Random Memorandum 2009Q2

2024-04-18

2024
29.6% (108.6/366)
April
58.8% (17.6/30)
Week 16
52.3% (3.6/7)
Day 18 Thu
66.5% (15.9/24)

目次

FrontPage
・Windows11
・Chromebook
・Random
・機械学習
・さくらVPS
・Fedora13
・SuSe10
・Docker
・Ansible
・Java
・Scala
・Python
・Ruby
・Lisp
・Computer
・GIS
・HTML
・Culture
・Link

訪問者

total: 19753
today: 7
yesterday: 9
now: 17

更新

最新の10件

人気の10件

MenuBar

2009-09-21 はじめてのGTDストレスフリーの整理術、二見書房、デビッド・アレン、2001 †

• これもスゴ本。社会人なら絶対に呼んでおくべき
• 要旨から言うと
  • 人間は、頭の中に懸念事項が残っているとストレスを感じ、目の前の問題に集中できない
  • しかも、懸念事項の重要度とストレスは比例しない（人間の本能は「会社の買収計画」と「週末に物置を整理する予定」の重要度を区別できず同じくらいのストレスを感じる）
  • ということで、
    1. まずは、頭の中にある懸念事項を大・小・プライベート・ビジネスに関わらず、いったん外部記憶（メモ帳・電子ツール）に全て書き出して、頭の中を空っぽにしよう。
    2. 書き出した懸念事項を解消するためのプロジェクトを計画しよう
    3. プロジェクトに優先順位をつけて一つ一つ集中して取り組もう
  • Getting Things Done
• この｢外部記憶」の構造についても詳しく述べられている
  • 優先順位の付け方
  • カレンダーにフックをつけるやり方( X月X日 に思い出せるようにする仕組み )
  • 人に頼むやり方
  • 新たな依頼を断るやり方
  • 2分でできるプロジェクトは、その場でやろう
  • ちょっとしたプロジェクトは、空いている時間にやろう。どういう場所で実行可能かであらかじめ分類しておくと便利(@電話機の前、@会議中 、@自宅 とか)
  • ・・・

---

• 現在 GTD の｢外部記憶」となる Webサービス を作成中 (正確には構想中)

2009-09-21 闘うプログラマー、日経BP、G・ﾊﾟｽｶﾙ・ｻﾞｶﾘｰ、2009復刊(初出1994) †

• これはスゴ本。プログラマなら絶対に呼んでおくべき
• デビット・カトラー と Windows NT 開発の物語
• デビット・カトラー
  • 1942〜。ミシガン州の人
  • 1970年代に、DEC でミニコン用OSの開発をリード( VMS )
  • 1980年代、VMS を拡張し 32bit RISC プロセッサおよび UNIX に対応させるプロジェクトに携わるも計画中断
  • 1988年 Microsoft に移籍し、Windows NT の開発をリード。NT 3.1 〜 2000 の開発および MIPS/Alpha/x64 への移植に携わる。現在も技術フェローとして在籍
• Windows NT
  • 1994年に初版の 3.1 が発売されて以来 Microsoft 製品およびサービスの基幹となる OS
  • マーケティング上の理由で、当時発売されていた DOS ベースの Windows 3.1 とバージョン番号をあわせたため、NT の初版も 3.1 となった
  • DECのミニコンの設計思想を取り入れた OS。NT の開発以降、全く新しい OS は開発されていないといっても過言でない (Be とか TRON とかマイナーな例外はあるけど、NT 以外は大抵 Unix の子孫)

---

• 緻密な設計思想と計画、十分な資金(最終的に1億5千万ドルかかった)があっても、NT開発プロジェクトには次々問題が発生する。
• まさに胃が痛くなるような展開(実際に制酸剤を常用していたメンバーもいたそうな)
• 物事が上手くいかないとカトラー御大が、怒鳴り散らしながら壁を思いっきりぶん殴るので、NT開発センターの壁はボコボコだったそうな
• それでもプロジェクトをまとめていられたのは・・・
  • カトラー自身が超一級のプログラマだった
    • (実際にMIPS版のカーネルの一部は自分で書いた)
  • プロジェクトの勘所が分かっていた
    • (プロジェクト終盤にはテスト・ビルドセンターに常駐。どうしてもテスターや構成管理者はプログラマーに比べて二線級の人材とみられがちだが、カトラーが常駐して一緒にテストをすることにより、プロジェクトの成否がテスト・ビルドセンターにかかっていることを示した）
  • カトラーの上司が、バッファ役を上手くこなしたため
    • カトラーに怒られて凹んでいるリーダー級の人間の話を聞く
    • ビル・ゲイツにカトラーの考えていることを上手く伝える
    • カトラーを誘導する
• ドッグフードを食べるというのは、言い古されているが良い方法。
  • 未完成の NT を使って NT の開発を行った
  • 自ずと優先順位が決まるほかに、士気にもよい影響
  • 開発効率の低下を補って余りある
  • 品質にも良い影響
• それでもβ版配布の前日に最重要度のバグ "Show Stopper" がモリモリ見つかる・・・

