Thought のれん代

2024-12-262024
98.6% (360.9/366)
December
83.6% (25.9/31)
Week 52
56.1% (3.9/7)
Day 26 Thu
92.8% (22.2/24)

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経営再建中の東芝は二十七日、米国の原発事業を巡り最大で数千億円規模の損失が生じる可能性があると発表した。
米原発事業で巨額損失を計上するのは二年連続。東芝は不正会計問題に伴う巨額の赤字計上で財務基盤が弱っており、
資本増強を含めた経営の抜本的な見直しを迫られそうだ。

「のれん代の減損処理」が原因らしいけど「のれん代」って何？
企業買収時の、[買収金額]と[買収先企業の資産]の差額
- 「のれん代」は、将来(たとえば20年間で)回収可能な価値とみなされる → 資産
- 企業買収では、関係者が死ぬほど考えて合理的な判断をしている = 妥当な値付けがされていると言う仮定
「のれん代」の扱い
- 「米国会計基準」「国際会計基準」
  - 償却禁止。買収した事業の価値が失われたら減損処理をする
  - のれん代が資本に蓄積される
- 日本の会計基準だけ特殊
  - 最長20年間で規則的な償却を行う (各期の販売費及び一般管理費で償却)
  - 買収先ののれん代は最長20年で消滅。買収がうまく行ったら、買収元ののれん代がその分増えるはず
- 日本の会計基準の考え方のほうが理にかなっているような気がする
「のれん代の減損処理で巨額損失」って、要は「騙されてめっちゃ高く買わされた」って話だった
次の疑問
- たしかに、Westinghouse の買収では高く買わされた → 「のれん代」さえ損切りすればやり直せる
- 今回の CB&I (原発専業の建設会社) 買収の減損処理は、買収額200億円で、数千億円の損失 ... 簿外債務 (損失飛ばし) かな … おや､こんな時間に誰かかきたようだ …