- 2022-01-21 iij mio SIM 2 枚持ち設定
- 2022-01-21 シェアオフィス@有楽町
- 2022-01-21 虫歯治療
- 2022-01-10 ソフトウェアデザイン 2023年1月号, 技術評論社, 2022
- 2022-01-09 シェアオフィス@有楽町
- 2022-01-09 すみだ川, 永井荷風, 1915
- 2022-01-09 生れ出る悩み, 有島武郎, 叢文閣, 1918
- 2022-01-09 シェアオフィス@水天宮
- 2023-01-03 測量船, 三好達治, 第一書房, 1930
- 2023-01-02 はつゆめ
- 2023-01-01 お目でたき人, 武者小路実篤, 洛陽堂, 1911
2022-01-21 iij mio SIM 2 枚持ち設定 †
- 現在、iPhone 用と、Pocket Wifi 用に2枚持ちしている
- ギガプラン 音声 SIM 2GB 850円/月
- ギガプラン data SIM 2GB 740円/月
- 自動的に通算してくれると思っていたけどそうではないようだ
- iij の Webサイトでシェアグループを作って、回線契約をシェアグループに参加させないと通信容量の通算をやってくれない
2022-01-21 シェアオフィス@有楽町 †
2022-01-21 虫歯治療 †
- 大昔に治療したところが悪くなっていたのでやり直し
- 神経を抜いてある歯なので痛いことなし
2022-01-10 ソフトウェアデザイン 2023年1月号, 技術評論社, 2022 †

2022-01-09 シェアオフィス@有楽町 †
- USB-C to HDMI アダプタ (999円) を買ったので、ブースのディスプレイ(FHD)に接続できた
キーボードの位置の関係上、大型ディスプレイの方をサブに使う。何事にも完璧はないけど、ないよりはあったほうがいい
- 交通会館 9F
- B1 の富山県のアンテナショップで、おやつのあんころ餅を買う
- 残念ながらシェアオフィスのコーヒーメーカ故障中。フロアの喫煙ブースで缶コーヒーを買う
- 日本棋院の碁会所と同じフロア。のぞいてみたら、杖をついたおじいさんと小学生で殺伐としていた
2022-01-09 すみだ川, 永井荷風, 1915 †
2022-01-09 生れ出る悩み, 有島武郎, 叢文閣, 1918 †
- 表題の「生れ出る悩み」は、勇気をもらえるような話
- 物語の構造は多少複雑
- 文士として成功している自分が、芸術家志望の若者から生活と芸術活動の葛藤の相談を受けて、それに感銘を受けて出てきた妄想を小説にしたという構造。劇中劇の形態を取っている。確かに、生活の糧を得ることと、いつ芽が出るかわからない芸術活動をおこなうことの葛藤は、こういう形で語るのが良かったと思う。全くの第三者が語ると他人事、上から目線になってしまうし、一人称で語ると生々しすぎて却って一般の読者には届かない。当人と関わりのある第三者の本当かどうかわからない妄想という形が一番しっくり来るだろう。
- 主人公は、漁師の青年。
- 才能の片鱗を見せるスケッチを文士のもとに送りつけ、それをきっかけに文士との交流が始まる
- 文士が北海道の農場(荘園)を訪れたときに、大雪の中漁村から訪ねてきて一晩語り明かす
- 東京で絵の勉強をしたいと思っているが、家族を養うために漁業をつづけなければならない。
- 主人公の一家は、かつては豊かな漁場を持ち、主人公にもある程度の教育を施すことができたが、最近は、(鰊の乱獲や開発の影響で)漁業収入が年々減っている
- K。主人公の親友
- 漁村の薬局の息子。その漁村で、主人公が藝術に関する話をできる唯一の人物
- 主人公が藝術に携わることを励ます
- しかし、自分は自分の文学的な才能を開花させることを諦めて、薬局を継ぐものだと思っている
- 主人公の境遇も、親友のKも、文士の妄想の産物
- 主人公の漁師は、色々あって、芸術活動はおろか、生活も成り立たなくなり、自殺を試みるも寸前で思いとどまり、それでも生きようと立ち上上がるところで小説(小説の中の文士の妄想)が終わる
- 北海道の画家、木田金次郎がモデルと言われている
- 実際に有島武郎は、木田金次郎と交流があった
- 併載の「石にひしがれた雑草」は、一転して変態小説
- 主人公は、若い美人の妻を、友人に奪われた実業家
- 小説は、友人にあてた遺書の形を取っている
- 妻を奪われた主人公は、すべて(事業と家財一切)を費やして、友人と妻を追い込む
- 最終的に、妻を麻薬漬けにして、精神を壊したうえで、さあどうぞと友人にくれてやるところで、小説(遺書)は終わる
- その後主人公は自裁するかもしれないし、どこからか妻と友人の行く末をみているかもしれない
- とても気持ち悪い終わり方
- モデルは自分自身?