---

優れた作品は愛情と暴力によって創造される

• こういうプロジェクトで仕事をしたことある。
• 混乱して行き先を見失ったプロジェクトにはこのタイプのリーダーが確かに必要
• NTには比べるべくも無いが・・・そのプロジェクトも無事稼働にこぎ着けた
• 2見さん・・・

2009-09-21 MDR-NC33、Sony、2009 †

• ノイズキャンセラ付きヘッドホン。公称 90 %カット
• 前任の MDR-NC22 のクリップが折れてしまったので購入
  • 一級国道沿いの電車の高架化工事現場で、踏切の直前・直後の歩道が通行止めになっており、車道に出なければならないところがあった。
  • 運悪く、ちょうどその場を歩いているときに車道の信号が青に変わり、また踏切の警笛が鳴り始めたため戻ることもできず、十数メートルを全力疾走する羽目になった。
  • そのとき折れてしまった。
• 電車の中で音楽や Podcast を聞くには、もうノイズキャンセラは手放せない
  • 本当に外界の音がきれいさっぱり消えるわけではない
  • しかし、音圧を上げて雑音を追い出さなくても、普通の音量で聞けるようになる
• iTune に対応した Walkman が発売されるか、ノイズキャンセラ付きの iPod が発売されればすっきりするのだが・・・

2009-09-21 EP1520P-S、Panasonic、2007 †

• 最近、朝起きると足裏が凝っている。というか筋肉がカチカチになっていて痛い。しばらく歩いていると収まる。何かの病気か知らん。
• 寝る前に「強」で15分揉むと少しは楽になる

2009-09-12 大阪ですごいプロジェクトが進行中らしい †

• http://www.hetga.com/rubber-duck-project2009-suitoosaka.html
  
   
  
   
  
• 東京 : 1/1 ガンダム
• 神戸 : 1/1 鉄人二十八号
• 大阪 ・・・・・ 高さ 10m のあひる

2009-09-11 同窓會 †

• 甲府で 18 時より同窓會。皆息災。
• 学生時代にあまり勉強をせず就職氷河期を迎えてしまった連中なのに、皆なぜか食うには困らない地歩を得ている。最も社会適合性が低いと言われた私でさえ何とか馘にならずに糊口をしのげている
• 幸運にもそれぞれが偏執狂的なこだわりを持つ分野に職を得た。たとえ総合的なパフォーマンスが劣っていても、あるニッチで頭一つ出ていれば何とか生きられる。ガウゼの法則の応用。

2009-09-06 スカイ・クロラ、押井守、2008 †

• http://sky.crawlers.jp/tsushin/
• 世界中から戦争が無くなった近未来、そこでは平和を実感するためにショーとしての戦争が行われていた。
• 戦っているのは、遺伝子操作で生まれたキルドレ。思春期で成長が止まり、そこから老化しない代わりに、周囲の環境を現実感を持って受け入れられない。
• 人々は、彼らがレシプロ機を駆って殺し合いをするのを近代的な大画面テレビとCGで鑑賞している。
• キルドレの多くは半年程度で戦死する。しかし、彼らが死ぬと、同じ遺伝子をもつキルドレが別の名前を与えられてリリースされ、空軍基地では何事もなかったように戦争が続く・・・
• 「いつも通る道でも違うところを踏んであるくことができる。いつも通る道だからって景色は同じぢゃない。それだけではいけないのか？それだけのことだからいけないのか？」
• 敵方のエースパイロット "teacher" に、キルドレ達は次々と撃墜される。"teacher" は、普通の人間であることが示唆されており、物語の終盤で主人公は "teacher" に単機挑みかかる
  • "I'll kill my father." って言っているから、キルドレの遺伝子ソース？
  • "teacher" からみると、いつも同じ戦法で挑みかかってくるカモ
• なんか怖い話だなぁ・・・

---

原作は、森博嗣。シルバーウィークにでも読むかな

2009-08-30 衆議院選挙 †

• 本日の衆議院選挙で、民主党が圧勝 ４８０議席中３００議席超を獲得
• しかし、今日の私の気がかりは、昔作った某新聞社の社内速報システムがちゃんと動いているか・・・
• Jabber を拡張したプロトコルで、ニュースが全端末に配信される仕組み。一応、納品時に 1000 Base-T の帯域を使い切る位の頻度で記事が入ってくるテストをやってはあるけど・・・
• 今更大丈夫だったか聞けないし、駄目だったら駄目でそのことを聞きたくもないが、やはり気になる。

