Random Memorandum 2008Q2

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2008-09-28 ゐたやゐたや †

• 今週前半より歯痛
  • 朝方は何ともないのだが、夕方から痛くなり寝る前には「ゐたやゐたや」
  • 本を読んで力尽きるとようやく眠れる状態
• 今日、2年半ぶりに歯医者に行ったところ、以前に神経を抜いたところに膿が溜まって、周りの神経を刺激していることが判明
  • いよいよ親知らずの手術かと心配していたが、レントゲン写真によると、そちらの方はまだ大丈夫そうだ
  • また、しばらく毎週土曜日の午前中は歯医者通いとなりそうだ
• やはり歯医者は疲れる
  • 今日は、レントゲンを撮って、銀歯を外して、歯石を取るだけで、痛くないのは分かっていた
  • しかし、口の中にドリルを入れられて、甲高い回転音を聞いていると、知らず知らず、腿(もも)、背中、腕、首の筋肉が硬直する
• 鎮痛剤(ボルタレン錠)はよく効く
  • 案の定、23時頃猛烈に痛くなってきたので、処方された鎮痛剤を飲む
  • 30分ほどでちょっと違和感がある程度まで痛みが軽減される。薬の効果が切れる前に寝てしまおう

2008-09-28 The World of GOLDEN EGGS、2008、Warner Home Video †

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• 何かの間違えで HDDレコーダーに録画されていたのを見たのがきっかけでハマる
  • ウチのアホHDDレコーダーの「おまかせ録画」は、番組表からキーワード一致で録画するはずなんだけど・・・よく肝心の番組をすっぽかして、変な番組を録画しやがる
• ターキーズヒル(アメリカ中西部をイメージした架空の町)の住人が繰り広げるドタバタ喜劇アニメ
• 日産 NOTE のコマーシャルにも使われた
• ウゴウゴルーガ調のCGが何ともいえない。
  • 遠景を見上げると、天井のテクスチャが張っていなかったりと内輪受けもばっちり
  • (CGアニメは、屋外の映像でも壁と天井に青空の壁紙を貼っている室内で映像を撮っているようなもの。しかし、よく天井に壁紙を貼るのをサボって仮想空間であることがバレてしまう事故が起きる)
• 舞台となる町は
  • 大部分の住民が白人貧困層
  • やることなすこと大雑把で向上心もないため、町にはこれといった産業はない
  • その反面、ほとんど犯罪は起きない
  • たまに、農場から逃げ出した2匹の七面鳥が主人公になる。ダメな先輩と、自分で何が出来るわけではないけれど先輩をバカにしている後輩のドタバタコンビ
• ちなみに純国産アニメ
  • 日本人の考える、アメリカの田舎を舞台にしていると同時に、日本の(田舎の高校生？の)ことも念頭に入っている
• なんだか、癖になって見続けちゃうんだよなぁ・・・たまにツボにはまって馬鹿笑いしたり・・・

2008-09-21 Dark Knight、Warner Bros.、2008、主演 Christian Bale、Heath Ledger †

AMAZON(B001AQYQ1M)

• 有楽町の「サロンパス ルーブル丸の内」にて観覧
• これはすごい、アメリカ映画の底力を見せつけられた
• あらすじ
  • 犯罪がはびこるゴッサムシティーでは、バットマンを名乗るダーク・ヒーロがマフィアを追い詰めつつあった
    • バットマンの正体は、世界的な大富豪ブルース・ウェイン
    • ブルース・ウェインは、昼間はブルース産業の社長、夜はバットマンという二重生活をしている
    • バットマンは、ブルース産業から資産を横領し、技術開発部門の秘密部隊にバットスーツをはじめとするハイテク武器を作らせている
  • しかし、ブルースはそんな二重生活に疲れ果てていた。そんな矢先、正義感に厚いハービー・デントが検事に就任する。ブルースは、デントの信念と合法的な手段に後を譲ろうと考え始める。
  • その頃、ジョーカーと名乗る口の裂けたピエロの格好をした男がゴッサムシティーに現れる。
  • ジョーカーは、マフィアに手痛い打撃を与える一方、彼らの持つ全資産の半分と引き替えにバットマンの殺害を提案する。
  • しかし、ジョーカーの目的は金ではなく、ゴッサムシティーを混乱に陥れ、デントを悪の道に引き込むことだった
    • 大規模なテロを予告してゴッサムシティーの全住民を避難させる。さらに避難民の乗る二隻のフェリーに爆弾を仕掛けて、それぞれに相手のフェリーの爆弾の起爆スイッチを渡す。
    • デントの婚約者を無残に殺害することで、彼の獣性を呼び覚まし、殺人鬼トゥーフェースにしてしまう。
• ジョーカー役のヒース・レジャーの鬼気迫る怪演が光る
  • 古典的な悪魔。
  • 破壊のための破壊、混乱のための混乱。
  • 善良な人々を悪の道に引きずり込む。
  • というよりは、人間の本性が野獣であるということを証明したいと願っている。
    • 旧約聖書のヨブ記に出てくる悪魔
    • ゲーテのファウストに出てくるメフィストフェレス
  • 公開直前に自殺(1979-2008)。役柄に喰い殺されたように思えるほどのぶっ飛んでいる名演。
• 逆説的に、バットマンの圧倒的な力が、ゴッサムシティーの犯罪をエスカレートさせて、ジョーカーを生み出したともいえる
  • 「正義」の側が、合法的な手段を無視して圧倒的な力で悪を押さえつけようとしても、犯罪はより巧妙に凶暴になる。
  • それに対抗するために、「正義」の側もより強圧的になる・・・
  • 9.11後のアメリカの姿？
• エンディングで、我々の取るべき方法が示されるが、すっきりとした解決方法ではない
  • 人々には、公正な正義が行われるという希望を与えなければならない
  • しかし、そのためには汚れ仕事を引き受ける存在も必要である
  • 表題の ダーク・ナイトは、Dark Knight
• 現代版「ファウスト」
  • 「私など生まれてこなければよかった！」
    • （第一部終幕。老ファウスト博士は人智の及ぶ限りの知識を得たが、真理に到達できないことに絶望していた。そんな彼の元に、悪魔メフィストフェレスが現れ、現世ではメフィストフェレスがファウストに仕えて快楽の限りを提供すること、その代わり感極まり「時間よ止まれ、汝はいかにも美しい！」と叫んだら、死後永遠にファウストがメフィストに仕えるという契約を結ぶ。絶大な力と若い肉体を手に入れたファウストは絶世の美女グレートヒェンと恋に落ちるが、そのためにグレートヒェンを破滅させてしまう）
  • 「時間よ止まれ、汝はいかにも美しい！」
    • （第二部終幕。ファウストは位人臣を極めるも後悔せぬ日はない。やがて彼は失明するが反って心は晴れ晴れするくらいだった。そんな中で、ファウストは領地を領民が安心して労働にいそしめる理想郷にすることを志す。しかし、彼の理想には誰も従わず、ついにメフィストフェレスはファウストの墓穴を掘り始める。その音を聞いた盲目のファウストは、ついに領民が「自由の国」の建設に立ち上がったと勘違いし、感極まって「時間よ止まれ、汝はいかにも美しい！」と叫ぶ）