- 1923年に、有島武郎(45)は、「婦人公論(中央公論)」の記者、波多野秋子(27)と、軽井沢の別荘で心中している
- 波多野秋子は、波多野春房(銀座で画廊を経営)の妻
- 波多野春房は、秋子と結婚するために、先妻を離別している
- 秋子の死後 49日後に、春房(58)は新橋芸者と再婚している
2022-01-09 シェアオフィス@水天宮 †
- 勤務先がシェアオフィスを法人契約していて、平日は個人負担無しで利用できる。(原則的に、自宅 or シェアオフィスで勤務)
- 法人顧客向けの優待で、(個人負担)で土日祝日にシェアオフィスを格安で利用できる
- 460円/1H
- モニター、Wifi、コーヒー、菓子 付き
- 今日はお試し利用。水天宮斜向いの三原堂本店の上
- たしかに全体的に狭いけど、一人分のブースとしては十分
- 一人用のブース✕6、会議室✕1、個室✕6
- 一人利用ブースは窓に面している。窓がないと病むので、秘密の会議をするとか特段の理由がなければ個室よりもブースのほうがいいだろう
- ただし、ブラインドは隣のブースと共有。開けるときにはひと声かけなきゃね
- ブースにあるモニターの入力は HDMI のみ、一方持っていった Chromebook の出力は USB-C のみ。残念、今日は使えなかった。さっそく、Amazon で USB-C to HDMI コネクタ (999円) を注文
- 何かやらなきゃいけないことが溜まっているときに、シェアオフィスに行くのは良い。
- 持っていったものしかできないので、突然あの小説のあの部分のセリフが気になったり、引き出しの中を整理したくなっても、シェアオフィスではどうしようもない
- 時間が限られているので、twitter 見てたら 1 時間経ってたなんてこともない
- 今日は
- 寒中見舞い
- 生れ出づる悩み (有島武郎) 読書メモ
- すみだ川 (永井荷風) 読書メモ
- 資格関連の勉強の遅れを取り戻す
2023-01-03 測量船, 三好達治, 第一書房, 1930 †

- 発売当初はベストセラーだったけど、現代に生きる自分には意味がわからない。
- もう 1930 (昭和5年) なんで、書き言葉や使われている単語は今日と同じ。どこが面白いのかわからないという点で意味がわからない
- 戦間期のフランスの詩の文脈を知っていないと楽しめないのかもしれない
- 日本に恐慌が波及する直前の刊行。大正デモクラシーの最後の輝き。全体主義(ファシズム)に入りかけている
- 1929年09月26日 イングランド銀行が金利を引き上げ
- 1929年10月24日 GM株暴落 暗黒の木曜日(Black Thursday)
- 1929年10月29日 株価全面安 悲劇の火曜日 (Tragedy Tuesday)
- 1930年01月11日 濱口内閣金解禁。貿易決済のため通貨防衛が必要→デフレ誘導→円高→国内経済、輸出共に不振→大不況
- シュールで乾いた笑いのものもあるし、
鹿
(昼間、猟師に狩られたあわれな鹿を目撃し、夜、恋人にその話をすると)
ーあらほんと、鐵砲がほしいわね。
ー…………
ーね、鐵砲が欲しくない?
