と「要求仕様」をきちんと文書化しないとソフトウェア開発プロジェクトは大変なことになるよ
  2. 第2部 要求仕様を書く
    • 要求仕様を記述する際のテクニック
  3. 第3部 要求管理と計測
    • 不具合管理表などからプロジェクトで何が起きているのかを把握する方法

  • 実践的な事柄についてかかれていて、多分しっかりと理解すべき一冊なんだろうけど・・・
  • 現時点ではちんぷんかんぷん・・・というか「要求」って何へ(゚◇゚へ)?
  • 第1部で要求仕様をきちんと文書化しないと不幸になると言っていて、第2部で要求仕様の書き方が説明されていて、第3部で要求管理について述べられているけど
  • お客さんから「要求」として何を引き出して、「要求仕様」としてどういう物を作らなきゃいけないのか全く説明がないので、肝心の「要求」がどんな物か分らない
  • 「要求」のなんたるかは、この本を読むための前提知識で、この本を読むような人の中では常識なのかなぁ?
  • とりあえず CMM 、PMBOK、RUP周辺を猟書してみてから再読する必要がありそうだ

2007/01/27 Maven2.0入門 技術評論社 野瀬直樹,横田健彦 2007

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  1. Maven2.0の設計思想
    • プロジェクトで行うことはだいたい同じなのだから
    • Maven(賢者)のディレクトリ構成・ビルドプロセスを使え!
    • そうすればMaven(賢者)が大抵のことは面倒を見てくれる
      • プロジェクト作成・コンパイル・アーカイブ化・公開サイト作成・Webサーバへのアップロードをコマンド一発
  2. Eclipseとの連携方法
  3. Maven2.0の主要な plugin 紹介
  4. プロジェクトでの周辺技術
    • SubversionとMavenとの連携
    • Continuumとの連携
      • 夜中に、全ビルド・全テストを行い、出社前にテストレポートを作ってくれる
  5. でもやっぱり最後は人だよ(Chapter5は、まるまるJava開発者の愚痴。いっていることは正しいんだけど・・・でも愚痴だよなぁ・・・)

  • Maven2.0については、公式サイトで一応勉強していた(cf. 本サイトMavenまとめページ )が、この本を読んでMavenの詳しい設計思想や仕組みを学ぶことができた。
  • Subversion/Continuumとの連携は、いずれ調べなきゃと思っていたが、この本に詳しくまとめられていたのでよかった。いずれ実プロジェクトで使うこともあるでしょう
  • (私にとっては)肝心の EJB3.0 / Struts+Xdoclet との連携については述べられていなかった・・・自分で調べるしかないか・・・

2007/01/27 LDAP -設定・管理・プログラミング- オーム社 Gerald Carter 2003

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  1. LDAP概論
  2. OpenLDAP環境のインストールと基本設定
  3. チュートリアル(planjoe株式会社の組織図を作成)
  4. OpenLDAPの運用
    • レプリケーション
    • ディレクトリの分散
    • セキュリティ(SASL)
  5. NISサービスをLDAPに置き換える方法
  6. 電子メールの認証にLDAPを使う方法
  7. FTP/Samba/Radius認証にLDAPを使う方法
  8. ActiveDirectory?との相互運用方法
  9. Perl/RubyからのLDAPアクセス方法

  • cf. Basic LDAP自己学習メモ
    • 当面JBOSS(Tomcat)の認証にOpenLDAPを使えるようにすることが目標
    • 他のサービスの認証も実験してみたいんだけど・・・動いている物をいぢるなという格言があるんで・・・

2007/01/27 収容所群島2 ブッキング ソルジェニーツィン 2006復刊(1973刊行)