2008-09-21 VT-06 BK、SOMES †

• もう２０年近く使ってきた Parker の筆入れがいよいよ寿命になったので、銀座の伊藤屋で購入
• 要求諸元
  • 鞄に入れて持ち運べること(何らかの方法で筆記具を固定できること)
  • 目的の筆記具をすぐに取り出せること
  • 格納筆記具
    • [万年筆] ×１
    • [３色ボールペン＋シャープペン] × １
    • [蛍光ペン] ×１
    • [シャープペンシルの替え芯箱] ×１
  • 耐用年数
    • 毎日使って10年以上
  • 価格
    • 性能諸元を満たすためにならば特に制限は設けない
    • ブランド価値は不要
• 結局、北海道の馬具メーカーの作っている質実剛健な筆入れにした。
  • ソメスサドル株式会社 http://www.somes.co.jp/

2008-09-15 今日のお散歩（両国〜水天宮〜大手町） †

• 両国の江戸東京博物館で、書の名宝展を見学
• 隅田川沿いを南下して水天宮まで
• 一転北上して小伝馬町で東京方面へ左折
• 大手町で電車に乗り帰宅

2008-09-15 北京故宮〜書の名宝展〜、江戸東京博物館 †

• http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2008/0715/200807.html
• 王義之、蘭亭序
  永和九年 岁在癸丑 暮春之初 会于会稽山阴之兰亭 修禊事也
  群贤毕至 少长咸集 此地有崇山峻岭 茂林修竹 又有清流激湍
  映带左右 引以为流觞曲水
  列坐其次 虽无丝竹管弦之盛 一觞一咏 亦足以畅叙幽情
  是日也 天朗气清 惠风和畅 仰观宇宙之大 俯察品类之盛
  所以游目骋怀 足以极视听之娱 信可乐也
  夫人之相与 俯仰一世 或取诸怀抱 晤言一室之内 或因寄所托
  放浪形骸之外 虽取舍万殊 静躁不同 当其欣于所遇 暂得于己
  快然自足 不知老之将至 及其所之既倦 情随事迁 感慨系之矣
  向之 所欣俯仰之间 已为陈迹犹不能不以之兴怀
  况修短随化 终期于尽 古人云 死生亦大矣
  岂不痛哉
  每览昔人兴感之由 若合一契 未尝不临文嗟悼 不能喻之于怀
  固知一死生为虚诞 齐彭殇为妄作
  后之视今 亦犹今之视昔
  悲夫 故列叙时人 录其所述 虽世殊事异 所以兴怀其致一也
  后之览者 亦将有感于斯文
  
  • 中学生の時に蘭亭序を書き写す課題で書道の先生に随分怒られたことを覚えている
    • 自分では上手く書写したつもりで提出したが、放課後に呼び出される。
    • 全ての文字のトメ・ハネ・ハライに朱筆が入っていて、随分と悔しい思いをしたのを覚えている。
    • 幾星霜経つが、未だに細かい作業を集中して根気よく正確に行うのは苦手だ・・・というか出来ない。
    • 伊達に飲み込みが早くて器用なので、かえってコツコトと小さな努力を積み重ねて大きな事を成し遂げられないのではないか、ということを危惧されたんだろう。危惧の通りになってます・・・
• 明の洪武帝
  • 明の太祖。1368-1398。貧農の生まれ。幼少期に飢餓で家族を失ったため、乞食坊主となり露命をつなぐ。元末の紅巾の乱に加わり元を打倒、明朝をたてる。世界史上最も悲惨な境遇から成り上がった人物。
  • 兵站の状況を問い合わせる直筆の書簡
  • 一応坊主だったので字は書けるがヘタクソ
• 清の康煕帝
  • 清朝三代皇帝。1654-1772。明を打倒した順治帝の跡を継ぎ、中国全土の支配権を確立した。
  • 明の武将で、明を裏切り清を招き入れた呉三桂が反乱を起こし、一時長江以南を失うも鎮圧に成功する。また、台湾で抵抗を続けていた鄭成功を破り、中国全土を統一する。
  • 雄渾で質実剛健
• 清の乾隆帝
  • 清朝六代皇帝。1735-1795。十回の遠征に成功し十全老人と称する。清朝の版図はこの時最大となる。美術品(書画)コレクター。晩年、思想統制や鎖国を行い、後の欧米列強の侵略に対する抵抗力を奪う。
  • 王義之の「快雪時晴帖」を苦労の末収集し生涯愛した。(自ら筆を執り「ネ申」と余白に書いたほど)

    羲之頓首快雪時晴佳想
    安善未果為結力不次王
    羲之頓首　山陰張侯

    • http://www.muian.com/01kaisetujiseichou.htm
    • 現在台湾の故宮博物院に収蔵されている
  • 均整のとれた流れるような草書はさすがだ。

2008-09-15 Bio Hazard 3、SONY Picture、2007、主演 Milla Jovovich †

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• あらすじ
  • 前作から８年後が舞台
  • ラクーンシティで発生したバイオハザードは世界中に広がり、人類文明は崩壊してしまった。
  • 生き残った人々はキャラバンを組み、大都市を避けながらハイウェイ沿いに孤立しているガソリンスタンドや村落などで燃料や食料を調達していた
  • そんな中、Tウイルスを遺伝子レベルで取り入れ超人的な能力を得たアリス（ミラ・ジョボビッチ）は、ふと立ち寄ったガソリンスタンドで、アラスカが安全な土地だと書かれたノートを見つける
  • アリスは、かつての仲間たちとともに、ラスベガスで燃料と食料を調達し、アラスカを目指そうとするが・・・
  • 一方で、世界各地の地下研究施設に生き残ったアンブレラ社の残党は、アリスのクローンを量産してゾンビに対抗する手段を模索していたがうまくいかず、オリジナルのアリスの捕獲を画策する
• 微妙
  • ・・・ミラ・ジョボビッチが主演でなかったら失敗したC級映画・・・
  • SF作品として設定が強引で安っぽい
• 次回作(もしあれば)は、芝浦近辺の東京メトロの駅につながっているアンブレラの秘密基地が舞台になるはず
  • 白金高輪？
  • http://www.tokyometro.jp/rosen/rosenzu/index.html

2008-09-15 Elizabeth The Golden Age、SONY Picture、監督 शेखर कपूर、主演 Cate Blanchett、2007 †