2009-08-30 Radiant †

• http://www.radiantcms.org/
• こういうものを作ろうと思っていた!!!
  • Java EE で Wiki / CMS を作る
  • JRuby で plugin を書いて動的に拡張できるようにする
  • このプラットフォーム上で動く plugin を作り、こういうことをやりたい
    • GTD
    • RSS Reader … GTD の「資料」として使う
• まぁ、私なぞが考えつきそうなことは、すでに誰かが思いついて、多くは形になっていますな
  • めげずに、よい先行事例ができたと思って、参考にさせてもらいましょう

2009-08-30 理系数学サマリー、数学書房、安藤哲哉、2008 †

• 高校から大学２年までの数学のサマリ
• 一応数理工学で修士号をもらったが・・・結構数学わからない 。
• もちろん公式を使って計算をすることはできるが、根本的に何をやっているか理解していなかった
• たまたま本書を見つけた。これも何かの縁、数学の復習をしてみることにしよう。

2009-08-30 元素周期 -萌えて覚える科学の基本-、PHP研究所、ｽﾀｼﾞｵ･ﾊｰﾄﾞﾃﾞﾗｯｸｽ、2008 †

2009-08-30 現代萌衛星図鑑、三才ブックス、しきしまふげん、2009 †

• ETS(きく) や SELENE(かぐや) が、萌え美少女に・・・
• ちょっとだけ、つくばの JAXA でそれ関係の仕事をしたことがある

2009-08-30 ねこ耳少女の量子論、PHP研究所、竹内薫、2009 †

2009-08-30 ｸﾙｰｸﾞﾏﾝ教授の経済入門、ちくま学芸文庫、ﾎﾟｰﾙ･ｸﾙｰｸﾞﾏﾝ 訳:山形浩生、2009(原文は1990) †

2009-08-29 Braun シェーバー網刃・内刃コンビパック F/C8000 †

• 切れ味が悪くなったので交換(前回交換は 2008-10-11)
• えらい剃れるようになった

2009-08-29 Mac OS X 10.6 Snow Leopard、Apple、2009 †

• Unibody Mac Book (Late 2008) にクリーンインストール
  →Mac Snow Leopard

2009-08-29 お散歩 †

• 試験後に、区役所で期日前投票をして銀座へ。(定期券通用区間 )
• ビックカメラで、Mac OS X 10.6 Snow Leopard を買ってくる。iTune Store の 1曲無料チケット二枚付き。
• 例のごとく鈴木水産でマグロを買う。

2009-08-29 JSTQB試験受験 †

• Basic JSTQB試験カンニングペーパー
• 大正大学で受験。試験会場の第三校舎と第六校舎はほぼ満杯。人出の多さにびっくり。
• 合格したかは微妙。気にかかっていた２問は後で調べると正解だった。
• そもそも合格基準が未公開なので、何ともいえないけど、経験上こういう場合は大丈夫でしょう。

2009-08-22 朝顔 †

2009-08-16 Not too late、Parlophone、Norah Jones、2007 †

2009-08-16 Come away with me、Parlophone、Norah Jones、2002 †

2009-08-16 KIDS BOSSA、エストゥエス、2008 †

• 近所の商店街にある CD 屋さんが閉店するというので餞別代わりに買い物に行ってきた
• 思えば最初に CD を買ったのはこの店だ。
• もっとも、我々が専ら Amazon や iTune Store で音楽を買っていたから閉店の憂き目を見ることになったんで、いまさら餞別もないだろうけど・・・

---

• ABC、森のクマさんなど・・・
• 童謡をボサノバ風にアレンジしてすごいことになっているのを期待していたのだが・・・
• 本当に子供が童謡を歌っているだけ・・・
• さすがに、CD 1枚通して聴くのはつらいけど、Shuffle で聴いているときに Queen の後あたりに偶然出てきたらおもしろいかもしれない。

2009-08-16 さんぴん茶 赤大、比嘉製茶 †

• さんぴんちゃ(香片茶)。
• 夏といったら冷やしたさんぴん茶。
• 10本まとめて沖縄県物産公社に注文

2009-08-02 赤塚不二夫　裏1000ページ 上・下巻、INFASﾊﾟﾌﾞﾘｹｰｼｮﾝｽﾞ、赤塚りえ子監修、2008 †

• 新宿の模索社で購入、amazonでの取り扱い無し。
  • 上巻 : ISBN 978-4-900785-76-2
  • 下巻 : ISBN 978-4-900785-77-9