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  • 悪名高き 58条(反革命罪) がどのように成立し、どのように「ロシア的に」運用されたのか?
  • キリスト教会を排除し、民主勢力(立憲党)を排除し、革命で共闘した社会主義勢力を排除し、共産党内の反レーニン・反スターリン派を排除する・・・それを裏付けるために 58条 は作られた
    • 法律が先にあるのではなく、政府による弾圧を正当化するための法律
  • 58条では、
    • 具体的な犯行や準備が行われなくても、反革命的な行為を想像しただけで罪に問える
    • 検察官の心証が「反革命的な行為を想像」したことの証拠となる
  • やがて、秘密警察は、組織(予算)を維持するために逮捕のための逮捕を始めるようになった
    • 一般市民ばかりか、社会インフラを担っている技術者・ドイツ戦線で戦っている将校までも手当たり次第に・・・
    • 傷害や殺人の刑期は3年程度、しかし昨日まで善良な市民であった58条組の刑期は10年以上
  • 58条を盾にした秘密警察の権力は際限なく広がり、
    • 下は、護送中の「政治犯」の持ち物を巻き上げたり、「囚人」への支給品の横領に手を染め
    • 上は、外国人(フィンランド高官の息子)の拉致などイリーガルな政治的スタンドプレー

2007/01/22 デッド・ゾーン 新潮文庫 スティーブン・キング 1979

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  • あらすじ
    1. 平凡な高校教師ジョン・スミスは、ガールフレンドと祭りに行った帰りに交通事故に遭い脳に重傷を負い昏睡状態に陥る
    2. 5年がたちジョンが奇跡的に目覚めると、彼には触れた物や人の過去や未来が分る特殊能力が備わっていた
    3. 無くしてしまった大切なもの、生き別れた母親、消し忘れて火事になりかけているガスコンロ、連続殺人事件の犯人・・・そういったものをたちどころに当ててしまうジョンに人々は感謝するとともに敬遠するようになっていった
    4. それでもどうにか安定した暮らしを手に入れ、将来に希望の光が見えてきたジョンだったが、偶然ある泡沫下院議員候補の選挙キャンペーンにいきあわせて、その下院議員候補と握手したために、運命の歯車が回り始める
    5. ジョンが見たイメージは、近い将来、その下院候補がナチスと同じような大衆煽動で合衆国大統領となり、世界を核戦争で崩壊させる・・・そういったものだった
    6. すべては決められた運命だったのだろうか?ジョンは世界の破滅を止めるために能力を与えられたのだろうか?
  • テレビをつけたら偶然テレビシリーズをやっていて、面白そうだったので
  • cf.カサンドラ
    • ギリシャ神話。トロイの王女。
    • アポロンと予知能力と引き替えに情婦となる約束をするが、その能力を与えられると、さんざんもてあそばれたあげくに捨てられる未来を予知することとなり、オリンポス山からトロイへ逃げ返る
    • 怒ったアポロンは、カサンドラに「誰も彼女のいうことを信じない」という呪いをかける
    • カサンドラは、ギリシャが攻めてくることを何度も警告するが、誰も彼女のいうことを信じずに、結局トロイはギリシャに滅ぼされてしまう
  • cf.イエス=キリスト

2007/01/21 【SJC-WC 310-81】Sun認定Webコンポーネントディベロッパ 試験合格

2007/01/20 MINI KEYBOARD Pro英語85KEY

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  • http://online.plathome.co.jp/detail.html?scd=11650295
  • 長年このキーボードを会社で使っていたが先日故障してしまった
  • 秋葉原で色々キーボードを見てまわったが、どうもしっくりするものがない。
    • USミニキーボード
    • フルキーボードからテンキーを除いてあって、変にキー配列をいじっていないもの
      • "INS"、"DEL"が右上にあること
      • "~"が左上にあること
      • "["、"]"がEnterの上、Pのとなりにあること
    • 諸処の理由により、IBM(Lenovo)は使えない [smile]
  • 結局同じものを買ってしまった。多分もう生産していなくて、在庫が切れたらそれで終わりだろうから予備分も含めて二本発注

2007/01/15 仕事ができない人は話も長い 日経BP 宋文州 2006

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  • 2004年〜2006年、著者(経営コンサル)の発行していた顧客向けメルマガ

2007/01/02 収容所群島1 ブッキング ソルジェニーツィン 2006復刊(1973刊行)