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• 前作から30年がたったイングランドが舞台
  • エリザベス1世は、即位直後の混乱を乗り切り絶対君主として英国に君臨している
  • 国民には神のごとく崇敬されており、国内には目立った反対勢力もないが、厚い白粉を落として個人的な悩みを話せるのは数人の侍女のみ
  • しかし、イングランドとスペインの対立が深まるにつれ物語は動き出す・・・
  • スペインの後ろ盾を得て、カトリック教徒によるエリザベス暗殺計画が動き始める
  • 秘密警察長官(国璽尚書)のウォルシンガムとともに陰謀を巡らし、反乱を画策したカトリック教徒を一網打尽にし、彼らが擁立しようとしていたメアリ女王を泣く泣く処刑したが、それこそスペインの待ってたものだった
    • メアリ女王は、エリザベスの従姉妹
    • イングランド王の継承権を持つ。フランス王妃にしてスコットランド王。
    • スコットランドの内乱を避けるためイングランドに亡命した。
    • 当人に政治的野心はなく賓客として扱われたが、エリザベス1世に処刑された。
  • スペインは、イングランド国内のカトリック教徒弾圧に非をならし、一気にイングランドを征服するべく大規模な無敵艦隊を発進させた。
  • それに対してエリザベス1世は、わずかな艦隊を海賊出身のフランシス＝ドレークに委ね、自身は悲壮な決意で義勇軍を率いて海岸沿いに陣取った。
  • 夜明けと同時にカレー沖海戦が始まるが、天候はエリザベス１世に味方するかのように暴風雨になる。この機をとらえてイングランド艦隊は火船をスペイン艦隊に突入させ、スペイン艦隊の陣形を崩すことに成功する・・・
  • アルマダ海戦によって、ヨーロッパ最強国の地位はスペインからエリザベス1世のイングランドに移る。
  • エリザベス1世の晩年は、穏やかな治世が続いて文化が花が開いた、後の人々はこの時代を The Golden Age と呼んだ。
• 後世から見ると、イングランド側はそんなに不利な状況ではなかった
  • イングランド・オランダ艦隊
    • 戦列艦 34
    • 武装商戦 163
    • 沿岸警備船 30 (オランダの平底船)
    • 船員 14500
    • 陸兵 1500
    • カルバリン砲(速射、長射程が可能だが威力に劣る)
  • スペイン・ポルトガル艦隊
    • ガレオン船 22
    • 武装商船 108
    • 船員 8000
    • 陸兵 19000
    • カノン砲(威力に勝るが、速射性、射程に劣る)
  • ヘンリー8世の時代に、イギリス海軍は大改革を行っていた。
    • 従来のガレオン船よりも低重心で安定性と速力に勝る戦列艦の製造に着手していた。
    • また、長距離砲によるアウトレンジ攻撃を想定して、ほとんど全部の艦載火器をカルバリン砲にしていた。
    • 一方スペインでは、未だに接舷して海兵隊が切り込む運用を想定していた。
  • 無敵艦隊とは言っても実は寄せ集め
    • 併合したポルトガルの西インド艦隊(巡洋艦)や武装商船(仮装巡洋艦)をあわせての大艦隊
    • 中にはガレー船もいた
• エリザベス1世晩年の名演説 "Golden Speech"
  • http://en.wikipedia.org/wiki/Golden_Speech
  • 「神は私を高い地位につけられたけれど、あなた方の愛情を得て統治してきたということこそ、私の王冠の栄光であると考えている。」
  • 議会に増税法案の承認を求める演説。否決された。

2008-09-14 CLOVERFIELD、Paramount、2008 †

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• 低予算パニック映画
• あらすじ
  • 舞台は近未来のニューヨーク。
  • ある男が昇進して東京に赴任することになり、友人たちがその男のアパートでサプライズパーティーを開いている。
  • 主人公は、カメラマン役を任されたイケてない男。物語の一部始終はこの手持ちカメラに納められたもの。
  • ２３時を迎えそろそろ会もお開きになろうとするころ、強い揺れがニューヨーク全体をおそった。
  • 慌てて外へ出る一同。街では軍隊が何者かに応戦しており人々が逃げ惑っている。
  • マンハッタン島から、ブルックリン橋で本土に逃れようとするが、巨大な腕が海中から伸びてきて橋を切断してしまう。
  • 何者かに襲われているマンハッタン島で逃げ回る主人公たち。
  • そうこうするうち、東京に行くはずだった男が捨てた恋人から、セントラルパークに隣接する高層アパートの自室で瓦礫に挟まれ動けなくなっていると助けを求める連絡が入り、みんなで助けにいこうということになる
    • パニック映画でやっちゃいけないこと！
    • まぁ、ここで「そんなのやってらんねぇ〜」と一人で逃げ出すようなやつは、直後にモンスターやゾンビにやられちゃんですが・・・
  • ・・・
  • 一部始終が納められたカメラは、後にセントラルパークで回収され、軍の機密書類保管庫で厳重に保管されることになる。
  • CLOVER FIELD って、放射能汚染地域のこと？(♧ = ☢)
• 襲ってくる化け物が何なのかは結局分からず仕舞い。どうやらタグルアト社という軍産複合企業が絡んでいるらしいが・・・
  • タグルアト社
    • http://tagruato.jp/
    • 深海開発で最先端を行く日本の巨大企業
  • タグルアト社の販売する飲料
    • http://www.slusho.jp/
    • 深海からくみ上げられる謎の物質を原料としている
    • 依存性がある？DNAを変化させる？
  • タグルアト社を告発する環境保護団体のサイト
    • http://tidowave.com/
  • 大西洋にあるタグアルト社のプラントが「テロリスト」に襲われたとされるニュース
    • http://jp.youtube.com/watch?v=v5Lvl7FORI8
  • CIAの内部告発？
    • http://www.1-18-08.com/
  • (制作元のマーケティングサイトか、勝手(3rd pirty)サイトかは分からない)
• 続編…作るのかなぁ
  • 見たくもあり
  • 見たくもなし
  • 謎が謎のままだと、いろいろ妄想をふくらませておもしろいが、制作者にちゃちな正解を押しつけられて幻滅することがよくある

2008-09-14 蕎麦屋の系図、光文社新書、岩崎信也、2003 †

• これぞ正統派の蘊蓄本
  • よくGoogle:清水義範がデフォルメして小説にしているやつ
  • 学校で大御所の教授から教わったとおりの作法で論文を書くとああなる。まじめすぎて逆にその文体がおかしい。
  • いちいち参考文献を挙げているが、それが誰も知らないような研究会の会報だったりする
    • その世界ではオックスフォード百科事典なみの定番情報源なんだろうけど
    • 文庫本の読者が知りたいのは調べた結果をわかりやすくまとめたものであって、情報源はどうでもいい
  • そのくせ、自分が調べた物については断定を避ける
    • 細部まで非常によく取材されているが、まだ網羅的な検討が終わっていないと断りを入れる
    • 論文なら明らかな真実と、自分の研究による推論を明確に分けなきゃいけないけど
    • 文庫本の読者は、新しい知識を得て「ふ〜ん」と思いたいわけで、True / False / Unknown を明確に分けられてもうっとおしいだけ
  • まぁ、自分も論文を書けといわれればああなりますが・・・
• そういう裏の楽しみ方の他に、本書の内容自体も斬新でおもしろい
  • 江戸時代から今日までの東京の蕎麦文化の変遷を老舗ののれん分けという切り口で見てみるのは非常に斬新
    • 砂場
    • 更級
    • 藪
    • 東屋(北海道)
    • 一茶庵
  • 東京のお蕎麦屋さんという切り口で見ると、大きな時代の変わり目が見えてくる
    • 昭和４０年代(高度成長のゴール)が、太平洋戦争と同じくらい大きな転換点になっているのが意外
    • 私の生まれた昭和５０年代って、もう歴史なんだなぁ・・・と実感