2009-08-02 ダルタニャンの生涯 -史実の『三銃士』-、岩波新書、佐藤賢一、2002 †

• 絶対王政が確立されたフランスでの立身出世伝
• 「三銃士」のモデルともなったダルタニャンは実在の人物。
  • ただし、アラミス・トレビスとともに奸臣リシリューと陰に日向に闘ったりはしない
  • というか、そもそも宰相マザランの銃士隊士として出世した
  • 後に、国王が信頼する重臣の一人になる（息子二人の洗礼親になるほど)
• 絶対王制の雰囲気をルイ１４世の宮廷と、郷士から国王の親衛隊長にまで出世したダルタニャンを切り口に描く
  • 近代の官僚のように序列が決まっていて、国王と国家に対する忠誠を要求される反面、官職と権限は個人の財産と見なされて売買される。
  • そして、仕事をする上で必要とあらば私財を投げ打つのも当たり前。
  • その費用をまかなうために、金はないが有能な男性は、金を持っている女性と結婚するのが当たり前。名家の女性も金はないが有能な男性と結婚するのが当たり前。
  • しかし、単純に中世封建制の騎士道と、近代国民国家の官僚の中間というわけではない
  • 中世の英雄豪傑でもなく、近世の無個性な官僚機構でもない、アツい男たちの物語

2009-08-02 英仏百年戦争、集英社新書、佐藤賢一、2003 †

• 歴史の教科書を見ると、英仏の英雄豪傑が華々しく両国の名誉を賭けて戦ったような印象があるが・・・
• 実際には、英仏百年戦争によって「国家」が作られた
  • フランスは、部族の連合体。フランス王家が諸侯の中で頭一つ抜けている封建国家
  • イングランドに至っては、フランスのアンジュー公の植民地
• 英仏百年戦争は、フランス王家とアンジュー公家のお家騒動(両家には複雑な姻戚関係がある)
• しかし、百年にわたって戦争を続ける中で、両国の国民は次第に国家の形を意識し始め、ついには後の絶対王政・近代国家への道を開くことになる

2009-08-02 だる〜 †

• 頭痛と倦怠感で一日横になったまま。チョコラBB大量摂取
• トレーニング・ジムをサボる。やっぱり、一週間に一度はサウナに入らないと気持ち悪いな・・・

2009-08-01 模索社 †

• http://www.mosakusha.com/voice_of_the_staff/home/

  「模索舎」とは……一般書店ではほとんど手にすることのない、
  ミニコミ(自主流通出版)・少流通出版物の取扱書店です。新宿に実在します。

  (「実在」かい！)
• 左翼系の出版物が多い。他、文芸評論や自費出版の研究書、稀覯本の漫画など。・・・警視庁の教本(「職務質問の手引き」)とかが売られていたけど良いんだろうか・・・
• 店内には一種の圧迫感がある。世に受け入れられないことを承知で執筆者が本に込めた精魂が共鳴し、一種の怨念になって迫ってくるような感じすらする。
• 嫌いではないし、また寄ってみようとも思うが・・・帰り際に紀伊国屋に入ったらほっとした。

2009-08-01 Triassic 、Jurassic 、Cretaceous †

• 中生代の年代区分

  Triassic	三畳紀	2億5100万年前〜1億9500万年前
  Jurassic	ジュラ紀	1億9500万年前〜1億3500万年前
  Cretaceous	白亜紀	1億4000万年前〜6500万年前

• 下のサイトの地質年代区分表がよくまとまっている。他の記事もおもしろい。
  • きまぐれ生物学
  • 慶応の助教授(藻類が専門らしい)のまとめサイト

2009-08-01 マニフェスト出そろう †

• 404 Blog Not Found : 自民と民主のマニフェストを比較しようとして挫折
• 全首肯。
  • 民主党のマニフェストは具体的で、少なくとも各項目に○×が付けられる。
  • 自民党のマニフェストは抽象的で、結局何も約束していないに等しい。評価の俎上にすらあげられない。
• コンピュータ業界の下積みの人間としては、ああいう好い加減な「仕様書」には殺意 すら覚える
  • よく、インチキ・コンサルタントが使う手。「○×がつけられない仕様書」＝「×がつけられない仕様書」＝「非の打ち所がない仕様書」
  • お客さんは大満足で目の玉の飛び出るような報酬を彼らに支払う。
  • で、我々がそれを引き継いで、実際にシステムを作る段になると・・・(以下生々し過ぎるので自粛)・・・