ーええ、さう……、鐵砲も欲しいですね。
淋しい風が吹いてゐた。私は、何か不意に遠くにゐる母の許へ歸りたくなつた。
- イタリアの黒シャツ隊 (選挙で対立候補を拉致して惨殺するなどの蛮行を行った、イタリア・ファシスト党の実働部隊) を先取りするようなものもある
風の早い曇り空に太陽のありかも解らない日の、人けない一すぢの道の上に私は涯しない野原をさまようてゐた。
風は四方の地平から私を呼び、私の袖を捉へ裾をめぐり、そしてまたその荒まじい叫び声をどこかへ消してしまふ。
その時私はふと枯草の上に捨てられてある一枚の黒い上衣を見つけた。私はまたどこからともなく私に呼びかける
声を聞いた。
――とまれ!
私は立ちどまつて周囲に声のありかを探した。私は恐怖を感じた。
――お前の着物を脱げ!
恐怖の中に私は羞恥と微かな憤りを感じながら、余儀なくその命令の言葉に従つた。するとその声はなほ冷やかに、
――裸になれ! その上衣を拾つて着よ!
と、もはや抵抗しがたい威厳を帯びて、草の間から私に命じた。私は惨めな姿に上衣を羽織つて風の中に曝されてゐた。
私の心は敗北に用意をした。
――飛べ!
しかし何といふ奇異な、思ひがけない言葉であらう。私は自分の手足を顧みた。
手は長い翼になつて両腋に畳まれ、鱗をならべた足は三本の指で石ころを踏んでゐた。私の心はまた服従の用意をした。
――飛べ!
私は促されて土を蹴つた。私の心は急に怒りに満ち溢れ、鋭い悲哀に貫かれて、ただひたすらにこの屈辱の地をあとに、
あてもなく一直線に翔かけつていつた。感情が感情に鞭うち、意志が意志に鞭うちながら――。
私は永い時間を飛んでゐた。そしてもはや今、あの惨めな敗北からは遠く飛び去つて、翼には疲労を感じ、
私の敗北の祝福さるべき希望の空を夢みてゐた。
それだのに、ああ! なほその時私の耳に近く聞えたのは、あの執拗な命令の声ではなかつたか。
――啼け!
おお、今こそ私は啼くであらう。
――啼け!
――よろしい、私は啼く。
そして、啼きながら私は飛んでゐた。飛びながら私は啼いてゐた。
――ああ、ああ、ああ、ああ、
――ああ、ああ、ああ、ああ、
風が吹いてゐた。その風に秋が木葉をまくやうに私は言葉を撒いてゐた。冷めたいものがしきりに頬を流れてゐた。
青空文庫より引用, https://www.aozora.gr.jp/cards/001749/files/55797_55505.html
- 読了した直後の印象は「よくわからんな」だったけど、読書メモをまとめているうちに「あれ?なかなか心に沁みる」と感想が変わってきた。たしかに出版当時の熱狂を共有できないけど、逆に自分はその後の破滅的な歴史を知っている。そういう楽しみ方をできるのは100年後の読者の特権。
2023-01-02 はつゆめ †
There are many angels fighting each other in the hell.
The war is destroying the capital of the hell.
That's why demons are crushed into despair.
2023-01-01 お目でたき人, 武者小路実篤, 洛陽堂, 1911 †
- 昨年末に親戚からもらった初版復刻本のうちひとつ
- 本の装丁は、かなり洒落ている
- 「お目でたき人」は、物語の主人公。当時の感覚では「お目でたき人」だけど、今なら警察に通報するレベルのヤバさ
- 主人公は、学習院を卒業した(= 貴族の子弟の) キモい男。ある女学生に一目惚れして、以降何年も片思いを続ける
- 物語の後半では、おかしくなってきて、その女学生と結婚する運命なのだと自分の中で決めてしまっている
- やがてその女学生は結婚するが、主人公は無理やり結婚させられたのだろうと思い込み、いずれ真意を確かめに行こうと思うところで物語は終わる
- キケン、キモい
Random