2008-09-07 綿の花 †

• 綿って結構背が高い、１ｍ２０ｃｍ程度はある

2008-09-07 変なキノコ †

• 植木鉢に変なキノコが
• 翌朝には、変なキノコが枯れた後に、また変なキノコが

2008-09-07 恋人(エナモラーダ)、M&I Company,LTD.、安井さち子、2008 †

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• Piano Jazz。丁寧に流れるように、安心して聞ける。
• 白眉は、4曲目の The Cat。Jimmy Smith のカバー?
  • 全部計算ずくで、安全係数も取った上でのなめらかでしなやかな曲芸。
  • もちろん本物の猫のことでもあるし、隠喩でもある
• Twilight Express
  • いろいろな人生を乗せながら、それでも列車は定刻通りに出発し、まっすぐな線路の上を決められた目的地に向かって疾走する。

2008-09-07 Bourne Ultimatum、Universal、監督 Paul Greengrass、主演 Matt Damon、2007 †

AMAZON(B0011XVU8G)

• Bourne Identity
• Bourne Supremacy
• ３部作の最終回
• CIAの殺人マシーンとして訓練された ジェイソン＝ボーン は、第１作で暗殺のターゲットにふと仏心を起こした隙に反撃に遭い、半死半生の目に遭わされて記憶を失う
• 秘密の漏洩を恐れる CIA からの逃避行の中で、ジェイソンはドイツ人の恋人と知り合い、インドに落ち延びる。しかし、そこにも CIA の追っ手が迫り恋人は殺されてしまう
• ジェイソンは、恋人の復讐と自分自信を取り戻すために、CIA の洗脳プロジェクト「ドレッドストーン計画」の核心に迫っていく
• 一方で、「ドレッドストーン計画」をアップグレードした「ブラックブライアー計画」によって作られた殺人マシーンもジェイソンに迫りつつあった・・・
• 物語は、２作目の舞台モスクワから、パリ、ロンドン、マドリッド、タンジールを経て CIA 本部と、CIAの洗脳研究所のあるニューヨークへとめまぐるしく展開する。
• 物語は勧善懲悪で一件落着だけど・・・続編のTVシリーズが作れそうな終わり方・・・

2008-09-06 Elizabeth、SONY Picture、監督 शेखर कपूर、主演 Cate Blanchett、1998 †

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Henry7(1)--+--♀-----♀-----Jane Grey(4)
           |
           |[英国教会創設]
           +--Henry8(2)--+--Mary(5)
           |             |
           |             +--Elizabeth1(6)
           |             |
           |             +--Edward(3)             [清教徒革命
           |                                       で処刑]         [王政復古]
           +--♀-----♂-----Mary-----James6(7)--+--Charles1(8)--+--Charles2(9)………>スペンサー家
                        [Elizabeth1 [Union Jack]|               |                   (ダイアナ元妃)
                        により処刑] [欽定約聖書]|               |  [名誉革命で追放]
                                                |               +--James2(10)
                                                |               |
                                                |               +--♂--+--Mary2(11)
                                                |                      |     |
                                                |                      |  William3(12)
                                                |                      |  (オランダ総督)
                                                |                      |
                                                |                      +--Ann(13) 
                                                |                         [テューダー朝断絶]
                                                |
                                                +--Elizabeth
                                                       |-----------Sophie
                                                   Friedrich5         |---Georg1(14)…>ハノーバー朝
                                                 (ﾌﾟﾌｧﾙﾂ選帝候)  Ernst August          (現英王室)
                                                                (ﾊﾉｰﾊﾞｰ選帝候)

• 物語の始まる前の歴史
  • 事の発端は、ヘンリー８世が奥さんに娘を生ませては処刑するという変な趣味を持っていたことに始まる
    • 正妻のスペイン王女カザリンとの間にメアリーが生まれるが、
    • カザリンの次女アンを好きになり、法皇クレメンス７世にカザリンとの離婚を申し立ているが却下される。
    • そこでヘンリー８世は、自分を頂点とする英国教会を創設してカトリックから離れ、カザリンと離婚してアンと再婚する。
    • アンとの間にエリザベスが生まれるが、やがてアンに飽きると処刑してしまう。
  • やがてヘンリー８世が死去すると、エドワードが即位するものの病弱で早世してしまう。
  • 継承権からいうとメアリーが順当だが、彼女は熱心なカトリック教徒だったため政府はジェーン・グレイを王に迎える
  • これに対して、メアリーは母の実家スペインを後ろ盾にクーデターを起こして実権を掌握。イングランド女王として即位し、英国教会の弾圧を始める。
  • 本作の主人公エリザベスは、地方の小城で緩い監視下に置かれている
• 本作の扱う部分
  • メアリー女王の晩年、エリザベスはロンドン塔に幽閉され死の恐怖に怯えながら数年間を過ごす
  • やがて、メアリーが死ぬと、エリザベスはイングランド王として即位する
  • しかし、国庫は空で、宮廷には陰謀が渦巻き、諸侯は外国の影響力を頼みに反乱を企てている
  • 自分自身が何度も危険な目に遭い、信頼する人にも裏切られる中で、やがてエリザベスは無感情に国家を体現する絶対君主になる決意をする
• 系図を調べてみて発見したんだけど、チャールズ皇太子とダイアナ元妃の子供であるウィリアム王子とヘンリー王子って、チャールズ２世の血筋も引いていることになるんですな。
• James6世の子にも Elizabeth がいるが、これは James6世 が、おっかない猛烈ばあさんの Elizabeth1世 の歓心を買うために名前をもらったから。
• 第一次大戦中に、ハノーバー朝からウィンザー朝に改名された。