---

• 今回の選挙の争点が、利権の分配に偏りすぎている
  • 高速道路の無料化
  • 農家への個別保証
  • 少子化対策
  • 最低保障年金
• 政官財の癒着による既得権(俗に公共事業費の5%がキックバックされていると言われる)を上記に付け替えるというのは直近の目標としては良いかもしれない
• でも、そろそろ負担の分配を話題に挙げた方が良いような気がするが・・・
  • 所詮は再配分なんで、誰かに配分する分は、誰かが負担しなければならない
  • 個々の事業について「財源どうする！」っていう細かい話ではなくて、政府の役割と誰がどれくらい負担するかの整理を一からやり直した方が良いように思う
    • 社会基盤を維持する役割(軍・警察・エネルギー・運輸・食糧・・・)
    • 国民全体で個人のリスクをシェアする役割(健康保険・失業保険・障害者保健・年金・・・)
    • 将来の発展のための投資(研究開発・教育・少子化対策・・・)
• 今悪し様に言われているけど、小泉・竹中改革の小さな政府路線は正しいように思えるけどなぁ・・・政府は現役の国民が負担できる経費の範囲内でしか仕事をできない(するべきではない)。フリーランチは後で手痛いつけを払うことになる
  • 国債がファイナンスできているとき(フリーランチ)

    民 ----現金---> 政
    間 <---国債---- 府
    部              部
    門 <-公共事業-- 門

    • 民間部門は、現金と国債を交換する( ±0 )
    • 民間部門に、資金が投入される (プラスの効果)
  • 国債を償還するとき

    民 ----国債---> 政
    間 <-元本+利息- 府
    部              部
    門 ----増税---> 門

    • 民間部門は、国債と現金を交換する( ±0 *1)
    • 民間部門から、資金が引き揚げられる (マイナスの効果)
  • よく、国内で国債がファイナンスできるうちは、赤字を垂れ流して良いんだという人が TV に出てくるが、国内の投資家に買って貰おうが、国外の投資家に買って貰おうが、払うツケは変わらない。
    • 払ったツケが、国内投資家に返ってくるっていう理屈なんだろうが、国債は金庫に５年間しまっておかなきゃいけない借金証文ではなく、日々売買される流動性の高い資産(つまりは現金とほぼ同じ)なので、現金と国債の交換は政府部門にとっても民間部門にとっても±０の効果しかない
• 少子化対策もいいけど、我々がそのために振り出した空手形で苦しむのは、当の子供たちでは？

---

• とりあえず、「マシな方」ということで、今回も民主党に入れるつもりだけど・・・

2009-07-26 Iserlohn †

• 公式ページ
  • http://www.iserlohn.de/englisch/index.php?lang=en
• 村営ビール工場
  • http://www.iserlohner.de/
• Wikipedia
  • http://en.wikipedia.org/wiki/Iserlohn
  • 注釈に銀河英雄伝説へのリンクが・・・

---

現在 CS 放送で OVA 版の銀河英雄伝説を見ている。ちょうど Iserlohn に、「8月の新政府」が樹立されたところ

• National Anthem of the Free Planets

  Liberty stands for freedom
  Oh, hail! the flag that set us free (万歳！我らに自由をもたらす旗よ)
  Standing righteous, symbolic of strength (正義によってたつ、我らが力の象徴)
  Our hopes for freedom to be
  My friends, not so far away
  Rulers will reunite hand in hand (支配者たちは再び結集するだろう)
  Oh hail! Liberty Bell! (万歳！鐘を鳴らせ）
  True freedom for all men (真の自由を全ての人に)
  
  Fighting hard for the future
  The promise of a better day
  For tomorrow we drink from the cup
  The wine we fought for today
  My friends, let us sing a song
  Sing along, ring a bell: Liberty! (歌声高く歌い、自由の鐘を鳴らそう!)
  Oh hail! Liberty Bell!
  True freedom for all men
  
  "F" that stands for our freedom ("F"の字は我らが自由のためにたつ)
  As well as the flag stands so strong (国旗と同じくらい力強く)
  Spirits set free in our future land (我らの思いはいつの日か自由の国を作るだろう)
  So let us share in this song
  My friends, not so far away
  Rulers will reunite hand in hand
  Oh hail! Liberty Bell!
  True freedom for all men

• 小説版(徳間ノベルズ、1982-1989、全10巻)
• OVA版(1988-1997、全110話)
• あらすじ:
  • 本編の800年前 銀河連邦、銀河系の 1/3 にまたがる領域と 3000 億人の人口を抱え、繁栄を謳歌
  • 本編の500年前 閉塞感の漂う中、連邦市民は一介の軍人（ルドルフ大帝) に独裁的な権力を与えてしまう。銀河帝国ゴールデンバーム朝樹立
  • 本編の300年前 アーレハイネセンら、辺境の政治犯収容施設よりドライアイスの宇宙船で脱出。50年に渡り未踏宙域をさまよい(長征2万光年)、ついにバーラト星系で自由惑星同盟を樹立。多産を奨励し、急速に勢力を拡大。
  • 本編の150年前 自由惑星同盟と銀河帝国が衝突
  • 本編の舞台 銀河帝国と自由惑星同盟の泥沼の消耗戦の結果、人口は帝国250億人・同盟130億人にまで減少し、人類社会は疲弊の極みに達しようとしていた・・・
• 主人公は２人
  • 片方の主人公は、帝国の貧乏貴族に生まれるが、天才的な軍略で驚異的なスピードで昇進し、ついにはゴールデンバーム朝と腐りきった貴族制を打倒する。そして、新帝国(ローエングラム朝)を打ち立て、公正で活力のある理想的な独裁政治をはじめる。
  • もう片方の主人公は、自由惑星同盟に生まれる。辺境惑星で昼行灯の下士官を決め込んでいたが、帝国軍の急襲に際して伝説的な撤退戦を指揮し、ほぼ全ての市民の脱出を成功させる。以降、徐々に衰退する同盟の中で救世主的な扱いを受ける(魔術師ヤン)。何度か腐敗した文民政府を打ち倒して軍事独裁政権を樹立するチャンスがあったが、決して軍の文民統制の原則からはみ出そうとしなかった
• テーマ : 腐敗した民主政治と、理想的な独裁政治のどちらが良いのか？

