Win11 WSL2/スリープで時刻ずれ

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WSL2/Ubuntuは、Win11側のスリープで時刻ずれを起こす †

• 結構ずれる
  
   
  

hwclock --hctosys では解決しない †

• なぜなら、WSL2の(仮想)ハードウェアの時計がずれているから

Chronyうまく動かない †

• 最近の NTP クライアント/サーバ の Chrony は WSL2/Ubuntu22 ではうまく動かなかった

昔ながらの ntpdate で更新するのが吉 †

$ sudo apt install ntpdate
$ sudo ntpdate -b ntp.nict.jp

よかろうと思います

Win11のスリープ復帰時に ntpdate コマンドを実行する †

• バッチファイルを用意する (wsl2_adjust_hwclock.bat)

  rem The hwclock command is not good at adjusting on WSL2.
  rem wsl.exe -u root --exec /usr/sbin/hwclock --hctosys
  
  start /min wsl.exe -u root --exec /usr/sbin/ntpdate -b ntp.nict.jp
  
  rem pause
  

  • まずは、最下行の pause を有効化してバッチ単体で実行して、動作するか確かめる
• [スタート]-[すべてのアプリ]-[Windowsツール]-[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[タスクのスケジュール]
  
• タスクを追加する
  • トリガー
    
    • スリープ復帰イベントは、次のように設定する
      [トリガー]→[特定イベントのログ記録時]

      ログ	システム
      ソース	Power-Troubleshooter
      イベントID	1

  • 操作には、先ほど作ったバッチファイルを指定する
    
    • バッチファイルの pause 命令は、さっき動作確認用に復活させたけど、タスクに登録する場合は再びコメントアウト (行頭 REM をつける) しておく

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