2008-09-06 HDDレコーダーのDVD換装 †

• 大分前から、RD-XD71 のDVDが故障していた
  • どうも、ネットを調べてみると、東芝の HDD レコーダーの DVD は、保証期間が過ぎる頃によく故障するようだ
    • Google:東芝 DVD 修理
  • だいたい修理費は２万円〜３万円
• DVDで録画して残しておきたい番組はそう無いが、せっかくテレビがでかくなったので映画の一つも見てみたい
• ２万円〜３万円出して修理するぐらいなら、もうちょっと我慢して Blu-ray Disc*1 Recorder が５万円台になったらに買い換えたい
• ということで、故障した DVD ドライブをおもちゃ箱のなかに偶然有った Pioneer の DVD±R/RW/RAM ドライブ(DVR-110)に換装してみた
  • DVD-Video / DVD-R の再生は可能 (やはり、42 inch フルハイビジョンはすごい)
  • RAM の再生は不可
  • 録画は全滅( RAM は認識せず、-R は VRフォーマット時にエラー発生)
• まぁ、しばらくはこれで良いでしょう
• ＵＩがダメだし、サポートも良くないけど、次も東芝かな・・・録画予約のスカパー！連動が必須条件なので・・・
  • 他のメーカーでも擬似リモコン(AVマウス)で、スカパーチューナーのチャンネルを変えられるけれども如何せん信頼性が低い
  • きちんとコントロールポート(本来は文字放送用のポート)に接続してスカパーチューナーのチャンネルを変えられるのは東芝のHDDレコーダーのみ

2008-08-31 夜と霧(新版)、みすず書房、V・E・フランクル、2002 †

• V・E・フランクル(1905-1977)
  • ウィーンの人。フロイトに師事し、精神医学を学ぶ。第二次大戦中、ナチスにより強制収容所に収容される。1955年よりウィーン大学医学部教授。1956年、強制収容所での体験を描いた「夜と霧」を執筆。1977年改訂版を上梓。
• 最初から読み進めていって３分の２を過ぎる頃には、凡庸な（失礼）民族浄化の被害者の告発に正直飽き飽きしてくる
  • ナチスは、最終的にユダヤ人を殲滅するつもりだったが、その最期の血の一滴まで絞りとるために強制収容所で過酷な労働を課した
  • そのことは十分に悲惨で、多くの教訓を残している
  • しかし、そこでＳＳやユダヤ人の中から選ばれた監視役がいかに卑劣な行いを行ったか、収容者がいかに悲惨な状態におかれていたかを切々と語られても、何か別の世界の物語を聴いているようで実感が伴わない
• ところが、後半３分の１で人生の意味に話題が及ぶと、一気に目が覚めて鼓動が早くなる。一冊読み終わる頃には、この本が人生を左右する一冊になったことを実感した。

        生きる意味を問う
  
  ここで必要なのは、生きる意味についての問いを百八十度方向転換することだ、
  私たちが生きることから何かを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることが
  私たちから何を期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間
  に伝えなければならない。哲学用語を使えば、コペルニクス的転回が必要なのであり
  、もういいかげん、生きることの意味を問うことをやめ、わたしたち自身が問いの前
  に立っていることを思い知るべきなのだ。

  • ここから始まる一節は、私の人生観のネガとポジを一瞬にして逆転させた。
  • 以前は、将来の目標・願望・欲求を満たすために、日々の積み重ねが重要だとは考えていた。そして、現状と理想との落差にやや絶望とあきらめを覚えていた。
  • 本書を読んで、我々は、一瞬一瞬、宇宙（時間と空間）の中で決して同じ物がない問題を突きつけられ続けており、その問いに対する具体的で誠実な行動こそが生きる意味であると感じるようになった。
• 読者に、この悟りとでも言うべき転向をもたらすためには、前半３分の２の具体的で個人的な体験談はやはり必要だろう。
• 珠玉の一冊!

2008-08-31 免許書き換え（鮫洲〜芝公園） †

• 鮫洲にて
  • 横浜方面を見ると、さすがにあれだけの豪雨の後らしく抜けるような青空。
  • 温度も少し暑いくらいで湿度低く、絶好の散歩日和。
    
• 品川近辺にて
  • 東京方面を見ると、怪しげな雲がむくむくと。
  • 綿菓子のような雲の上の際に、初秋の日の光が当たっている様は、随分と美しかったのだが、携帯電話のカメラでは上手く撮れなかった。
    
• 田町から浜松町・芝公園へぬけて電車で帰宅
• 随分と地図を持った外国人観光客とすれ違ったが、あの辺に観光名所なんてあったっけ？

2008-08-30 大型液晶テレビ †

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• 実家のテレビ( 29inch アナログ )が壊れたので、有楽町のビックカメラにお伴して、型落ちの処分品を選ぶ
• どうせ日比谷に出てきたので、例の如く東銀座の魚寅に鮪を買いに行く。
• 帰途滝のような夕立に遭ったので、地下プロムナードで有楽町に戻る
  • 吉岡賢一という画家の水墨画が展示されていた
    • http://www.tmpc.or.jp/contents/road/03_2.html
  • なかなか雄渾な達磨や仏像で良かったのだが、google で調べてもヒットしない・・・
  • 作品があまり高くなければ(〜十万円)、買ってみようかなぁ
• 夕刻から翌早朝にかけて、断続的に豪雨と雷鳴。東京はいつから東南アジアになったんだろう?

2008-08-30 TOEIC SCORE 650 †

• 7/14に受験した結果が、今週郵送で返ってきた。
• とりあえず、会社から言われていた 600 点はクリア。
• でも、全然だめだめだなぁ・・・
• 色々後悔はあるが、現状だめなのはしょうがない、まずはここから一歩ずつ

2008-08-17 朝顔 †

• 本日、寒気により一日雨、久しぶりに最高気温が23℃。寝冷えしたのか若干の頭痛あり
• 早暁に写真を撮り昼まで寝る、昼餉を摂って夕方まで寝る。要するに一日寝て過ごす。
• 思うに随分と疲れがたまっているようだ

2008-08-09 単語カード †

• 先日 TOEIC テスト対策で使い切ってしまったために、有楽町の無印良品で購入
• 補充するために、久しぶり(実に数年ぶり)に地元の文房具店を廻ってみたが、随分と店自体が無くなっていたし、残っていた店にも単語帳はなかった。商店街の衰退というのは田舎のことだけの話だと思っていたが、東京の真ん中でも起きているようだ。
• そういうわけで、今の私が単語帳を購入できるのは、無印良品だけ。とりあえずあるだけ買ってきた。

2008-08-09 NM706i †

• 本日有楽町ビックカメラで機種変更
  • 今までの乗り換え履歴
    • F671i(らくらくホン��)
    • F505iGPS
    • F702iD
  • 今回もF系でないのは特に意味はない
• とりあえず、欲しい機能がそろっていて、出来るだけ小さいのに変えたかった

  必要性	NM706i	機能	理由
  ○	○	電話
  ○	○	留守電
  ○	○	メール
  △	○	アラーム
  △	△	MP3	できれば、iPod と 携帯を両方持ち歩かなくて良いようにしたい
  △	×	赤外線通信	初対面の人と電話番号交換のため
  △	×	Edy
  ×	×	Suica	普段、私鉄(地下鉄)を使っているので運賃精算は自動チャージのPASMOを利用
  ×	×	ワンセグ	地上波なんて見ないし・・・
  ×	×	その他	そもそも使っていないは無くても良いし