2009-07-25 Very Best of Jethro Tull、Jethro Tull、EMI UK/Chrysalis UK、2001 †

• http://www.j-tull.com/

2009-07-25 FX-08Mini、Planex、2004 †

• USBから電源がとれる 8 Port HUB
• 某所で１ヶ月だけ有線LAN の HUB が必要になったので購入
• お役ご免の後は自宅で使う予定
  • すでに無線 LAN Router の有線 LAN の差し込み口がいっぱい
    • Port 1/4 : テレビ
    • Port 2/4 : ビデオ
    • Port 3/4 : プリンタ
    • Port 4/4 : Linuxサーバ (この Wiki が動いている)
  • 現時点で何か増設する予定はないのだが、そろそろ HUB が要るかなと思っていたところ
    • スカパーHD とか
    • RAID NAS (数TB) とか
    • GPS時刻同期型機能付きの NTP 時計とか、エアコンとか、電子レンジとか・・・
    • まぁいずれ要ることになるでしょう
• Linux サーバの移行は・・・今のところやる気がない
  • このサーバで使っている 5年前の Geode NX 1500@6W (Athron 1GHz の低電圧駆動選別品) と、最新 ATOM は、演算速度も消費電力もほぼ同じ
  • 新しい Linux ディストリビューション ( or Solais )でサーバを立てるの面倒くさい。設定の仕方も Suse 10 とは大分違っているだろうし
  • データ移行どうすんのよ・・・
  • どーせ、すぐにはまともに動かなくて、運用しながら不具合箇所直していくんでしょ
  • 今のままでも十分動いているし
• ああ、俺もオッさんになってきたのかなぁ
  • このサーバを組み立てたときには、喜喜としながら秋葉原に行ってファンレスサーバの部品を買ってきたものだし
  • Linuxをインストールしてインターネントにつなぎ、サービスが一個一個立ち上がるたびに欣喜雀躍したものだ

2009-07-21 選挙に行ってマシな候補に投票しよう！ †

• 本日衆議院解散
• よく、「自信を持って国会に送れる候補が選挙区にいない」という理由で、棄権したり、白票を投じる人がいるが、根本的に自由選挙を勘違いしている
• 選挙とは、候補者の中で一番マシな候補に投票するもの
• そうしないと、「集票マシン」の意見しか政策に反映されなくなる
  • 単にある政治家のファンであるという固定層も居るには居るだろうが・・・
  • 集票マシンの大半は利権や宗教がらみ
• 仮に投票率 50% で、その半分を得票できれば当選できるとすると 50% ÷ 2 = 25% の支持で当選できる
  • 農家 + 土建 + 宗教 + 医師会 + 郵政・・・ ≒ 25%
• 逆に言うと 75% の不利益になることでも、集票マシンの 25% の利益になることをしないと選挙で当選できない。
• かくして、無駄な道路が造られたり、さんざん土地改良をした優良農地がイオンのショッピングモールになったりすることになる
• 仮に自民党(公明党)の候補者に投票するのでも、投票率が 60% になれば、集票マシンの 25% の他に、5% の一般人の支持が必要になる
• 投票率が 70% なら集票マシンの 25% の他に 10% の一般人の支持が必要。逆に集票マシンの 25% を切り捨てて、45% の一般人の支持を求めるという選択肢も出てくる。切り捨てるまでは行かなくても、集票マシンは、好き放題に国家や自治体を壟断できなくなる。
• 民主国家は、多数決で物事を決める(＝利権の配分を決める)ので、集票マシンのような団体が出てくるのは宿痾のようなもの。この宿痾を大病に発展させない唯一の方法は、政治に関心の無い(=特に利権の恩恵に浴していない)人が、きちんと投票に行って、いい加減にその場の気分ででも一票を投じること