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  • 復刊ドットコム で、復刊希望者が100名集まったので復刊が決まったもの
  • 著者
    • ソルジェニーツィン。1918-。北カフカスの人。
    • 砲兵大尉として第二次大戦中に従軍中、スターリン批判の嫌疑で逮捕。1945-1958 強制収容所に収監される
    • 1960年代、強制収容所での体験を元にした小説を発表。
    • 1970年、ノーベル文学賞受賞。
    • 1974年、国家反逆罪で国外追放。
    • 1991年、ソ連崩壊。
    • 1994年、ロシアに帰国。
  • 概要・抜粋
    • スターリン時代に行われた数千万人の粛正を虫瞰図的に、生き残った人々の証言、自身の体験を通じて浮き彫りにしたもの
    • (なぜ機関(ВЧК*4、КГБ*5)は、特に政治に関わっていない人々まで手当たり次第逮捕したのかというと、)「機関のめざすところはもっぱら目標数字の達成だったからである。数字の達成はきちんとした方針に沿ったものであるかもしれず、全く偶然的性格を帯びたものであるかもしれなかった。」
    • 「大多数の人びとはかすかな希望に支えられて、じっとしている。潔白であるなら、いったい何で逮捕されることがあろう。これは何かの間違えだ!もう襟がみとられて引きずられているのに、人はまだ心の中で呪いを唱えている。<<これは何かの間違えだ!調べて間違えと分れば−釈放してくれるにちがいない!>>」
    • 「あなたはまだ機関を、調べて間違いと分れば釈放してくれるにちがいない人間らしい論理を持った役所と考えている。それならばどうして逃げる必要があろう?それならばどうして抵抗などしてよかろう?かえって自分の立場を不利にし、間違いの究明を妨げるばかりではないか?抵抗するどころか、あなたは隣人に悟られないよう、命じられたとおり爪先立って、そっと階段を下りていくことになる」
    • 「17世紀の皇帝アレクサンドル・ミハイロヴィチ時代に普通に行われたことも、ピョートル大帝時代にはすでに野蛮な行為と見なされ、18世紀のビロン摂政時代にはせいぜい10人無いし20人しか適用できなくなり、エカテリーナ女帝時代には完全に不可能になったことが、飛行機が飛び、トーキー映画やラジオが現れた偉大なる20世紀の最盛期に、社会主義的原則に基づいて成立した社会において行われたのである。しかも、それは一人の悪党によってどこか隠された場所で行われたのではなく、何万人かの特別に教育された獣のような人間によって、何百万人というか弱い犠牲者に対して行われたのである。」
    • 「その仕事の性質上、あの連中は、教養のある、文化的に広い視野のある人物になる必要はない。だからあの連中はそのような人間ではない。その仕事の性質上、物事を論理的に考える必要もない。だからあの連中はそのような人間ではない。その仕事の性質上、あの連中は指令の正確な実効と、相手の苦しみに対する無慈悲さが要求される。だからあの連中はそういう人間であり、それがあの連中にふさわしいのだ。あの連中の手を経てきた私たちは、何から何まで人間的なものが失われている連中の本質を、嫌というほど膚に感じている。」
    • 「あの連中は、一切の事件がいかさまだと知りながらも、何年と無く働いていたのだ。どうしてそんなことができたのか?あの連中はものを考えないように努めたのだろうか(これはすでに人間としての崩壊である)、それとも単に自分にこう言い聞かせたのか−そうしなければならないのだ!指令を出す人間は絶対に間違うことはないのだから、と。」

Random


*1 非View Suica
*2 指揮官は楽毅
*3 古いB級映画を見て二人で涙を流すなど
*4 チェーカー、全露非常委員会1919-1954
*5 KGB 国家保安委員会1954-1991

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Last-modified: 2007-03-22 (木) 01:48:44 (6468d)
Short-URL: http://at-sushi.com/pukiwiki/index.php?cmd=s&k=43a26d557f
ISBN10
ISBN13
9784061426061