  • Edyはともかく、赤外線通信がついていないのは良くないなぁ・・・と思ったけど前回赤外線通信を使ったのは・・・
  • MP3については、MP3/AAC などを PC から転送して再生可能。ただし iPod の代わりにはならない(後述)
  • まぁ、80g という軽さを考えるとこれで良いかも。とにかくワイシャツの胸ポケットに入れるのは小さい方が良い。
• 秋葉原でMP3プレーヤーとして使うための部品を購入
  • 千石電商で、2.5mmφ→3.5mmφ 変換ケーブルを購入
    • NM706iのイヤホンジャックは、2.5mmφなので、日本で普通に使われているイヤホンを使うためには変換ケーブルが必要
  • 東映無線で、8GB micro SD を購入
    • 仕様書上では、4GB までにしか対応していないが、8GB(Sun Disk)まで使える。
    • 有楽町ビックカメラでは 1万円、秋葉原では 3000円
  • iPod の代わりになるなら、Bluetooth ヘッドホンを買っても良かったが、しばらく使ってみてからにした → 正解だった
• MP3プレーヤーとしての出来について
  • 一台目のMP3プレーヤーならば十分に満足行く物だが・・・
  • iTune + iPod になれていると、細かい部分の使い勝手が悪い
    • 楽曲の一覧性が悪く聴きたい曲を選択するまでの操作が大変
    • あるアルバムの3曲目を聴きたいといったときに、
    • iPodならホイールをぐりぐりやればすぐに見つかるが、
    • NM706iでは、何枚も画面をスクロールさせてアルバムを見つけてきて再生を始め、スキップボタンを２回押してようやっと３曲目に行き着く
  • Podcast と自動連携できない
  • 思うに設計思想が違うのかも

    iPod + iTune	数千曲の楽曲をPCとiPodで同期し持ち歩く
    NM706i	聴きたいCDを数枚携帯電話に入れて持ち歩く

  • 着信音やアラーム音にMP3を設定できるのは良い
    • 早速 JR東日本の発車ベル に変更
  • ヘッドホンを使わずに使えるのが良い(こればかりはiPodには出来ない)
    • 出先で、個室があったら聴けるように、コルドベルク変奏曲 を入れておいた
    • 英語教材の再生は、かえって iPod より便利。
  • iTune との同期について
    • iTune Sync (http://www.nesfield.co.uk/synctunes/) を使えば可能だが・・・
    • iTuneにある数千曲が、NM706i上にフラットにおかれるので、事実上楽曲を選択できない。
    • なんか、スパイウェアが検知されるんですが・・・
    • Nokia PC Suite で、iTune配下のディレクトリからファイルを直接コピー(「ミュージックの転送」)するのが吉

2008-08-09 今日の散歩（有楽町〜上野） †

• 有楽町
  • 有楽町ビックカメラで携帯電話を購入
  • 無印良品で単語帳を購入
• 銀座
• 東京
• 神田
• 秋葉原
  • 千石電商で、2.5mmφ→3.5mmφ 変換ケーブルを購入
  • 東映無線で、8GB micro SD を購入
• 末広町
• 上野

2008-08-08 北京オリンピック開幕 †

• 北京オリンピック開幕
• ロシアとグルジアが戦争状態に突入

2008-08-03 角打ちブルース、Independent Label Council Japan、コージー大西、2008 †

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• 逆空耳!
• テキサスブルースのリズムに日田弁の歌詞。ぼーっと聴いていると英語のカントリーミュージックのように聞こえてくる。
  • 歌詞カードは、「日本語」対訳付き
  • 「角打ち」とは、立ち飲み酒場のこと。ジャケットの写真は鳥の足の煮付け。
• 数曲に一曲、英語のカバー曲が（これがまた上手い)あるので、余計にややこしくなる。
  • 言語野が日田弁から「日本語」への変換モードになっているときに、英語の歌詞が来ると、日田弁から「日本語」への変換モードで英語を解釈しようとして、脳みそがムズかゆい感覚がする
  • 逆に英語から日本語への変換モードになっているときに、日田弁を解釈しようとすると、これまたおもしろいことになる
• そういうおもしろさの他に、歌詞自体も本場っぽい。庶民、それも本来の意味での庶民の生活の悲哀を唄ったもの
  • 貴族・資本家・中流階級 >>>>(越えられない壁)>>>> 庶民
  • 父ちゃんが家の物を持ち出してギャンブルにつぎ込んだり、デートに行くのにパンチパーマをかけたり
  • きっと、テキサスの酒場で流しのギター弾きがが歌っているのもああいう情け無い歌詞なんだろうなぁ・・・
• そういやぁエリック・クラプトンだって、メロディーは滅茶滅茶かっこいいけど、歌詞は、金がなくなったら嫁さん出て行ったとか、子供の頃オヤジをだめオヤジだと思っていたが、自分がその年になったら自分もだめオヤジになっていたとか、結構情け無い
• アメリカ南部には、だめな自分を哀愁を込めて歌うという文化があるのかもしれない。今はだめだけど、努力すればいつかは報われるというのではなしに、だめな物はだめでしゃーないやん、まぁ飲めや、という方向性。
• 自分も結構だめ人間なのだが、なかなかそこまでは思い切れないなぁ・・・

2008-08-02 ルオー大回顧展、出光美術館 †

• 6月14日 にも、ルオー大回顧展行ったが、その後編。
• 主に版画の入れ替えがある。
  • 以前に行った前編では、権力に虐げられて魂の抜け殻になっている民衆と、存在感のある権力者との対比がテーマだった。
  • 後編では、戦争（第一次世界大戦）が主なテーマ。
  • 「人間は人間にとって狼である」「廃墟すら滅びたり」 「これが最後だよ、おやじさん！ 」「死者よ立て」
  • 不吉な骸骨が、我々を仲間に加えようと手招きしている。
  • そして、戦争では雲の上の誰かの都合によって、多くの人々が否応なく骸骨になる。
    • 最初は敵の死を招く死に神に、
    • そして遅かれ早かれ自分自身も死者の仲間入りをする
• 前回、聖書物語を書いた絵に興味がわかなかったが、もう一度見て考えを改めた
  • そもそも挿絵の原画であって、イコンではなかった
  • 本になったとき文章が入る部分が灰緑色で塗りつぶされているが、それがまた独特の雰囲気を醸し出している
    • 刑務所の小さな窓から風景を眺めているような感じがする。
    • その色鮮やかな風景は確かに存在するが、見ることはできても触れることはできない。
    • 自分は薄汚い扉のこちら側の人間で、この狭苦しい檻房で残りの一生を過ごさなければならないのだ、そんな気持ちを起こさせる。
  • 勿論そういう鑑賞の仕方は、ルオーの本意ではないかもしれないが