2009-07-21 中村芝翫 †

• 7代目中村芝翫(1928〜)
  • http://www.kabuki.ne.jp/meikan/members/actors/a0051_sikan.html
  • 女形の歴史的名人
  • 人間国宝
  • 5代目中村福助(1900〜1933)の子。父が早世したため、祖父5代目中村歌右衛門(1866-1940)に育てられる。
  • 1967年襲名
  • 子 : 9代目中村福助、3代目中村橋之助、18代目中村勘三郎夫人

2009-07-20 黄金の都シカン展、国立科学博物館 †

• 上野の国立科学博物館で開催されている、黄金の都シカン展( http://www.tbs.co.jp/sicanten/ )を見学
• シカン文明(750年頃〜1350年頃)、南米アンデス西岸に発展したプレ・インカ文明
  • インカ文明(1438年〜1533年)
• 豊富な鉱物資源と高度な冶金技術により黄金文化が栄える
• 展示物
  • ピラミッドに隣接する墓所から発掘された黄金の大仮面
  • 全面に顔が裏打ちされているカップ
  • カリブ海から輸入された貝殻と、職人が端材で作った自分用の副葬品
• メソアメリカ文明(マヤ、テオティワカン、アステカ)みたいに怖くない
  • 舌や性器に穴を空けたり、心臓をえぐり出したりするような事はなかったみたい
  • 逆に、そこがメソアメリカ文明の魅力的なところなのだが
• シカン文明の遺跡の発掘は 1990 年代に始まったが、エルニーニョによる大雨で中断。ようやく近年発掘が再開された。

2009-07-19 PLUTO 001〜008、小学館、浦沢直樹×手塚治虫、2004〜2009 †

• 鉄腕アトムの「地上最大のロボット」のリメイク
  • 贅沢が過ぎて国を追われたアラブの王様が、国に返り咲こうと地上最大のロボットPLUTOを作り上げる。そして、その強さを証明するために、世界最高と言われる 7 体のロボットを次々に襲わせる。最後に残ったアトムも PLUTO に襲われるが・・・
• 見事に「地上最大のロボット」の不条理さが、浦沢流の劇画として現代に甦っている。
  • マスターキートン、MONSTER、柔、・・・
• 主人公は、アトムではなく、原作では脇役のドイツのロボット刑事ゲジビト。
• その他、原作では PLUTO に瞬殺されていた6体の世界最高のロボットにもそれぞれ人生があり、苦悩を引きずっている。
• 天馬博士、アブラー博士のマッド･サイエンティストぶりも堂に入ったもの、すばらしい
• とにかく大人買いした価値は十分にあった

2009-07-19 だまし絵展、Bunkamura †

• Bunkamura にて開催

---

• トロンブルイユ
  • フランス絵画の伝統技法で、登場人物が絵画から飛び出そうとしているように見えるだまし絵（チケットでは、額縁を少年が踏み越えようとしている。踏み越えようとしている額縁は本物ではなく絵として描かれた物）
  • 近代アメリカ絵画で再発見されたトロンブルイユ
• 日本のだまし絵
  • 「みかけはこはゐがとんだいゝ人だ」
  • 歌川国芳。笑っている人が寄り集まって、怒っている人の顔を作る寄せ絵
• アルチンボルドのウェルトゥムヌス
  
  • 本展覧会の目玉
  • ウェルトゥムヌス(古代ローマの豊穣の神)。ルドルフ２世のパロディ肖像画。ルドルフ２世自身も気に入っていたと伝えられる。
  • ルドルフ２世

    マクシミリアン１世(1459-1519)
                ｜
    フィリップ美公(1478-1506)
                ｜
    フェルデナント１世(1503-1564) (ｵｰｽﾄﾘｱ･ﾊﾌﾟｽﾌﾞﾙｸﾞの祖。カール５世の弟）
                ｜
    マクシミリアン２世(1427-1576) 
                ｜
    ルドルフ２世(1552-1612)

    • 神聖ローマ皇帝。多民族国家の統治に関心を失い、死後に勃発する３０年戦争の遠因を作る。６０歳で死去するまで未婚。
    • 科学(魔術)と芸術に対して深い関心を持っていた。現代天文学の基礎を築いたティコ・ブラーエやケプラーのスポンサーでもあった。永久機関詐欺のいいカモとして有名。
  • 現代の錯視画
    • エッシャーの絵が数点
    • 凹んだキャンパスに(遠近と凹凸を逆にして)町並みを書くことにより、観覧者が視点をずらすと町並みも一緒にずれるように見える現代作家の作品数点

---

• 人多すぎ、しかも周りがカップルばかりだったので、アルチンボルドの他は素通りして早々に切り上げる

2009-07-19 今日の散歩(渋谷〜原宿) †

• 東急ハンズで買い物
  • １００円ボールペンの換芯
  • 手帳用の極小ボールペン(こちらは本体)
  • ガチャックの換玉
• Book Off で、漫画の古本を購入
  • 先頃完結した浦沢直樹の Pluto 001巻〜006巻
  • (007巻、008巻は別途新刊本を購入)
• Bunkamura で、だまし絵展を観覧
• 観世能楽堂わきを抜けて井の頭通りへ
• 代々木公園を横断して原宿へ
  • 炎天下の芝生はきれいだ
  • 明治神宮沿いの杜はかなり涼しい。深山幽谷とまではいかないが、里山の森にいるような錯覚を覚える。そういえば代々木公園は東京の「鎮守の杜」だ

2009-07-14 消えた10日間 †

• 13Cよりユリウス歴の不備が指摘される
  • 1000年で太陽の運行と暦に約8日の誤差が生じる
• 教皇グレゴリウス13世は、復活祭をはじめとする宗教行事の開催日を太陽の運行に合わせるために暦に二つの操作を加えることを決定した
  • 過去にユリウス歴で貯まった誤差を解消するために、10日間を無かったことにする決定をした。
  • 将来の誤差を抑えるために、閏年にルールを追加した
    • a)西暦年が4で割り切れる年は閏年 (ユリウス歴の閏年はこのルールのみ)
    • b)ただし、a のうち 西暦年が100で割り切れる年は平年
    • c)ただし、b のうち 西暦年が400で割り切れる年は閏年
  • 約3300年に1日の誤差となる
  • ルール c により 2000年は閏年
• 宗教行事の日付の決定権(=教皇庁の宗主権を認めるか)に関わってくるため、一斉に切り替えられたわけではない

  1582年 2月24日	ローマ教皇庁（教皇グレゴリウス13世)、ユリウス歴からグレゴリオ歴に移行することを公布(同年10月4日の翌日を15日とする)
  1582年10月15日	イタリア･スペイン･ポーランド、グレゴリオ歴に移行
  1582年12月20日	フランス、グレゴリオ歴に移行
  	神聖ローマ帝国ではカトリック都市から徐々にグレゴリオ歴に移行。
  	別の方法で計算した結果、偶然同じになったという妥協案で17C末にはプロテスタント都市も含めてほぼ完全に移行
  1752年 9月14日	イングランドおよびアメリカ植民地でグレゴリオ歴に移行
  1873年 1月 1日	日本、グレゴリオ歴に移行
  1912年 1月 1日	中華民国、グレゴリオ歴に移行
  1918年 2月14日	ソビエト連邦、グレゴリオ歴に移行
  1923年 3月 1日	ギリシャ、グレゴリオ歴に移行

• Unix の cal コマンドでは、イングランドがグレゴリオ歴に移行した 1752年9月 から 11 日間が無くなっている
  • 1600年は、ユリウス歴でもグレゴリオ歴でも閏年
  • 1700年は、ユリウス歴では閏年、グレゴリオ歴では平年 (<-この1日分を足した11日)

2009-07-05 どんだけ秋葉原が嫌いなんだ・・・ †

• 某所にうち捨てられていた HP のプリンタを使いたいが、ヘッドの交換が必要。
  
  • しかし、新品のヘッドは 4000円以上する。(黒・シアン・マゼンタ・イエロー 4色換えると 16000円)
  • しれっと買ってしまい、領収書を持って帰ればきっと払ってくれるだろうが、嫌みの一つも言われるに違いない
• 秋葉原の USERS SIDE で、使用期限切れの新品が 500円で売られていたので買いに行った (→ちゃんと使えた)
• Webサイトに載っていた店舗の地図がおもしろい
  
• 往路は忠告に従ったのだが、復路は怖い物見たさに表通り（中央通り）を通った
• 表通りの大型店の一階は全てゲーム売り場で、しかもエロゲーのデモがズラリと・・・たかだか数百メートルを歩くのに異様に疲れた・・・人の言うことはきいておくものだ

2009-06-14 君主論、講談社学術文庫、ニコロ・マキャベリ、2004 (原著は 1513 頃) †

• マキャベリ。中世イタリアの外交官、政治思想家。1469-1527

  1469年 マキャベリ誕生
  1494年 シャルル８世(フランス)、フィレンツェに侵攻。
         屈辱的な譲歩を行ったメディチ家に憤慨した民衆はメディチ家を追放
         共和国が成立。
         
         このころ、マキャベリは外交官として活躍する
  
  1512年 ローマ教皇庁の後押しによりメディチ家復権
         
         このころマキャベリがメディチ家に君主論を献納(就職論文)
         
  1527年 ローマ強略。教皇庁の後押しを一時的に失ったメディチ家再び追放される
         メディチ家に近かったマキャベリは官界より追放される。同年死去
         
  1531年 再びメディチ家が復権。教皇庁よりトスカーナ大公の爵位が授与される。

---

Random