2008-08-02 徹底攻略ORACLE MASTER Bronze SQL基礎1問題集、インプレス、2005 †

2008-08-02 徹底攻略ORACLE MASTER Bronze DBA 10g問題集、インプレス、2004 †

• 今週は、会社の金で Oracle Database 10g Release 2: 管理 ワークショップI を受講させてもらう
• せっかくなので、忘れないうちに Silver までとってしまおう
• 講師の言うには、次の経路がおすすめ

  (*10g Bronze試験)                   (11g Bronze試験)
       ↓                                ↓ 
  *10g Bronze                         11g Bronze    
       ｜                                ｜
  (*10g Silver試験)                   (11g Silver試験)
       ↓                                ↓
  *10g Silver −−(*11g Silver移行)→ *11g Silver
       ｜                                ｜
  (10g Gold試験)                      (+11g Gold試験)
       ↓                                ↓
  10g Gold −−−−(11g Gold移行)−→ +11g Gold

  • 「11g Silver移行試験」 ≒ 「11g Silver試験」≒「10g Silver試験」
  • 「11g Gold移行試験」は、11gの新機能限定の試験。勉強しても実地の役にはあまりたたないし、問題集もないので、逆に合格が難しい。
  • 名刺(履歴書)に、10g Silver、11g Silver と書いてあれば何かと仕事が広がる
  • 以上の方程式を解くと、とりあえず 10g Silver 取っておけという解が出る

2008-07-27 アンドレ・ボーシャン＆グランマ・モーゼス展、損保ジャパン東郷青児美術館 †

• 眼福眼福
• どちらも何気ない自然の風景をカワイくデフォルメした作風だが、手法が真逆
• アンドレ・ボーシャン
  • 仏、1873-1958。第一次大戦中に測量技師として働く。
  • 細部を見ると非常に精密に書かれているが、全体を見るとほんわかとした 何ともいえない雰囲気が醸された絵になっている
    • 遠景と近景、水や花瓶の光沢、木の葉や花びら一枚一枚は精密に書かれている
    • 人間だけは、皆瓜実顔だけど
    • それなのに全部をあわせると、何かが違う気がする
  • 記憶を元に再構成され、あるいは作り出される世界はああいうものなのかもしれない
• グランマ・モーゼス
  • 米、1860-1961。ニューヨーク州の農婦。７８歳の時に突然絵が評価されるようになり、アメリカの国民的画家となる。毎年9/7はグランマ・モーゼスの日
  • こちらは逆に、全体の構成を見るとしっかりしているように思えるが、細部は子供の絵のよう
    • 絵を一目見ると農場を中心とした、牧歌的な生活が実に生き生きと伝わってくる
    • しかし細部に目をやると、緻密さのかけらもない建物や人間や動物が目に入る
    • もう一度目線を引くと、それらの人間や動物は実にしあわせそうだ
  • こちらは、記憶と言うよりも思い出、それもしあわせな思い出は、脳の中ではこういう風に格納されているのかもしれないと思えてくる
• さいごに、ゴッホのひまわりを見たが・・・
  • アンドレ・ボージャン、グランマ・モーゼスの絵を堪能した後では、あの青白い背景と汚らしい黄色は、いかにも陰々滅々として見るに堪えなかった。

2008-07-27 TOEIC受験 & 今日の散歩 †

• 早稲田大学でTOEICを受験
  • ざっと講堂を見渡すと９割方出席している
    • 情報処理の試験では、出席率は５割くらい。全然本気度が違いますな。
  • なんか、けっこうできたっぽいけど・・・
    • リスニングは、ほぼすべて聞き取れたっぽい
    • 時間切れで長文読解を２問落としたけど、あとは・・・
    • あｚうぇｓｘｒｄｃｔｆｖｙｇぶｈにｊｍこ
• 明治通りを新宿まで歩く
• 伊勢丹で野暮用を済ませて
• 損保ジャパン東郷青児美術館(42F)で、アンドレ・ボーシャン＆グランマ・モーゼス展を覧る

2008-07-13 SUN教科書 Solaris10(SCSA)、翔泳社、2006 †

• 受験チケット の期限は Apr.26.2009

2008-07-13 しあわせの理由、早川書房、グレッグ・イーガン、2003 †

• 遺伝子工学がほんの少し進んだ近未来のオーストラリアが舞台
  • 生命倫理のタガが外れている
  • 公的健康保険は崩壊している
• あらすじ
  • 適切な愛
    • 列車事故で重傷を負った男の妻が主人公。
    • 保険会社は、
      夫に代わりの肉体（クローン）を作り、脳を移植することは保険の特約でカバーされるが、
      代わりの肉体（クローン）ができるまでの数年間、生命維持装置を動かし続ける費用はカバーされないと冷たく言い渡す。
  • 闇の中へ
    • 地球上にワームホールが頻繁に発生するようになった近未来が舞台(未来人のタイムマシンが暴走している？)
    • この時代、ワームホールが現れてから消えるわずかな間のうちに、それに取り込まれた人々を救出に向かう「ランナー」という職業があった
  • 愛撫
    • 近未来、警官は勤務中に薬物を打たれて精神や肉体を強化される
    • それらは、何の副作用もないはずだったが、勤務が終わって薬物の効果が切れると、 勤務中の悲惨な光景のフラッシュバックがおそってくる
  • 道徳的ウイルス学者
    • 主人公は、大富豪のキリスト教原理主義者
    • 彼は、長年の研究の末、ついに一人以上のパートナーと性的関係を持つと即死するウイルスを作り出し、世界中にばらまく
    • しかし、それには致命的な欠陥があった。それを知った彼は・・・
  • 移相夢
    • 衰えた肉体の代わりに、機械の体に精神を移相できるようになった近未来
    • 機械の体に精神を移相することを決心した主人公だが、移相の際に見ると言われる移相夢におびえて最後の決断が下せないでいた
  • チェルノブイリの聖母
    • 盗難美術品の回収を生業とする主人公
    • 大富豪から、あるイコンの回収を依頼される。報酬は青天井で・・・
  • ボーダー・ガード
    • 数百年ぶりに目覚めた主人公は、久しぶりに量子サッカーに参加することにする
    • 奇妙な世界での日常生活が淡々とつづき、最後にこの世界の成り立ちの謎が明かされる
  • 血を分けた姉妹
    • 数年前にアメリカの研究所から生物兵器が漏れ出し、封じ込めにも失敗したため、世界には奇病が蔓延している
    • ある双子の姉妹が同じ時期にその病気にかかるが、遺伝子が同じで同じ薬を投与されていたにもかかわらず、姉は助かり、妹は死んでしまう
    • 生き残った姉が、その原因を調査すると・・・
  • しあわせの理由
    • 小児脳腫瘍にかかった主人公は、実験的なウイルス治療で脳腫瘍を完治する。
    • しかし、その副作用により、「しあわせ」を感じる受容体をすべて失い、以後廃人として数十年間を過ごす
    • そんな主人公の元に、脳の機能を補う有機コンピュータによる治験に参加して欲しいとの依頼が来る・・・
• 人間の行動を予測し・制御しようとする技術や権力に対して、その予測を裏切ることこそが人間性の本質であるとのテーマで短編が貫かれている

2008-07-13 LEVELERS CHIN DONG、リスペクトレコード、Soul Flower Mononoke Summit、1999 †

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• チンドン屋のリズムに乗せて、戦前・戦中・戦後の愛唱(?)歌を楽し哀しげに歌う
• インターナショナル
  • インターナショナルを沖縄民謡風に。

    いざ闘わん　いざ　奮い立て　いざ
    ああ　インターナショナル 我らがもの
    いざ 踊りましょ いざ 唄いましょ いざ
    ああ インターナショナル の祭りです。

  • 本来は

    いざ闘わん　いざ　奮い立て　いざ
    あぁ　インターナショナル　我等がもの
    いざ闘わん　いざ　奮い立て　いざ
    あぁ　インターナショナル　我等がもの

  • そもそも、このCDは、インターナショナルを聞くために買ったもの
• ハイカラソング
  • 戦前の大学生を歌ったモノ。ハイカラ＝高襟(ハイ・カラー）
• 水平歌〜農民歌〜革命歌
• アリラン
• ダンチョネ節
  • 特攻隊員に歌われていたという唄。断腸ネ
• カチューシャの唄
• 有難や節
  • これはおもしろい（作詞　浜口 庫之助）

    有難や　有難や
    金がなければくよくよします 女に振られりゃなきまする
    腹が減ったらおまんま食べて 命尽きればあの世行き
    有難や　有難や
    ・・・
    有難や　有難や
    教え聞いたら極楽行きと 思うつもりで地獄行き
    どこでどうやら道間違えて 騙す教祖のえびす顔
    有難や　有難や
    ・・・

• さよなら港

2008-07-13 U-CAT TOEIC 対策 e-Learning 診断試験 †

• 朝日出版の U-CAT という TOEIC 対策 e-Learning を始める
  • http://www.asahipress.com/u-cat/
• まずは、診断試験を受けたところ、635点
  • 微妙な点数だ・・・
  • 思っていたよりは高かったが、周りの人間と比べるとかなり低い・・・
  • 評価コメントがまた微妙。
  • 曰く、簡単な文章は完璧に理解しているが、難しい文章はちっとも分かっていない
  • そりゃーそうだろう・・・
• 残り２週間で、４タームの強化学習(弱点箇所の補習)をやって本試験。
  • もうちょっと早く始めていれば、余裕をもってできただろうに・・・

2008-07-06 TK-CLN8UBK(ノートPCクーラー)、サンワサプライ †

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• 最近ノートPCが熱暴走するようになったので、急遽クーラーを買ってくる。
  • 暴走までは行かないが、勝手にクロックが 250MHz まで落ちて、事実上シャットダウンするしか無くなる。
• やはり、ファンで強制冷却するだけあって、VMWare を動かしながら、iTune でエンコードしていても 60℃ で安定。
  • うるさいけど・・・
  • まぁ、たいていヘッドホンをしているのでいいか・・・
• USB電源のためAC電源は不要。
  • ノートPCの電源を切れば、当然電源が切れる。
  • サスペンドだとファンが回りっぱなし。

2008-07-06 日経情報ストラテジー 2008年 07月号、日経BP、2008 †

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• 特集の「改革の抵抗勢力を巻き込め」に期待していたが、期待はずれ。
• 現地現物から遊離した、地に足のついていない経営者の自慢話と広告のみ。
• 二度と買うことはないだろう。
• なぜ「改革の抵抗勢力を巻き込め」というコピーに騙されたのか？
  • 私の中で、北宋時代がちょっとしたマイ・ブーム
  • 最近まで長らく、新法の王安石がヒーローで、旧法の司馬光や蘇東波は悪者のように感じていた。
  • 北宋が滅んだのは旧法派が原因だと思っていた。
  • ところが、どちらも一級の文人で素晴らしい漢詩を残している。また、彼らの間での詩のやりとりも結構あったようだ。
  • そこを入り口に、色々調べてみたところ、新法が必ずしもヒーローで、旧法が悪者ではないと考えるようになってきた。
  • 守旧派にもそれなりの理があって、改革が組織に悪い影響を与えると考えているから反対している。
  • 逆に、改革派の唱える政策を実行したからといって、必ずしも良い結果が得られるとは限らない
  • どう、改革派と守旧派の主張をすりあわせてバランスのとれた最適解の政策を導き出し、どうやって組織全体で目標を共有したのか・・・という事例を期待していたのだが・・・
  • 載っていたのは、強引な改革が成功した事例(社長の自慢話)で、どう守旧派を粛正するかというのが主題

2008-06-15 伽藍が白かったとき、岩波文庫、ル・コルビュジエ、1937 †

• ル・コルビジュエ
  • 1887-1965。スイスの人。建築家。
  • 東京の国立西洋美術館の基本設計はコルビジュエが行った
• 本作は、1936年にアメリカを訪れた際の紀行文
  • 基本的には、若いアメリカのエネルギーを礼賛している。
    • 現在(20C)のヨーロッパ人は、中世のヨーロッパ人が造ったカテドラルの古さに美を見いだしている。
    • しかし、中世のヨーロッパ人にとってのカテドラルとは、最新のテクノロジーと膨大な労働力をつぎ込んだ、新しい建築だった。
    • 現代に置き換えると、ニューヨークの摩天楼がまさにそれである。
  • 確かにアメリカ人は野暮ったいが、ヨーロッパ人が失ってしまったエネルギーは賞賛に値する。
    • アメリカ人はカクテルパーティーでどんちゃん騒ぎをするが、フランス人は気の合う仲間とゆっくり食前酒を味わう
    • 通勤時間が３時間なんてありえへん
    • 大学は広大な敷地に快適な施設がそろっているが、学生はアホだ
  • 政府や大学はヨーロッパにかぶれて、アメリカの若いエネルギーの価値が理解できていない
  • このエネルギーの源は資本主義経済だが、一歩引いて全体的な計画を作ればもっとうまくいくのになぁ・・・
    • 高層ビルを林立させるのではなく、超高層ビルを建てて廻りを公園にするとか
    • 職・住をもっと近くにさせないと人間的な生活は出来ない
  • 摩天楼が金のためだけの建築で終わるならば、それらは Jazz が成し遂げた芸術的高みに達しないだろう
• 芸術論?(本書には直接書かれていない)
  • 芸術とは人間の限界を突破し、限界を拡張すること。人間の本質、人類が進歩する原動力。
  • 古い時代に偉業をなした人々の意志を尊重するのはよいが、その遺物を金科玉条の如く奉るのは芸術的な姿勢とは言い難い
  • たとえ間違えがあろうとも、我々は、現在得られる力（テクノロジー・労働力）を総動員して新たな地平を開くべきだろう
  • そういう姿勢が読み取れる。

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